先日には折畳式機種としてハード面では最強とも言われているVivo X Fold+を購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「Vivo X Fold+ 開封レビュー。今年一番やばいやつがついにきた」をご参照下さい。
個人的にはvivo X Fold+の感触が非常に良かったので先日には現時点でカメラ最強と評価されているvivo X90 Pro+を購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「vivo X90 Pro+ 開封レビュー。かなり使いやすいカメラで世界最強も納得」をご参照ください。
さて今回大陸版のvivo X100 Proを購入したのでvivo X90 Pro+と比較しつつ開封レビューをしてみたいと思います。
まずは開封。
まず開封をしていきたいと思いますが黒を基調とした化粧箱を採用しており前モデルと一緒です。
付属品を確認すると120W対応の電源アダプター。
次にUSB-Cケーブル。
そして説明書にSIMピンです。
また専用ケースも付属しておりクリアケースとシンプルですが付属しているだけでもありがたい。vivo X90 Proの時もクリアケースが付属していたことからも特段付属品の変更はない感じ。
やはりvivo X90 Pro+は最上位モデルということからもレザー基調のケースが同梱されていたのか。ちなみにVivoの公式HPを見ると純正はクリアケースしかないというのはちょっと意外でした。
今後eBayなどで何かいいケースがないかゆっくりと探していきたいと思います。
デザインを確認。
vivoが公式発表の際にvivo X100 Proとvivo X90 Pro+の価格を比較してアピールしていたので今回は前のシリーズで最上位モデルであるvivo X90 Pro+と比較しながら確認したいと思います。
まずデザインを確認すると本体サイズに関してはほとんど一緒であることがちょっとびっくり。むしろvivo X90 Por+の筐体をベースにして開発したのでは?と思うくらいほぼ一緒です。
また重さに関しても221gと同じですが本体の厚みが7mm近く薄型化しているのが興味深いところ。
ただ薄型化した上でカメラ部分が大きくなったので重心はかなり上に寄っている印象を受けます。持った時に横幅などは一緒なのにvivo X100 Proの方がずっしり感が強めという印象です。
そして今回購入したのは正式名称から見れば藍色で実機を見る限りでは水色に近い色合いに見えます。
vivo X90 Pro+はレザー基調としたレッドとブラックの2色展開でvivo X90 Proも同じです。ただvivo X100 Proはレザー基調としたカラバリはオレンジでガラスを採用したカラバリが3色展開。
今回購入したカラバリは星の軌跡を表現したデザインとなっており見る角度によって模様がある。またカメラ部分はサークル型のデザインを採用していますがバンプ部分含めると不均等になっている。
ちなみにvivo X100は右側に膨らんだ感じでvivo X100 Proは下に膨らんでいる感じです。
また個人的にはありだなと思うのがカメラの搭載位置でvivo X90シリーズは左寄りですがVivo X100シリーズではカメラが中心に配置されたことでより洗練された印象を受けます。
同じサークル型のカメラデザインでも搭載位置が僅かに違うだけでデザイン全体の印象が違います。
そして本体上部を確認していくとIRブラスターにマイクのみですが電波感度を確保するためか一部分の材質が異なる感じであからさまなアンテナスリットよりはデザインが洗練されている印象。
そして本体左側面は何もなく本体右側面は音量ボタンと電源ボタンを搭載しています。
最後に本体下部を確認するとSIMトレイにスピーカーグリルにUSB-Cといつも通りという感じ。ボタンの配置としては前モデルからほぼ変更なくサイドフレームはアルミで光沢仕上げです。
サイドフレームが光沢仕上げのため指紋が目立ちやすくなるのはちょっと残念という感じです。
またバックパネルに関しては指紋はそこまで目立つという感じではありませんがカラバリによるかも。プレス画像ではかなり良い感じに見えても実機で見ると割としょぼかったりすることもある。
