先日にはシンガポール版のGalaxy Z Flip 5を購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「Galaxy Z Flip 5 開封レビュー。世界で最も売れる折畳式機種」をご参照下さい。
さらに今年Samsungにとって主力機種であるGalaxy Z Fold 5を購入しましたが、やはり折畳式機種の中でカスタマイズ性はピカイチという感じです。詳細「Galaxy Z Fold 5 開封レビュー。現行デザイン集大成に相応しい見事な完成度」をご参照下さい。
さて今回正式発表が近づいてきたこともあるのでGalaxy S24シリーズの現時点で判明しているリーク情報を総まとめしたいと思います。
デザインを確認。
すでにCADを基にしたレンダリング画像がリークしておりまず無印達から確認していくと現行モデル対比で本当に僅かにサイズが大きくなる可能性がありますが正直誤差のレベルです。
実機で触ってみないと何ともですが実際に比較してもほとんど違いが分からない可能性があります。カメラ部分は僅かに大きさが違う可能性もありますが現行モデルと同じく垂直型を採用。
またカメラ一つずつ独立したデザインというのも現行モデルと一緒なのでほぼ変わっていないです。
ただリーク通りであれば大きな違いとしてはサイドフレームでよりフラット形状に変更。現行モデルはサイドフレームが僅かに湾曲しており手にフィットしやすい形状となっています。
なのでフラットになることでサイズ感は一緒でもちょっと手に刺さる感じになるかもしれません。ちなみにサイドフレームはアルミが継続といわれておりマット仕上げではなく光沢仕上げの採用。
そしてバックパネルに関してはマット仕上げにGorilla Glass Victus 2 を採用しているとの噂。重さに関してもリーク通りであれば現行モデルとほぼ一緒で違いを体感できない可能性も。
少なくともリーク通りであればサイドフレームがフラットになること以外はほぼ一緒です。
そして最上位であるGalaxy S24 Ultraですが前モデル対比で縦幅がスリム化した一方で横幅が79mmになるとされており最上位モデルの中でもトップクラスの横幅となっています。
iPhoneの最上位モデルは世代を重ねるごとにスリム化していますがGalaxyは逆の流れです。個人的には横幅が79mmになると縦幅もあるので片手操作がしやすいサイズ感ではないです。
一方で横幅が増した理由としてはサイドフレームにGalaxy初のチタンを採用した影響との話。アルミと比較してよりチタンの場合はコストを考えるとより柔軟な設計が厳しいのかもしれません。
ただ現状だと確実とは言えませんがディスプレイはほぼフラット化されているとの予測。完全にフラット化しているか不明ですが現行モデルよりはさらにフラット化されているとの話。
サイドフレームのみにチタンを採用しており物理ボタンやスピーカーグリルのデザインが変更。サイドフレームがチタンで光沢仕上げではなくなったことでバックパネルと統一感が出た。
ただチタンを採用して軽量化されるかと思いきや事前情報通りでは僅か1gしか変わっていない。デザイン全体でみるとサイズ感以外はほぼ一緒なので最新機種としてみた場合は新鮮味がないです。
そして色味は異なりますがカラバリはブラック/グレー/バイオレット/イエローの4色展開で共通。またオンラインショップ限定カラバリとしてオレンジ/グレー/ブルーの3色が共通との話。
日本でオンラインショップ限定カラバリが出るか不明ですがレギュラー色はハズレがなさそう。
ディスプレイを確認。
次にディスプレイを確認していくとGalaxy 24など無印達の表示解像度などに大きな違いなし。ただ大きな違いとして現行モデルは最大120Hz表示に対応していたとはいえ段階式でした。
一方でGalaxy S24などは1Hzからの可変式120Hz表示に対応でようやくシリーズで統一化される。少なくともディスプレイにおける電力効率は現行モデルからも地味に改善される可能性。
逆にGalaxy S24 Ultraに関して表示解像度が僅かに変更されますが認識できるレベルではない。ディスプレイの基礎スペック部分に関してはほとんど変わらないと思った方がいいと思います。
ただソフト部分ではVison Boosterでより鮮明にした上で目への負担も軽減する機能を追加。そして分かりやすい進化としてはディスプレイ輝度で最大が2600nitsに強化されるとしています。
中華メーカーがピーク輝度ですが4500nitsとか5000nitsの機種を出しているので物足りない。ただGalaxy S23 Ultraの時点でスペックよりは明るく感じることが多く平均値が高いのかも。
そのため見やすいディスプレイでしたが後継機種はさらに見やすいディスプレイに進化するかも。ただディスプレイに拘りを持っているSamsungにしてはちょっと遅れ気味の印象があります。
ディスプレイのこれ以上の進化は輝度以外となるとかなり厳しいレベルになったのかもしれません。
基礎スペックを確認。
そして基礎スペックを確認していきたいと思いますが直近の情報だと最大7年のサポートに対応。現行モデルはメジャーアップデートが4回にセキュリティアップデートが5年でしたが今回の情報によるとPixel 8シリーズと同じくメジャーアップデート含めて最大7年に対応。
Samsungはすでにアップデートサポート期間を拡張することに前向きの発言をしていたのでGalaxy S24シリーズでアップデートサポート期間が拡張されてもおかしくない流れです。
最大サポート期間は一緒ですがあとはどれだけGoogleと同じく丁寧に配信することができるか。
容量構成を確認するとGalaxy S24は現行モデルと一緒ですがGalaxy S24+はRAM12GBに底上げ。ストレージに関してはそれぞれが一緒でGalaxy S24の128GBはUFS3.1と古い規格を採用。
