先日には今年の10月に正式発表される可能性があるGoogle Pixel 9シリーズのほぼ確定的なデザインがリークしておりフラット化が特徴見えますがiPhoneのデザインに非常に似ています。
詳細は「カメラが超強化?Pixel 9シリーズのほぼ確的的なデザイン判明」をご参照下さい。一方で先日に海外サイトはGoogle Pixel 8シリーズで強化された顔認証に加え生体認証が唯一正しく機能する機種だと絶賛しています。
詳細は「Pixel 8。Androidで唯一生体認証で正しいロック解除を行う機種」をご参照下さい。今回海外サイトがPixelの最大7年のアップデートサポートについて言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
既存機種から剥奪されることも。
GoogleはAndroid最長となる7年のアップデートサポートをPixel 8シリーズで採用。少なくともユーザーが最大の恩恵を受けられるのはセキュリティアップデートと修理期間です。
一方でメジャーアップデートに関してはPixel 8シリーズと7年後に登場する次期Pixelのアップデートの内容が同じという意味ではなくこれはユーザーが勘違いしていけない部分です。
そして今回海外サイトによると7年のアップデートはすでに価値のない約束に変わったと指摘。一つ目の理由として最新機種を優先するために一部機能が既存機種から削除される可能性。
いつから対応していたのか正確に把握していませんがGoogleはバッテリーの充電回数や搭載しているバッテリーの製造時期を確認することができるAPIを少なくともPixel 8では実装。
ただ3月のFeature DropでGoogleはAPIを削除しており多くの開発者はバグだと指摘。この件に関してGoogleはPixel 8aからの新機能になると説明しており一部機能が剥奪に。
そもそもGoogleがこのAPIを意図して配信していたのか何かの手違いだったのかは不明です。少なくともPixel 8aではよりバッテリーの詳細を確認できるようになる可能性がある一方でPixel 8シリーズなど既存の機種が最新機種と同様にバッテリー情報を確認出来ない可能性。
アップデートによって基本は新機能が追加されますが今回の場合は真逆の流れになっています。Googleは最新機種の売り上げを伸ばすためなのか既存機種から機能を取り上げることが判明に。
少なくともバッテリーのAPI一つ見てもGoogleは最新機種と既存機種でアップデートを差別化。この時点で怪しい感じなので1年後にはもっとアップデートで差がついている可能性があります。
またAndroidの内部コードからもGoogleはアダプティブタッチを開発していることが判明。Pixel 8シリーズ限定ですがスクリーンプロテクターを装着しているかPixel本体が認識可能。
その結果スクリーンプロテクターを貼った場合にタッチ感度のオプションをオンにするか通知がくるようになっていますがアダプティブタッチはこれをさらに進化させた機能です。
環境や動作にスクリーンプロテクターの有無などに合わせて本体がタッチ感度を自動調節する。まだ詳細は分かっていませんがPixel 8シリーズでその存在を確認できたとしても今後Android15などのタイミングで対応するとは限らずPixel 9シリーズ専用機能になるかも。
他社であれば既存機種を利用して新機能の開発を進めているなら既存機種も対応と期待できる。ただ直近の流れを見る限り既存機種で開発を進めていても実際対応するか期待出来ない状況です。
少なくともGoogleは既存機種の機能拡張にあまり積極的ではないように見えます。
既存機種を冷遇しすぎ。
また昨年配信された12月のFeature DropでPixel 8 ProはGemini Nannoが統合されました。ただ先日Googleが明らかにしたようにPixel 8はいくつかのハード的制約から今後統合はなし。
少なくともGoogle Tensor G3は共通で搭載しているので分かりやすい差としてはRAMです。Googleのコメントは詳細に言及していないためRAMの差だけが原因ではない可能性もあります。
極端な言い方をしてしまうと発売されて最初のアップデートで同じシリーズでありながらもいきなり差別化されたことを考えると今後アップデートの格差が広がるのは容易に想像がつく。
そしてこの状況の中で特に不遇の対応となっているのがPixel Foldだと指摘しています。
Pixel FoldはGoogle初の折畳式機種であることに加え歴代Pixelで最も高いのも特徴。そんな高いPixel Foldは僅か3ヶ月後に発売されたPixel 8シリーズと比較するとベストテイクに音声消しゴムマジックもなければ編集マジックもないしGemini Nanoもない。
また現時点でPixel 8シリーズ専用となっている動画ブーストなどももちろん非対応です。そして3月のFeature DropでPixel 7シリーズはかこって検索に対応しましたがPixel Foldは非対応となっておりRAM12GBにGoogle Tensor G2とハード的要件を満たしているように見える。
