今年はグローバル展開に本気なのか中国版と合わせてグローバル版も合わせて発表されたOppo Find N3を購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「今年一番ヤバい奴がきた。Oppo Find N3 開封レビュー。サイズ感が最高」をご参照下さい。
一方で先日にはOppo Find N3の短期レビューをしつつアメリカを中心として発売されたOnePlus Openを購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「OnePlus Open 開封レビュー。Oppo Find N3が良すぎでつい購入」をご参照ください。
さて今回はデザインの評価が非常に高いHonor Magic V2の中国版を購入したので開封レビューをしつつOnePlus Openとの比較レビューをしたいと思います。
開封
まず開封をしていきたいと思いますが化粧箱は黒を基調としておりHonor Magic Vsの時と変わらず。
付属品を確認してみるとUSB-C対応ケーブル。
USB-Aで最大66Wの電源アダプター。
そして説明書などが同梱されています。
また専用ケースも同梱されておりスタンド付きの背面保護タイプみたいですが開封はしないです。
純正ケースを購入。
ただ今回本体に合わせて純正ケースを購入したので確認していくと手帳型なのがありがたい。
保護フィルムが最初から装着されているとはいえアクセサリーを購入しにくい機種。
なので出来るだけフィルムに傷をつけたくないとなった時に手帳型はかなり重宝する感じです。これでケースにスタンドなどがついていればさらに汎用性が高くなるのかもしれません。
ちなみにケースにマグネットが入っているので本体を開いた時もケースがブラブラしないです。執筆時点ではグローバル発売されていませんが今後発売されればアクセサリーが増えるかも。
デザインを確認。
そして大きな特徴の一つであるデザインから確認していきたいと思いますが何より薄いです。本体を開いた状態だと156.7×145.4×4.8mmで正直大丈なのかと思うくらいめちゃくちゃ薄いです。
ちなみにカラバリによって本体サイズが僅かに違いがあり手持ちはガラス版なので分厚い方です。
本体上部を確認するとマイクにスピーカーグリルにIRブラスターを搭載していることを確認。
本体側面を確認すると音量ボタンに指紋認証が統合された電源ボタンとお決まりに見えますが多くの折畳式機種は開いた時に右側面側に音量ボタンと物理ボタンがまとまっている感じです。
ただHonor Magic V2は開いた時に左側面に音量ボタンで右側面に電源ボタンがある感じ。閉じている時は他の機種と変わらないですが開いている状態だとスクリーンショットが撮りやすい。
そして本体下部を確認するとスピーカーグリルにUSB-Cにマイクと他の機種と変わらない感じ。何よりUSB-Cに合わせてギリギリまで薄型化されている感じでこれ以上の薄型化は厳しいのかも。
ちなみに本体の重さは237gなのでGalaxy S23 Ultraなど大型スマホとほぼ一緒です。
デザインの違いを確認。
一応悩んでいる人が多い印象を受けるOnePlus Openと開いた状態を比較してみるとざっくりですがHonor Magic V2のベゼルの分だけOnePlus Openが小さいという感じです。
何よりの違いを感じるのは本体の厚みで閉じた状態でも明らかに違く閉じた状態だとさらに本体の厚みの違いを実感する感じでこれはOnePlus Openが分厚いのではなくHonor Magic V2が薄すぎで世界で最も優秀なデザインと評価されるのも分かります。
ただ一方で閉じた時においてHonor Magic V2は丸みを帯びたデザインを採用していますが本体の薄さがマイナスとなって手にささる感じがある上に横幅が74mmなのでちょっと微妙です。
OnePlus Openはサイドフレームがフラットで横幅が73.3mmなので圧倒的に持ちやすい。ユーザーの手の大きさ次第だと思いますがHonor Magic V2はスペックの割には持ちにくいです。
そして本体背面を確認すると手持ちのHonor Magic V2はゴールドなので光沢仕上げです。グローバル版はどのような展開になるのか不明ですがマット仕上げのカラバリも大陸版にはある。