正直ハズレ要素も強いかなと思いつつ藍色を購入しましたが実機は思っていたより高級感を感じる。フロント部分はパンチホールにEdgeディスプレイの採用と前モデルから大きな変更はありません。
vivoらしいデザインが踏襲されつつも細部で見ればしっかり進化したのは嬉しいところです。
ディスプレイを確認。
次にディスプレイを確認するとディスプレイサイズにアスペクト比に違いがありません。表示解像度に関してはコストカットのためか下がっていますが実際に比較してみても分からない。
vivo X100 Proの画素密度は451ppiもあるので違いを識別出来ないのは当たり前かもです。
ちなみに表示解像度で見るとvivo X100 Proは1.5Kでvivo X90 Pro+は2Kという感じです。むしろYouTubeを再生してみると発色が良くなったのかチューニングを変えたのか見やすくなった印象でこれはスペックだけでは違いが分からない部分でちょっとびっくりしました。
リフレッシュレートに関してvivo X100 ProはSuper Retina 8Tを採用しており滑らかさが従来の2倍に改善したとしていますが正直実感できるような差がない印象です。ただXでスクロールをしてみると僅かに滑らかになった感じもしますが比較しないと分からない程度。
そしてディスプレイ輝度に関してはピーク輝度で見れば2倍以上の差があるので一気に進化。実際に比較してみると屋内でもしっかり改善している印象で屋外でカメラのサンプルを撮影した時も明るくなっていることを確認でき特に屋外での見やすさはかなり改善したという印象です。
vivo X90 Pro+単体で使っている時はそこまで暗いという印象はありませんでしたが今回改めて比較して使ってみると結構暗かったんだなという印象でvivo X100 Proが見やすいです。
ディスプレイに関してはスペックでは差がないように感じますが実際に比較するとしっかり改善。
基礎スペックを確認。
そして基礎スペックを確認していきたいと思いますAndroid14を早くもを採用しているのは嬉しい。パーソナルアシスタントAIの強化が進化の一つみたいですが日本語での使用は恩恵を受けないかも。
あと一時期噂にあったvivo X90 Pro+のグローバル版は残念なことに正式発表されずです。ただvivo X100 Proに関しては2024年にヨーロッパなど一部市場で発売することを明らかに。
また大陸版なので当たり前ですがGMSは標準搭載されておらずGoogle Play Storeもないです。そのためapkでインストールしてあげる必要がありアプリはそれなりに使えるようになります。
ただNear By ShareやFast Pairなどの機能には対応出来ないので注意が必要です。
容量構成を確認。
そして容量構成を確認するとvivo X100 Proではバリエーションがかなり強化されています。RAM12GB/ROM256GBのベースモデルは一緒ですが同じ256GBでもRAM16GBを選択することも可能。
そして最大容量モデルとしてRAM16GB/ROM1TBまで用意されておりRAMの規格も強化されます。SDカードスロット非搭載かつカメラが強い機種だからこそストレージの強化はいいところ。
また空いたストレージを利用して仮想RAMとして強化することもできるので多めの方がいいかも。
発熱とパフォーマンス。
次に発熱の程度を調べるためにベンチマークを3回連続で回してみました。クロック数は違うとはいえ最新となるCortex-X4を4つ搭載しているDimensity9300のスコアは流石というべきで開封初日で不安定な状態でも200万点オーバーはびっくりです。
ただ一方で気になる部分としてベンチマークで負荷をかけた限りでは想定以上に発熱する。Dimensity搭載機種を使ったのが初めてなので正直何ともですが今回の比較では上がりやすい。
ただ3回目で見るとvivo X90 Pro+の方が46度とvivo X100 Proの方が最高温度はちょい低めという感じです。ちなみに計測終了のタイミングで外部温度を計測してみましたがvivo X90 Pro+は35.7/39.8/40.3度に対してvivo X100 Proは37.2/41.6/42.1度と全体的に高め。