海外サイトによればかこって検索のUIが折畳式機種に最適化されていないためスキップとの予測。それだけなら今後対応する可能性もありますがPixel Foldへの待遇がひどすぎると話題に実際にPixel 8シリーズで追加されたAI関連の新機能を使うかはユーザー次第です。
ただPixel Foldは発売されてまだ一年も経過していないのにアップデートが蔑ろになっている。
Pixel Foldはメジャーアップデートが3回にセキュリティアップデートが最大5年とPixel 8シリーズほど長くはありませんがPixel Foldでこのあり様であることを考えるとPixel 8シリーズが今後7年アップデートに対応していても新機能の面ではほぼ意味がないことに。
だからこそ海外サイトはすでにほとんど価値のない曖昧な約束になりつつあると指摘しています。結局のところGoogleの今後の対応次第ですがすごい細かい部分ではある程度共通化しても分かりやすい目玉機能は最新機種が最優先で既存機種の対応にあまり期待出来ない状況に。
アップデートが強いというイメージだったGoogleですがこの流れでいくと既存機種には冷遇。そして不具合やバグは多く形だけ最大7年のサポートに対応とあまり意味がないものになるかも。
このままだと逆にアップデートが原因でユーザー離れを引き起こす可能性も考えられる。
Samsungと真逆の流れ。
一方でSamsungはGoogleと真逆の動きで既存機種の強化にもかなり積極的な印象です。これは今に始まったことではなく最新機種の新機能が既存機種もアップデート対応することが多い。
その中でSamsungが今積極的になっているのはGalaxy AIの既存機種への対応です。すでにGalaxy S23シリーズやGalaxy Z Fold 5やGalaxy Tab S9シリーズなど2023年のフラッグシップモデルを中心にGalaxy AIの一部機能がOneUI6.1へのアップデートで対応予定。
フラグシップが中心であることからもハード的要件を満たしやすくGalaxy AI自体がオンライン処理の機能が多いからこそ既存機種への拡張はGoogleよりしやすい可能性も。
またSamsungの最高幹部はより古い世代のGalaxyにどのように拡張すべきか検討中との話。
少なくとも現時点でGalaxy AIにGalaxy S23 FEが対応していることを考えるとSnapdragon 8 Gen 1やExynos2200を搭載しているGalaxy S22シリーズやGalaxy Z Fold 4やGalaxy Tab S8シリーズも対応できるのではと思っちゃいます。
ただSamsungによると古い機種への対応をいくつもの壁があるとしておりこの壁を超えるために集中的に投資をしていることを明らかにするとなど既存機種にも手厚い対応をしています。
今後Galaxy AIが有料化されることに違いはないですがSamsungの発言を見る限り全ての機能で有料化される感じではなくだからこそ既存機種の対応は大きな意味を持ってくる。
また既存機種もしっかりアップデートで強化してくれるからこそアップデートサポートがGalaxy S24シリーズで最大7年に伸びたことに対しても大きな意味を持っていると思います。
もちろんSamsungも最新機種へのアップデートと既存機種へのアップデートは同じではない。ハード的な要件などからも最新機種が優遇されるのはGoogleと一緒ですがGoogleほど既存機種を冷遇している感じではなく長期間使うならGalaxyの方がいいと感じるユーザーも。
また今のGoogleの現状を見るとAndroidの標準機能を今後最低限に留める可能性もある。メジャーアップデートの対応回数を拡大するとなると現在のPixelと7年後のPixelではハードでは大きな違いがあるにも関わらず標準機能はある程度同じにする必要があります。
このことを考えると出来るだけ単純に機能のみにしてGoogleがPixelで追加したい新機能はAndroidのメジャーアップデートから切り離して最新機種優先で対応させてくる可能性。
つまりメジャーアップデートも今後はあまりパッとしない機能がメインになる可能性もあります。ユーザーとしては最大でどれくらい対応しているかで見るよりも自分が使う期間に一致している機種を選ぶのがよく例えば3年も使わない人が最大7年を気にしても仕方ないです。
まとめ。
今回は海外サイトがPixelのアップデートポリシーに言及していたので簡単にまとめてみました。表面的に見れば最新機種を売るために露骨に差別化してきている感じで最新機種であっても無印より上位モデルが優先と本当に恩恵を受けたい人はそれだけハードに投資をする必要。
ただそれだけGoogleとしてもAIにサポート期間と莫大なコスト増加になっているのかも。
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