今年は大転換機。GoogleはSnapdragonを排除して正解だったのか

先日には今年の10月に正式発表される可能性があるGoogle Pixel 9シリーズのほぼ確定的なデザインがリークしておりフラット化が特徴見えますがiPhoneのデザインに非常に似ています。

詳細は「カメラが超強化?Pixel 9シリーズのほぼ確的的なデザイン判明」をご参照下さい。一方でGoogle CloudにGemini Proを使って強化されたGalaxy AIを搭載したGalaxy S24 Ultraを購入したのでPixel 8 Proと比較してみました。

詳細「AIにほぼ差がない。Galaxy S24 UltraとPixel 8 Pro 徹底比較」をご参照下さい。さて今回9To5GoogleがGoogle Tensorへの切り替えが成功だったのかと言及しているので簡単にまとめたいと思います。

Google Tensorを搭載したメリット。

先日よりAndroid15の開発者向けのβ版の配信を開始していますが、対象機種を見るとPixel 6シリーズからとなっており、ついにSnapdragonを搭載したPixelがすべて対象外になりました。

GoogleがPixel 6シリーズからGoogle Tensorに切り替えた理由の一つとして「AIのブレークスルーをPixelに直接もたらすこと」とされており、最新世代でみるとPixel 8シリーズより強力なSnapdragon 8 Gen 3を搭載したGalaxy S24シリーズのAI関連機能の半分はオンライン処理となっています。

ベンチマークだけで見ればGoogle Tensor G4の方が圧倒的に低いですがほとんどのAI機能をオフラインで処理できていることを考えるとGoogleの目標を達成できているのかなという印象です。

そして今回同サイトがGoogle Tensorに切り替えたメリットの一つがあるとすればコストだとしています。

すべてのネクサスとすべてのピクセルを持っていました。ピクセルがテンソルに移行することは正しい選択であり、年々より良い経験でした。苦情はありません。ピクセルは、ハードコアゲーマーやオタク向けではなく、生活の中で快適なソフトウェア統合を望む人々のためのものです。

Snapdragonと比較するとPixel自体の価格は安い一方でパフォーマンスは低く電池持ちも微妙とトレードオフが発生しています。ただ多くのユーザーにとって許容可能なトレードオフとなっており、価格の安さが際立つとしています。

今後AIがどのように進化していくのか不明ですがGoogleが先行していることに違いはなく、より一般ユーザーの生活の身近な存在になっていった時にPixelの存在感が一気に増すのかもしれません。

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