外部温度の差以上に実際に持ち比べてみるとvivo X100 Proの方が発熱を感じます。ただ開封初日に計測しておりアプリの通知設定などちょっとしているだけでも発熱を感じる。
なので数日経過して落ち着いてきたら評価は変わると思いますが現時点では熱めという感じです。
一応パフォーマンスの持続性を調べるために3D Mark Wild Life Stress Testを実施。Vivo X90 Pro+が82%と驚異的な安定率である一方で外部温度は49度とかなり熱めです。
一方でvivo X100 Proは62.7%で外部温度は42.1度とスロットルダウンがきつめです。トップスコアは劣るとはいえvivo X90 Pro+の方がかなり安定しているという感じです。
バッテリー関連。
バッテリー関連を確認していくと小型バッテリーを2つ搭載しているのは同じですが大幅増加。筐体サイズがほぼ一緒で本体は薄型化しているのにバッテリー容量がここまで増えるのはすごい。
大陸版のためアプリごとのバッテリー制御がかなり厳し目で設定しないと通知がまともにこない。設定していても全てのアプリの通知が安定してくるという感じではないのでちょっと注意が必要。
個人的な印象としてvivo X90 Pro+はSnapdragon 8 Gen 2搭載機種としてみれば電池持ちはあまり良くないという印象でしたがvivo X100 Proはまだマシかなという程度です。
ベンチマークで1回あたり8%も減っているので負荷をかけた時の消費電力は多めに感じます。ただ外でカメラのサンプルを1時間弱撮影してきた時に1%しか減っていなかったのはびっくりです。
とりあえず現時点でそこまでいいという感じではないので今後様子見をしたいと思います。また充電速度も最大120Wに強化されたので充電速度はしっかり改善されたという印象です。
ちなみに中国ではワイヤレス充電が50Wと規制されているのでこれ以上強化されることはない。
その他。
その他防水/防塵はIP68でイヤホンジャックなしというのはいつも通りという感じです。生体認証を確認すると2Dの顔認証に光学式を採用した画面内指紋センサーを採用しています。
Dimesityを搭載しているためQualocommの3D Sonicを採用できず超音波式ではない。
認証速度などはそこまで気になりませんが指紋認証の認証位置が低くてやりにくい感じです。片手で操作している時にここまで認証位置が低いと微妙と感じるユーザーも多いかも。
ちなみに理由は把握していませんが中華メーカーでvivoのみ超音波式を採用できるみたいです。そして音量を50%に設定した上でスピーカーテストをしてみましたが音量は明らかに小さくなったという印象ですが音質は僅かに改善したようにも聞こえる。
ただどちらにせよ優れたスピーカーという感じではなくもうちょっと頑張ってほしいところです。
カメラを確認。
最後にカメラを確認していきたいと思いますがvivo X100 Proは最上位モデルではありません。現時点で最上位となるvivo X100 Pro+のカメラ構成がどうなるのか詳細は不明ですがvivo X100 Proでも十分に対抗できるカメラに進化しておりメインカメラセンサーはIMX989を採用。
そしてvivo X100 ProはZeiss APO望遠レンズを搭載しておりより色を正確に描写が可能。そのため夕暮れの太陽や日の出のシーンなど太陽をより正確に撮影することが可能に強化。
また望遠レンズは新たにマクロ撮影に対応しており最短撮影距離は18cmとされています。とりあえず写真のサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。
超広角で撮影。
今回のサンプルはvivo X90 Pro+/vivo X100 Proの順番で撮影しているので予めご了承下さい。
色味はvivo X100 Proの方が濃くなったように見えますが全体的にノイズが減った印象を受けます
広角で撮影。
枝葉など正確な認識がしにくい部分でもフォーカスが合っている部分はvivo X100 Proの方がより正確に認識できている印象です。
vivo X100の方が黒い部分がより黒く表現されている印象でしょうか。
ポートレートで撮影。