流石に色が色で光沢仕上げなので指紋はめちゃくちゃ目立つ感じで鏡面仕上げに近い感じです。
カメラは垂直型のトリプルレンズカメラでOnePlus Openと比較する目立ちにくいです。ただ個人的にカメラデザイン自体はOnePlus Openの方が圧倒的に好きで強さがわかる。
初めて持った時は思っていたよりも持ちにくいという感じでしたがこの薄さに軽さに圧倒される。逆に今後軽量化にこだわりすぎてスペックも削られちゃうのではないのかと思う位薄いです。
少なくとも個人的には折り畳んだ時はHonor Magic V2よりOnePlus Openの方がしっくりくる。
メインディスプレイを確認。
次にメインディスプレイを確認していきたいと思いますがディスプレイサイズで見ると標準的。アスペクト比がほぼ1:1に近いことからも正方形に近くわかりやすいアスペクト比だと思う。
スペック以上にOnePlus Openの方が僅かに横長に感じコンテンツも僅かに小さく感じる。一応コンテンツの表示を確認してきたいと思いますが前提として両機種とも全画面表示にしています。
少年ジャンプ+を表示してみた。
まず本体を縦向きの状態で少年ジャンプ+で漫画を表示してみましたがHonor Magic V2の方が大きく表示されていることを確認でき思っていたよりもスペックの差があるなという印象です。
ただ本体を横向きにした時は本当に僅かですがOnePlus Openの方が大きく表示されている。Honor Magic V2は左側のインカメラ部分が太めの黒帯となっており差に繋がっている印象。
YouTubeを再生してみた。
次に本体を縦向きにしてYouTube再生してみるとHonor Magic V2の方が僅かに大きい感じ。本体を縦向きのままで全画面表示にした場合横幅の差がある分Honor Magic V2の方が大きい。
そのまま全画面表示の状態で本体を横向きにすると縦幅の差がある分Honor Magic V2の方が大きい。先ほど漫画を表示した時はパンチ部分が黒帯になっていましたがYouTubeの場合はそのまま。
ただパンチホール部分がコンテンツに被るのでHonor Magic V2は好みがでるかもしれません。あくまでもメインディスプレイでみる限り動画にしろ漫画にしろそこまで差がある感じではない。
ただ強いていうならHonor Magic V2の方がパンチ部分が邪魔に感じるシーンがあるかも。リフレッシュレートに関しては同じく可変式120Hz表示に対応しているため十分に快適です。
ただあくまでも主観的要素が強いですがOnePlus Openはサクサク感寄りという印象です。
ディスプレイ輝度の違い。
そして地味に差を感じるのがディスプレイ輝度で自分が試した感じではOnePlus Openの方が明らかに明るいというシーンが多い ちなみに海外サイトのディスプレイテストを参考にするとOnePlus Openは手動調節で最大595nitsで自動調節で1238nitsを計測できたとの話。
いつも参考にしている海外サイトがHonor Magic V2のレビューを公開していないため詳細を確認することが出来ませんがOnePlus Openの方が平均的に明るいのかもしれません。
サブディスプレイを確認。
次にサブディスプレイを確認していくとアスペクト比は一緒ですがディスプレイサイズに差。スペック以上にディスプレイの大きさに違いがあると感じでコンテンツはどうなのか。
少年ジャンプ+で漫画を表示。
まず少年ジャンプ+で漫画を開いてみると横幅の差がある分Honor Magic V2の方が大きい。
とはいえほとんど同じという感じで縦幅がある分むしろ上下の余白はより大きめに感じます。
YouTubeを比較してみた。
次に本体を縦向きの状態でYouTubeを再生してみましたがほとんど変わらずという感じです。
そして本体が横向きになる全画面表示にしてもほとんど差がないという感じです。好みの問題もありますがOnePlus Openの方が筐体サイズが僅かに小さいことを考えるとコンテンツの表示に無駄がないという感じで効率的に表示されていると捉えることもできる。
リフレッシュレートに関してはどちらの機種も120Hz表示に対応しており十分に快適です。ただやはりメインディスプレイと同じですがHonor Magic V2の方がヌルヌルしている印象。
ディスプレイ輝度の違いを確認。