Galaxy S24+のみRAMが12GBに底上げされるくらいであとは変わらないと思った方がいい。そしてGalaxy S24 Ultraに関しては容量構成自体が一緒で発売地域によっては1TBモデル。
一時期はRAM16GBになると予測されていましたが昨年からAIの需要が高くなりRAMの需要も高い。その結果コストが増加しておりSamsungはAIを強化するとは言っても革新的機能がないためRAMは強化しない方向を選んだとされており中華系と比較するとちょっと残念という感じです。
そして搭載SoCに関してGalaxy S24とGalaxy S24+は発売地域によってExynos2400搭載モデル。事前情報である地域ではGalaxy S24のみExynos2400で他の2モデルはSnapdragon 8 Gen 3を搭載。
一方である地域はGalaxy S24 Ultra以外はExynos2400搭載モデルと本当バラバラみたいです。ちなみにGalaxy S24 Ultraは発売地域関係なくSnapdragon 8 Gen 3が共通との予測。
注意点としてExynos2400搭載モデルは5GモデムとしてExynos5300が統合されている可能性。Pixel 7やPixel 8が抱えている通信関連の不具合がGalaxy S24シリーズでも発生するかも。
おそらくですが日米は全てSnapdragon 8 Gen 3搭載モデルだと思うのでそこまで心配なしです。Galaxy S24 Ultraはまだしもそれ以外の2モデルはExynos2400搭載モデルもあるためGalaxy S23シリーズのようにしっかり最適化を仕上げることが出来るのか気になるところ。
またGalaxy S23シリーズはSnapdragon 8 Gen 2 For Galaxyを搭載していますがGalaxy S24シリーズはSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxyを採用しているのか現時点で不明。
そしてバッテリー関連を確認するとGalaxy S24とGalaxy S24+は前モデル対比で微増。前モデル対比でディスプレイ輝度が強化された分電池持ちをどうまとめてくれるのか気になる。
一方でGalaxy S24 Ultraに関してはバッテリー容量も変わらず有線の充電速度も変わらず。ただワイヤレス充電はシリーズを通して僅かですが15Wと強化されているのは嬉しいところ。
Galaxyの有線充電はスペック以上に速いと話題ですが逆にワイヤレス充電は遅過ぎです。ちなみに現時点での情報で判断すると最新となるQi 2に非対応の可能性が高いのは残念です。
ただQi 2に合わせてワイヤレス充電の速度を15Wに強化している可能性もあります。その他IP68にイヤホンジャックなしで2Dの顔認証に超音波式画面内指紋センサーは変わらず。
そして現時点で噂されているAI機能としては通話をリアルタイム翻訳してくれる機能やPixel 8の編集マジックのように被写体の大きさや場所を移動させることができる機能や写真の一部を指定することでGoogle経由で検索してくれる機能などめぼしい機能はあまりないです。
まだ全貌が見えていませんが過度の期待はあまりしないのが一番かなと思います。
カメラを確認。
最後にカメラですがカメラセンサーの詳細が現時点で不明ですがほぼ変わらないとの予測です。ただ搭載SoCが進化したことで画像処理はより強化されている可能性があります。
一方でGalaxy S24 Ultraに関しては望遠の一つが50MPに刷新されたことで地味に変化。例えば従来のズーム倍率は2倍/3倍/10倍だったのでGalaxy S24 Ultraでは新たに5倍が追加。
また10倍は光学ではなくなりますがGalaxy S23 Ultraと同程度の画質になるとの噂。さらに8K撮影が従来は1倍撮影でしたが新たに5倍の撮影にも可能と需要があるのかは不明。
そして写真撮影の場合はズーム時にマルチフレーム処理がAIでより底上げされて強化。カメラソフトの進化部分はあまりリークがないので何ともですがハードは大きな進化ではない。
スペックだけでは分からないことが多いため実際に試してみないと分からないですが画像処理とAIだけで劇的な進化というのはあまり期待出来ないので過度の期待は避けた方がいい。
そして価格に関しては少なくともアメリカにおいては据え置きになると予測されています。なのでGalaxy S24は$799でGalaxy S24+は$999とGalaxy S24 Ultraは$1199です。
AppleがiPhone 15シリーズで価格を据え置きにしたことを考えると値上げはなかなか出来ない。
またヨーロッパにおいて地域にもよりますが全体的には値下げ傾向という感じ。ただ価格を据え置きした皺寄せは他の市場でバランスをとりがちなので安易に国内の価格が据え置きや値下げになるとは期待できずむしろ値上げになる可能性も十分に考えられます。
発売時期に関して最近Samsungは予約者に対してフライングをすることが地味に多いため何ともですが1月22日頃に早ければユーザーの手元に届くのではないかなとの話もあります。
予約特典は市場によりますが無料のストレージアップグレードやGalaxy Buds 2などです。
まとめ
今回は正式発表がかなり近づいてきたので現時点におけるリーク情報をまとめてみました。ソフト部分がどうなっているかにもよりますがハード面でみると新鮮味はちょっと物足りないです。
ただ近年のGalaxyはハードよりもソフトなので安定性さえ問題がなければ使いやすいかも。
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