まずは1倍で撮影しましたが、最初思ったのはvivo X100の方がフォーカスが合いにくいという印象。
どちらも失敗していますがvivo X100 Proの方がまだフォーカスが合っていることを確認できます。
次にvivo X90 Proは2倍でvivo X100 Proは50mmで撮影しています。
そしてvivo X90 Pro+は3.5倍でvivo X100 Proは85mmで撮影してみましたがフォーカス精度がまるで違います。1倍の時は合わせるのが難しいかなという印象でしたが2倍以上になると雲泥の差で被写体が植物のように小さい時は圧倒的にvivo X100 Proの方が撮りやすい。
vivo X90 Pro+で普段娘ばかり撮っていたことからも、逆に2倍のポートレートでここまで撮りにくいのかと思ったくらいです。
望遠で撮影。
まず最初に3.5倍で撮影してみました。
次にvivo X100 Proにとって光学となる4.3倍で撮影してみましたが、この程度の倍率だとあまり差を感じません。
次に10倍で撮影してみましたが、この倍率になってくるとvivo X100 Proの方がノイズが少ないように感じます。
そして20倍に30倍と撮影してみましたがvivo X100 Proの方がノイズが少ない。
50倍になると両機種とも画質は微妙ですがそれでもvivo X100 Proの方がまだまし。
最後に100倍で撮影してみましたが実用性があるとは言えないとは改善していることをしっかりと確認できます。
画角を細かく切り替えができる。
またvivo X100 Proのポートレートは細かく画角を切り替えることができ、今回は出来るだけ同じくなるように撮影してみました。まず最初に1倍となる24mmで撮影。
次に35mmで撮影してみましたが個人的にはこの画角が一番撮りやすい印象。
そして実質2倍となる50mmで撮影。
次に85mmで撮影。
最後に100mmで撮影してみましたが、本来であれば撮影シーンや被写体に合わせて使い分けるべきだと思います。ただ1倍から4.3倍で見た時にそこまで画質の劣化が見られずフォーカス精度も優秀なのでかなり使いやすい印象を受けます。
テレマクロも使いやすい。
またズーム性能としてみても4.3倍は使いやすいですがテレマクロとして使えるのも便利でフォーカス精度も優秀で個人的に使っていて楽しいという感じです。通常の撮影モードでもポートレートでもどちらでも遊べるのがいいです。
サンプルを撮っている時は4.3倍にしておいて近場でも中距離でも臨機応変に対応できるのが非常に便利という感じでした。
超広角(低照度)で撮影。
次に手持ちかつナイトモードでサンプルを撮影してきました。
超広角は無理に明るくしようとしない結果白飛びも改善され、今までより暗いとはいえ雰囲気のある写真が撮れるように改善しています。
広角(低照度)で撮影。
vivo X100 Proの方がより陰影がはっきりした写真を撮影できている印象。
ただシーンによってはほとんど変わらないという感じです。
強い光源あるシーンだとvivo X100 Proの方が白飛びやフレアは抑え気味ですがゴーストはちょい目立つかなという印象です。ただ今年使ってきた機種の中でも圧倒的にゴーストが抑えられています。
望遠(低照度)で撮影。
最初に3.5倍で撮影。
次に4.3倍で撮影。
最後に5倍で撮影してみましたがズーム性能はvivo X100 Proの方が安定している印象です。
まとめ。
今回はvivo X100 Proの中国版を購入したので開封レビューをざっくりとしてみました。
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今回も毎度お馴染みまめこさんのところで購入しており自分が購入した時は約14万円と安いです。ざっくり言え基礎スペックの向上に加え電池持ちの改善に望遠レンズの強化という感じ。
さらに自分が多用するポートレートモードを写真と動画の両方で強化してきた感じです。今年の中位モデルが昨年の最上位モデルと張り合えると考えるとかなり進化したと思います。
何よりカメラに拘りをもつ人にとってvivoは一度試してほしいメーカーの機種に感じます。
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