一方でディスプレイ輝度に関してはOnePlus Openの方が明るいと感じることが多いです。ディスプレイの発色の違いもあるかもしれませんがOnePlus Openの方が見やすい印象です。
コンテンツの表示にそこまで大きな違いがないことを考えるとデザインの好みで選ぶのはあり。
折畳式機種特有機能を確認。
そして折畳式機種特有の機能を確認していきたいと思いますがまずディスプレイの折り目。OnePlus Openは世界トップクラスということもあり折り目はほとんど目立ちません。
Honor Magic V2もかなり目立ちにくい方ですが折り目の手触り含めてちょい劣る感じです。
ヒンジの違い。
ヒンジの開閉自体はそこまで変わらないという感じで特段軽くもなく重くもないという感じ。ただ強いて言うならHonor Magic V2の方が0度から90度の角度調節がしっかりしておりOnePlus Openの方が90度から180度の角度調節がしっかりしているかなという印象です。
アプリの挙動を比較。
そして細かい部分においてHonor Magic V2はメインディスプレイを使った後に折り畳むと画面のオンを継続するかオフにするかの2択でOnePlus Openは下からスワイプで継続の3択。
次にアプリのスケーリング機能があり16:9/4:3/全画面の3択から選択できるので最低限。
マルチタスク機能に関しては基本2分割表示でフローティング表示も可能という感じです。
個人的にはタスクバーがあるOnePlus Openの方が直感的にやりやすいかなと思っています。
フレックスモードを確認。
そして前モデルの時は最大の弱点だったフレックスモードで最低限は改善された印象。YouTubeに関してはアプリ自体の最適化が進んでいることもあり問題なく使用することが可能。
カメラに関してはHonor Magic Vsの時は全く対応していませんでしたがようやく対応。UI的には他の機種とも変わらないという感じで何か特別ということもありません。
ちなみに全画面表示にした上で画面を分割することで撮影した画像を確認することもできサブディスプレイ側でプレビューを表示することも出来るのでメインカメラでセルフィーも可能。
一方でAmazon Primeでビデオを再生してみるとOnePlus Openは上半分でしっかり表示。Honor Magic V2に関しては従来と同じく全画面表示のため画面が半分で曲がる感じです。
OnePlus Open自体も最適化されているとはいえませんがHonor Magic V2は物足りない。前モデルと比較すればマシになった一方でソフトの作り込みはかなり見劣りする感じです。
基礎スペックを確認。
次に基礎スペックを確認するとHonor Magic V2はAndroid13がベースのMagicOS7.2です。今回購入したのは大陸版のため開封状態だとGMSは完全に封鎖されているという感じです。
ただHonorの申請サイトで申請することで合計2回のアップデートが降ってくる感じです。このアップデートが完了してGMSが解放されるのでGoogle Play Storeも使えるようになる。
一部噂によるとMagicOS8.0では最初からGMSが解放されているとの話もあるので楽になるかも。ただ注意点として他の大陸版と同じくNear By Shareなどを使うことは出来ないという感じ。
そしてアップデートサポート期間に関してはメジャーが3回でセキュリティが5年とぼちぼち。ちなみに今後発売予定となっているグローバルモデルも同様のサポート期間になるとの話。
何よりOnePlus Openは最初からグローバルモデルしかないのは魅力の一つだと思う。
容量構成を確認。
そして容量構成はRAM16GBのみでストレージに関しては大陸版で見れば3モデル構成に。ちなみに大陸版の1TBモデルのみスタイラスペンに対応している一方でOnePlus Openはスタイラスペン対応とアピールはされていませんが設定項目があることからも対応しています。
グローバルモデルはおそらくストレージが512GBの一択になる可能性が高いのかなと思います。
パフォーマンスの持続性を確認。
そして共通してSnapdragon 8 Gen 2を搭載しており本体を開いた状態でベンチマークを3回連続でまわそうとしました。
