すでにSonyは5月17日に品川で一般向けのスペシャルイベントを開催することを告知しておりおそらくですがXperia 1Ⅵなど新製品の説明やタッチ&トライがあると推測できることができる。
つまり5月17日より前にグローバル向けの新製品イベントが開催される可能性があります。今回はXperia 1Ⅵに最低限期待したい3つのことについて主観的にまとめたいと思います。
カメラのコンセプトを維持。
すでに有名なリーカーがXperia 1Ⅵのほぼ確定的なレンダリング画像を公開しており事前情報通りデザインが刷新され約5年続いたアスペクト比21:9が終焉する可能性が高いです。
デザインの変更に加え直近のリークをみる限り期待している声もあれば失望している声もある。まず一つ目としてカメラですが最低でも現行モデルのコンセプトは踏襲してほしいと思います。
Xperia 1Ⅴでは全画角での4K/120fps撮影やバースト撮影に対応と分かりやすくなった。今までは画角で出来ることに違いがあったのがXperia 1Ⅴで揃ったということはSonyがやりたかったことの一つがハードでは揃ったことになり今後はカメラソフトの進化に期待したい。
ちなみにSonyはなぜXperiaでLYT-900など最新の大型センサーを搭載しないのかとの声を聞きますが同じSonyだからといってイメージセンサーとモバイルでは部門が違います。
またLYT-900やIMX989など大型センサーは中華メーカーの多くが積極的に購入している感じ。その中でイメージセンサー部門がモバイル部門に価格を下げてまで引き取ってもらう必要なし。
自分は今まで勘違いしていましたがExynosはSamsungの半導体部門が開発しているSoCで別にモバイル部門が開発しているものではなく採用するか否かはモバイル部門の判断次第。
現にExynos2300はパフォーマンス不足が原因でモバイル部門は採用しませんでした。ただExynos2000シリーズは実質Galaxy Sシリーズ向けとなっており半導体部門としてはモバイル部門に少しでも多く採用してほしいところで結果モバイル部門は安く仕入れられるのかも。
ただSonyのカメラセンサーで見ればXperiaに拘らずとも多くの顧客を抱えている状態です。こう考えると同じSonyグループだからといってモバイル部門が優遇されにくい可能性も。
結局モバイル部門としてはコストの問題などからも最新の大型センサーを採用できず。
またどのような違いがあるのか不明ですがXperia 1ⅤのメインカメラセンサーはIMX888ですがOppo Find N3でみるとLYT-T808とハード上同じでもブランド名含めて違うという感じです。
何か独自のカスタマイズをしているのか不明ですが仮にXperiaでLYT-900を採用するとしてもLYTブランドではなくExmorブランドとして発表した上で採用する可能性があるかなと思います。
少なくとも現状だとXperia 1Ⅵではハードの進化にあまり期待出来ない状況に違いはない。ただXperia 1Ⅴで揃ったハードとソフトを上手く活かした上で進化してほしいと思います。
個人的にはナイトモードのオン/オフが出来るようになったりPhoto ProとVideo Proの統合などがあればもっと使いやすくなる印象でカメラユーザーでなくても分かりやすくなるかも。
ディスプレイの底上げ。
次に2つ目としてはディスプレイの進化ですが事前情報通りであればコストカットのためにアスペクト比19.5:9+2Kのディスプレイに変更されると予測されていますが変更するなら今まで拘りが逆に足枷になって強化しにくかった部分をしっかり底上げしてほしいと思います。
まずディスプレイ輝度でXperia 1ⅤはHDR表示で1000nitsを超えないことからもライバル機種と比較すると物足りない感じでしたが今までは4Kに対応していたことからも高精細な映像をしっかりと楽しむのであれば屋外ではなく屋内だと思うのでそこまでの明るさは必要なかった。
ただ2Kに変更されるのであれば他社と同様のスペックはやはり求められるようになるので多少電池持ちを犠牲にしてでもディスプレイ輝度はやはり強化する必要があり中華メーカーみたくピーク輝度で最大5000nitsとかは必要ないですがHDR表示で1200nits程度でれば印象が違う。
