先日には香港版のXperia 1Ⅴを購入して開封レビューをしてみましたが、Xperiaが好きなユーザーにとっては堪らない一台になっていると思います。詳細は「Xperia 1Ⅴ 開封レビュー。ずっとこんなXperiaを待ってました」をご参照下さい。
一方で先日にはXperia 5Ⅴの香港版を購入してみましたがネットで言われている人ほど悪くない印象で、Xperiaらしさがコンパクトな筐体に上手くハマった良機種という感じです。
詳細は「Xperia 5Ⅴ 開封レビュー。シンプルで分かりやすい進化を遂げた良機種」をご参照下さい。さて今回Gold timesが中国におけるXperia 1Ⅵなど次期Xperiaの展開について言及していることが判明したのでまとめたいと思います。
中国市場で今後も展開。
自分は初耳だったのですが今年登場するXperia 1ⅥやXperia 10Ⅵは中国で発売されない。
こんな噂がweibo上で話題になっていたみたいですが今回海外サイトがSony Chinaに問い合わせをしたところ携帯電話事業含むいくつかの事業が中国で正常に運営されておりSonyは中国市場に留まることに自信を持っているとの回答を得たとしていることからも継続に。
携帯電話事業を含むと表現していることからも今後も中国で展開していく自信があることに。つまり噂を間接的に否定しておりXperia 1ⅥやXperia 10Ⅵも中国で発売することを示唆。
また今回のコメントにおいてSonyは中国市場が同社にとって最も重要な海外市場の一と明言。中国市場での将来の発展と期待に満ちているとコメントしており今後も力を入れていく可能性。
また今回の情報源によるとSonyは常に中国市場のパーソナライズされた多様なニーズを重視。その上で地元のニーズに沿った価値の高い製品や経験を提供するために中国の優れたメーカーと積極的に手を組んで中国市場での発展に尽力していることを以前明らかにしているみたいです。
なぜかXperia関連のリーク情報はweibo発のことが多いですが信憑性はかなり低いです。
ちなみにweibo上で有名なリーカーもいますが最近同氏はXperiaのリークにあまり触れずです。2019年頃までXperiaの最大の生産拠点は中国でしたが採算性の悪さからタイに拠点を移動。
その頃から同氏はXperiaのリーク情報にあまり触れなくなったので中国の工場経由でリーク情報を入手していた可能性があり逆に言えば現状中国発の信憑性が高いリークはないです。
ただ今回weiboで相当大きな話題になったのかSonyが噂を間接的とはいえ否定したのか興味深い。
それだけSonyにとって中国市場は重要であることの裏付けでありXperia 1ⅥやXperia 10Ⅵが今後出ないという噂が広がりすぎると新型Xperiaを楽しみにしていたユーザーが他のメーカーの機種を購入してしまう可能性もあり結果的に売り上げにも影響してくる可能性があります。
だからこそ今回海外サイトの問い合わせに対してしっかりコメントをしてくれた可能性があります。とはいえ中国市場は他の市場と比較しても競争が激しくHuaweiにHonorにOppoにXiaomiなど中華メーカーが積極的に製品展開をしておりAppleにとっても重要な市場の一つになっています。
中国市場でSonyはどれだけXperiaを売っているのか不明ですが今後も継続することを考えるとそれなりに数値が良くなっている可能性があり中国市場に肩入れしているのかもしれません。
中国市場に肩入れしている印象も。
Xperiaの弱点の一つとしてはアップデート関連でサポート期間が短いこともそうですがメジャーアップデートの後などに不具合やバグが発生しやすくフォローもイマイチという印象です。
ただあくまでも個人的な印象としてSonyは中国でかなり丁寧にアップデートを配信している。結局中国市場以外では対応していませんがアプリごとのリフレッシュレートの制限が可能。
現行モデルは120Hzのリフレッシュレートに対応しているとはいえ他社のフラッグシップのように可変式120Hz表示に対応していないのでどうしてもディスプレイだけで見れば燃費が悪いです。
その中で大陸版はアプリごとに60Hzもしくは120Hzとユーザーが任意で設定できます。詳細は分かっていませんがリフレッシュレートを選択できないアプリも一部存在しているとの話。
基本iPhoneでみればApp StoreでAndroidで見ればGoogle Play Storeを使ってアプリをインストールすると思いますが中国ではGoogleのサービス自体が禁止されています。
そのため同じXperiaでも大陸版はGMSが標準搭載されておらず別のアプリストアを使う流れ。
ちなみにOppoやXiaomiなど中華メーカーはそれぞれに純正のアプリストアを用意しておりグローバル版が基準となっている国内版を使っているユーザーからすれば違和感があるかも。
