事前情報通りであれば現地時間の5月14日に開催されるGoogle I/OでPixel 8aが正式発表される可能性。以前より噂があれどiPhone SEの新型が出てこないからこそ中価格帯がちょい物足りない状況。
またスペックにある程度拘りたいけど10万円は出したくない人にとってPixel 8aは非常に魅力的な存在になる可能性があり今回は現時点での情報を総まとめしたいと思います。
デザインを確認。
まずデザインを確認していきたいと思いますが本体サイズは152.1×72.6×8.9mmで重さは不明。ちなみにPixel 7aの本体サイズは152.4×72.9×9.0mmなので本当に僅かに小型化するかも。
とはいえ本体の重さ次第の面もありますが実際には持ち比べてもほぼ違いが分からない程度かも。逆に言えば本体の重さもPixel 7aと比較してほとんど変わらないとイメージした方がいいかも。
一方でaシリーズは近年のPixelの中では小型路線という感じでしたがPixel 8の方が本体の厚みはほぼ一緒とはいえ縦横が2mm程度ずつ小さいのでサイズ感優先ならPixel 8です。
またすでに公式プレス画像や実機画像がリークしていることもありますがデザインのベースはPixel 8となっており現行モデルと比較して四隅部分がかなり丸みを帯びている印象です。
物理ボタンの配置などはほぼ一緒なので使い勝手の部分としてデザインから見れば一緒です。
そしてカラバリは正式名称は不明ですがミント/ベイ/オブシディアン/ポーセリンの4色展開です。Pixel 7aの時のコーラルのようにオンラインショップ限定カラバリがあるのか現時点で不明です。
ただ判明している4色のうち1色はオンラインショップ限定カラバリになる可能性もあり得ます。そしてリークした実機動画をみる限りカメラフレームやサイドフレームに関してはPixel 7aと同じくアルミを採用している可能性が高くマット仕上げなのでほぼ同じと考えてもいいのかも。
一方でデザイン上の大きな進化点としては実機動画をみる限りaシリーズ初のマット仕上げを採用。
フラッグシップでみればいまだ無印すらマット仕上げを採用していない中でaシリーズが先に採用。もちろん好みの問題もあると思いますがマット仕上げの採用で質感が大幅に改善したように見える。
筐体の材質は現行モデルと同じくプラスチックなのか現時点で不明ですがマット仕上げの採用でプラスチック特有の安っぽさを消すことが出来るのでaシリーズの中でも高級感はピカイチです。
またフロント部分を確認するとパンチホールデザインの採用に加え下部ベゼルはちょい太め。廉価版に求めるべきではないのかもしれませんがベゼルが不均等なこともあり好みが出るかも。
正直デザインにしろ質感にしろPixel 8aに全く期待していませんでしたがマット仕上げなら別。結局ケースをつけてしまうと関係ないかもしれませんがデザインを楽しめる機種に進化したかも。
基礎スペックを確認。
次にディスプレイを確認していきたいと思いますが6.1インチで表示解像度はFHD+との予測。少なくともPixel 8より筐体サイズが大きいけどディスプレイサイズが小さいということはそれだけベゼルがPixel 8と比較して太いという話になりコストが安いものを採用しているかも。
ただ事前情報通りであれば120Hzのリフレッシュレートに対応する可能性があると予測されておりHDR表示で最大1400nitsまでディスプレイ輝度も強化すると予測なのでPixel 8に似ている。
ちなみにPixel 7aは海外サイトのディスプレイテストの結果を参考にするとHDR表示で1000nitsです。なので現行モデルより明るくなる可能性がありピーク輝度で見れば2000nits前後になるかも。
ディスプレイ自体はおそらくPixel 8より安いものを採用している可能性がありますがスペックで見ればPixel 8とほとんど遜色がない可能性がありあとは発色などで違いがあるかも。
ちょっと情報不足の部分もあるため過度の期待は禁物ですが廉価版として見れば十分だと思う。
そして基礎スペックを確認していくとOSはAndroid14を標準搭載でTaitan M2チップの採用。先日リークしたマーケット資料からも確認ミスでなければメジャーアップデートが3回に対してセキュリティアップデートは最大7年と最長は一緒ですがメジャーアップデートに大きな差があります。
以前海外サイトのインタビューにおいてaシリーズより安いモデルを作らないのか?との質問に対してGoogleは現時点で計画がないことを明らかにしており一つの要因として高品質なアップデートサポートを提供することが困難になるとしているのでやはりサポートを拡張したことでコストが増加したことに違いはなくPixel 8aでは拡張できなかったと思います。