近年のXperiaは平均値が高いのかスペックの割には明るいと感じることが非常に多いです。ただ屋外ではちょい物足りなさを感じることがあるので1200nits程度になれば汎用性の改善。
過度なスペック競争はユーザーに恩恵がないので必要ないですが4Kがないからこそ底上げが必要。また4Kではなくなるからこそディスプレイの表示解像度をどのようにしてくるのか気になる。
従来は写真など対応コンテンツを4Kで表示する感じでユーザーに選択肢はない状態でした。さらにここにクリエイターモードが加わってくるので余計にややここしいという感じでした。
一方でPixelやGalaxyなど2Kに対応した機種の表示解像度はユーザーが任意で選択可能です。今まではある意味可変式だったからこそリフレッシュレートも固定式にする必要があったのかも。
ただ2Kでオプション式にするのであれば今度はリフレッシュレートを可変式にすることが可能になるかもしれませんがもちろんLTPO対応ディスプレイになればコストが高くなります。
一方で大きなメリットとしてはディスプレイの電力効率が改善できるので消費電力を抑制できる。その結果発熱を抑制しつつ電池持ちの改善にも期待できる上に他社と比較して見劣りしないです。
少なくともアスペクト比にしろ表示解像度にしろ一般向けになるなら底上げはしっかりしてほしい。これで中途半端に見劣りするスペックだと劣化しただけとまた批判だらけになる可能性も。
アップデートサポート期間の拡張。
そして3つ目としてはアップデートサポート期間の拡張で事前情報通りなら最大5年に対応。この拡張はEUの規則に合わせての変更なのかただ単にフェイクで変更なしなのか不明です。
ちなみにEU議会の起案を見ると今後メジャーアップデートが3回にセキュリティ5年は強制です。一方で現行モデルの問題点を見るとアップデートサポート期間を明確にしないのは良くないです。
例えばASUSで見るとメジャーアップデートが2回にセキュリティが4年とAndroidの中で決して長いわけでもなくアピールにもなりませんが新製品発表の際にちゃんと触れています。
やはりユーザーとしてみればアップデートサポート期間がいつまでと明確な方が重要です。正直個人的にはアップデートサポート期間の短さよりもサポート期間が不明瞭の方が問題に感じる。
またXperiaのアップデートサポートは他社と比較すると圧倒的に短くハイエンドでさえメジャーアップデートが2回でセキュリティアップデートが最大3年とPixelの半分以下です。
ちなみにSoftBank版で久しぶりにメジャーアップデートの2回目が配信されて話題になりました。
Sonyによると市場の動向をみつつアップデートサポート期間を決定している言われていますがどこの市場を参考にしているのか不明で個人的には日本を参考にしているかなと思っています。
あくまでもXiaomiの調査結果によるとauユーザーの約8割はプログラムを利用して購入している。仮にプログラム通りに買い替えているのであれば2年周期で端末を買い替えている可能性がある。
またキャリアで端末を販売している期間は在庫状況によると思いますが大体1年ちょいです。少なくとも型落ちになったら叩き売っている印象が強くキャリアとしても在庫は持ちたくないはず。
こう考えるとキャリアで型落ちのタイミング/プログラム利用で購入したユーザーのために最大3年のアップデートに対応しておけば多くのユーザーを満たせる可能性があります。
アップデートサポート期間の拡張は当たり前ですがコストが増加するのでメーカーは抑えたい。ただ一方で日本市場において買い替えサイクルの平均は4.5年とも言われているので何ともです。
何よりコストをかけて本体価格が高くなっても最大5年程度に拡張できれば不満の声は減ると思う。逆に20万円を越えるような機種を購入する人は5年以上使うのは超限定的になると思うので無駄。
何よりアップデートに対してXperia XZシリーズの時のようにもうちょっと頑張ってほしい。
まとめ。
今回はXperia 1Ⅵで最低限期待したいことについて簡単にまとめてみましたが拘りをある程度維持した状態でXperiaユーザーの不満の声をいかに消せるかが重要になると思う。
特にアップデートサポート期間の拡張は長年言われてきたことだからこそ頑張ってほしいです。
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