またGoogle Play Storeのように統一されているわけではないので野良アプリもかなり多い。さらにアプリの品質も一定ではないためメーカーはアプリの品質を上げるというよりは端末で最大限カバーするという感じで中華メーカーの新製品発表会を見るとセキュリティを重視。
結局野良アプリみたいなのが多くセキュリティ上に懸念があるからこそ端末で最大限の強化。さらに燃費が悪いアプリも多数存在していることからも大陸版のアプリ制御はきつめです。
大陸版を使ったことがある人は分かると思いますがバックグラウンドにおける制御がきつめでちゃんと設定してあげないとアプリごとの通知がこないのはザラでかなり癖が強く感じます。
大陸版のXperiaがどこまでローカライズできているのか不明ですが電池持ち対策の一つとしてアプリごとのリフレッシュレート制御を導入している可能性がありますが単純に羨ましいです。
またXperia 1ⅣやXperia 5Ⅳでは発熱のしやすさが深刻でしたが大陸版向けとして熱制御のアルゴリズムを改善するアップデートを繰り返して配信しており他の市場のモデルと比較すれば安定していた可能性もありXperia 5ⅣではRAM制御が問題でアプリが強制終了。
この不具合というか仕様に対しても大陸版では改善のアップデートを配信しています。他にも色々とあると思いますが自分が今まで見てきた範囲だけでも中国市場は優遇されている。
このことを考えると中国市場から簡単に撤退しないのは明白とも思えます。
販路は変更されるのかも。
以前岸田体制の元で中期計画が発表された時に重要市場と設定されていたのは日本/台湾にイギリスを中心としたヨーロッパの一部という感じで中国は含まれていなかったと思う。
ただ気が付けば中国市場での展開をかなり強化しており新型Xperiaの発売時期も早いことが多い。ちなみに半導体不足の影響で多くの市場でXperia 1Ⅲをすぐに発売出来ない状況の中で中国市場は他の市場より2ヶ月近く早く発売されるなど明らかに優先している感じでした。
またここ数年でみても中国や香港などは正式発表から2週間後くらいに発売を開始するなど中華圏から発売して次に日本やヨーロッパで最後にアメリカという感じの展開になっています。
Sonyは日本のメーカーなんだから日本での発売を最初にしてくれよと思いますがキャリアとの兼ね合いがあるのか最速であることはほとんどなく近年ではXperia 1IIのau版くらいです。
今年正式発表される可能性が高いXperia 1ⅥやXperia 10Ⅵがどのような展開になるのか不明。ただ例年通りであれば中国や香港から発売という流れになり今年も香港版を購入するかも。
ただ今回のweiboの噂をSonyが否定したとはいえこんな噂が出るということは販路を見直している可能性があり特に国内ではキャリアの取り扱いがどうなるのか気になるところです。
Xperia 5Ⅴで見ると実店舗も扱っているのはdocomoでauはオンラインショップ限定でSoftBankに関しては取り扱いがなしと歴代Xperia 5シリーズの中でもかなり消極的でした。
ただ一方でSoftBankで見るとXperia 1シリーズは今まで扱ってきたのでオンライン限定でもXperia 1Ⅵを取り扱う可能性がありXperia Stream 2が開発中との噂もあるので従来のようにSoftBank限定セットとして発売する可能性がありdocomoもおそらく今まで通り。
そうなるとauがどのような動きを見せるのか気になるところでオンライン限定になるのか。
結局キャリアモデルの本体価格は広告などマーケティング費用も含んでいると思います。なのでオンラインショップに限定してマーケティング費用を抑制した結果本体価格が少しでも安くなるのであれば多くのユーザーにとってはオンラインショップ限定でもいいかも。
たまにコメントでもオンラインショップ限定にしたから売れないとの声が出てきますが正直今のXperiaのコンセプトに価格を考えるとオンラインショップで購入できない人が買うような製品ではないので実店舗に固執する必要性はないのかなと個人的には思っちゃいます。
またキャリアの扱いが消極的になっていることもあるのかキャリアモデルと直販版のタイムラグが改善しておりキャリアが消極的なら直販版も同日に発売してほしいように感じます。
まとめ。
今回は中国での噂はSonyが間接的とはいえ否定したので簡単にまとめてみました。そろそろデザインがリークしてもいい時期なのですが例年より全体的に動きが遅い感じになるのか。
またXperia 5ⅥのRAMもリークしており本当であれば同時に発表される可能性もあります。
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