従来通りであればaシリーズも同じサポート期間に対応しますが最大7年になると話が違ってくる。そして容量構成はRAM8GBでROMは販売地域によって128/256GBの2択になる可能性が高い。
ちなみにストレージ規格はUFS3.1のままでSDカードスロットは内蔵していない可能性が高いです。
また一番キーになってくる可能性が高いのはGoogle Tensor G3を搭載していることだと思う。少なくともExynos5300を統合しているので通信関連の不具合は払拭出来ない可能性があり。
また一部情報によるとPixel 8シリーズが搭載しているGoogle Tensor G3と異なりPixel 8a用はPixel 7aの時と同じく安いパッケージング技術を採用している可能性があります。
パッケージング技術を変更することでメリットはコスト抑制ですがデメリットは発熱との話。おそらくですがPixel 8シリーズよりスロットルダウンがきつめになるようなチューニングを採用して可能な限り発熱を抑制しつつ電力効率が改善するように最適化してくる可能性があります。
Pixel 8aのターゲット層となっているユーザーはベンチマークを気にすることはないです。まして廉価版でベンチマークが100万点を超えている必要もなく日常使いで快適に動作するのか。
リフレッシュレートが120Hz表示に強化されることで残像が感じにくくだいぶ快適だと思う。そしてバッテリー関連の情報として4500mAhになるとの予測で現行モデル対比で微増です。
実際に使ってみないと不明ですがスペックだけで見れば現行モデルから電池持ちの改善にはあまり期待出来ないのでミドルレンジモデルの中では電池持ちが悪く発熱しやすい可能性も。
そして有線の場合は最大で18Wでワイヤレス充電に関する情報は現時点で全くないです。ちなみにQi 2に関しては最初にaシリーズで採用する可能性は低いと思っており早くてPixel 9の可能性。
その他イヤホンジャックなしでIP67に生体認証はインカメラを利用した顔認証と光学式画面内指紋センサーの2つで顔認証に関してはセキュリティが強化されている可能性があり。
カメラと価格。
最後にカメラですが事前情報通りであればメインカメラセンサーに64MPのIMX787を採用かも。そして超広角とインカメラは13MPのIMX712を採用している可能性がありハードの進化はなし。
そのためPixel 8シリーズでは揃って対応した超広角によるマクロ撮影の対応は期待できず。一方でカメラソフトが強化されている可能性がありGoogle Tensor G3で画像処理の強化。
なので写真や動画はハードの壁を越えることは難しいと思いますが着実に進化しているかも。少なくともハード的には物足りなくても廉価版として見れば十分なカメラの可能性があります。
またGoogle Tensor G3を搭載していることからもベストテイクや音声消しゴムマジックなどPixel 8シリーズで追加されたAI関連の新機能の一部に対応していることが判明しています。
一方でハードの進化がないことからもモーションモードやシネマティックなどに非対応かも。
またPixel 8 Pro専用となっている動画ブーストやマニュアル撮影は現時点で期待できずです。ちなみにPixel 8aはUSB-Cを利用した外部出力機能に対応しているとの予測もあり電源がオフの状態でもFind My Deviceで検索することが可能になっている可能性があります。
SamsungはGalaxy AIを既存機種にも拡張していますがフラッグシップが中心という感じでGalaxy Aシリーズはほぼ対象外の中でPixel 8aはミドルレンジとしてはAIにしっかり対応。
なのでAIという部分ではGoogle Tensor G3を搭載することが大きなメリットになっています。
そして価格に関してはリークしているドイツやカナダの価格を見る限り値上げ傾向が強めです。少なくともカナダでみるとPixel 7a対比で約18%の値上げとなっており国内価格も円が貧弱であることを考えると値上げされてもおかしくないので8万円は見た方がいいかも。
そしてキャリア版は9万円近くみておいた方がよくプログラム利用で実質負担金を抑制できる。少なくともスペックで見ればしっかり底上げされる一方で高価格化の要因になっている可能性。
為替の影響があるため仕方ないと思いますが万が一9万円を超えてくるとかなり厳しいと思います。
まとめ。
今回はPixel 8aの正式発表が近づいてきたので改めて現時点でのリークをまとめてみました。Pixel 7aより定価で見て2万円近くの価格差があるならPixel 7aでも十分な可能性があります。
少なくとも安定性の部分で改善があまりないならPixel 7aで十分になるかもしれません。
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