ただ設定の問題なのかベンチマークだけの問題なのか不明ですがHonor Magic V2はベンチマーク1回目終了時点では36.4度とそこまで外部温度が高い感じでもありませんでしたが2回目の計測開始2分くらいで発熱が原因で計測が強制終了とその後連続で計測できず。
ちなみにOnePlus Openは1回目終了時点で29.4度だったので外部温度はかなり低めでした。自分はゲームをやらないため何ともですがベンチマークを連続計測できなかった機種は久しぶり。
何か自分の設定がミスっているせいもあるので今後様子見をしていきたいかなと思います。ちなみに3D Mark Wild Life Stress Testも最後まで計測することが出来なかったです。
バッテリーを確認。
そしてバッテリー関連を確認していくとHonor Magic V2は折畳式機種の中では最大クラス。電池持ちをしっかり試せていませんがOnePlus Openよりはちょいマシかなという印象です。
一方で両機種ともワイヤレス充電は共通して非対応なのがちょっとネックという感じです。ちなみに海外サイトを参考にするとOnePlus Openは充電開始30分で80%でフル充電は42分。
あくまでもスペックで見ればHonor Magic V2の充電速度も同程度になるかなと思います。
その他を確認。
生体認証に関してはインカメラを利用した2Dの顔認証と電源ボタンに統合された指紋認証。生体認証自体はHonor Magic V2の方がかなり速いという感じですが認証がテキトーにも。
そして音量を50%に設定した上でスピーカーテストをしてみましたが音量はHonor Magic V2の方が大きいですが音質はOnePlus Openの方が優秀な印象。OnePlus Openの方が音のバランスがいいかなという印象ですが曲によるのかもしれません。
何よりHonor Magic V2の発熱対策がかなり気になるという感じです。
カメラを確認。
そして最後にカメラを確認していきたいと思いますがHonor Magic V2のカメラセンサーの詳細は確認出来ないという感じですがアピールしていないことをからも控えめなのかも。
一方でOnePlus Openのメインカメラセンサーは折畳式機種としては最大クラスとなる1/1.43インチのLYT-808を搭載しており望遠はペリスコープ対応で最大120倍撮影可能。
とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。
超広角で撮影。
今回のサンプルはHonor Magic V2/OnePlus Openの順番になっているので予めご了承下さい。
Honor Magic V2の方が僅かに明るく撮影できている印象を受けます。
広角で撮影。
次に接写してみましたが今回のサンプルでHonor Magic V2の方がセンサーサイズが小さいこともあるのかフォーカスを合わせやすい。
広角においてもHonor Magic V2の方が明るく撮影できていることを確認できます。
OnePlus Openの方がより繊細な描写を出来ている印象です。
夜の室内で通常モードで撮影してみましたがHonor Magic V2の方がフォーカスがしっかりしている。
同じ環境ですがHonor Magic V2の方がちょい無理に明るくしている感じで部分的に色がとんでいるように感じます。
広角(低照度)で撮影。
次にナイトモードで手持ちで撮影してみました。
そして一番ひどいと思ったのがこのシーンでOnePlus Openの方が全体的に暗いとはいえ白飛びが抑制されている。正直のこのサンプルを見てからサンプルを撮る気をなくしたという感じです。
最後に夜空を撮影してみましたがHonor Magic V2は何もうつっていない感じです。高照度の環境だと悪くないですが夜になると話にならないという感じで、ハードの差もあると思いますがソフトの差もかなり大きいのではないかなと思います。
まとめ。
今回はHonor Magic V2の中国版を購入したので開封レビューをしてみました。デザインはかなり優秀である一方で全体的に見ればOnePlus Openの方が優秀に感じ何よりグローバル版の発売が非常に楽しみで今後積極的に展開してほしいところ。
今回もまめこさんのところで購入しており自分が買った当時は22万円という感じでした。
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