Galaxy Z Fold 6。新しいベゼル技術でコストカットしている可能性

先日には2023年Samsungにとって主力機種であるGalaxy Z Fold 5を購入しましたが、やはり折畳式機種の中でカスタマイズ性はピカイチという感じです。詳細「Galaxy Z Fold 5 開封レビュー。現行デザイン集大成に相応しい見事な完成度」をご参照下さい。

一方で先日にはシンガポール版のGalaxy S24 Ultraを購入しましたが、チューニング不足なのかカメラが非常に不安定で現状だと進化したと評価するのが非常に厳しい状況になっています。

詳細は「Galaxy S24 Ultra 開封レビュー。質感超高いけどチューニングは甘め」をご参照下さい。さて今回9To5GoogleによるとSamsungはフレキシブルディスプレイのコストカットに成功したと報告しているのでまとめたいと思います。

新たな方法でベゼルを作成。

SamsungはGalaxy Z Fold 6では廉価モデルのオプションを追加するとも予測されていますが折畳式機種のコストがなかなか下がらない一つの理由としてはフレキシブルディスプレイだとされています。

一方で今回の情報によるとSamsung Displayはインクジェット印刷を使用したフレキシブルディスプレイのベゼルを準備している可能性があるとしています。Samsungはこれに先立ち「マイクロドライプロセス装飾」を使用してベゼルを作成をしたとしています。

そのプロセスは、後で切断されるフィルムを使用してベゼルを形成しましたが、この新しいインクジェット方法にはベゼルがすでに配置されています。ベゼルフィルムは、ディスプレイパネルを保護するためにOLEDパネルに取り付けられ、サムスンの折りたたみ式ディスプレイ製品のパネルと超薄型ガラスの間にあります。

ベゼルの作成方式が変更されることでデザイン上の違いが発生するのか現時点で不明ですが、今後規模の経済で従来よりフレキシブルディスプレイのコストが下がる可能性がるとしています。

ただディスプレイのコストが下がった=本体価格が安くなるとはいえず、他のコンポーネントのコスト上昇分と相殺されて価格が据え置きになる可能性もあります。何より今後折りたたみ式機種に廉価モデルを追加するにはディスプレイのコストをいかに下げられるかが重要になると思います。

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