Pixel 8 短期レビュー。撮ってもイジっても楽しいカメラスマホ

先日にはPixel 8シリーズが正式発表されたばかりですが早くも来年の5月に正式発表される可能性がPixel 8aのデザインもリークしています。詳細は「Pixel 8aのほぼ確定的デザイン判明。想定していたほど小型化せず」をご参照下さい。

一方で今年のフラッグシップモデルとなるGoogle Pixel 8とGoogle Pixel 8 Proを購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「Pixel 8 & 8 Pro 開封レビュー。この機種の魅力はまだまだ語りきれない」をご参照下さい。

さて今回Google Pixel 8を購入してから約1週間使ってきたので気になる部分について短期レビューをしてみたいと思います。

残念だったポイント。

Pixel 8シリーズの両方を購入しましたが今年も無印を優先的に使ってきたので約1週間ですが気になった部分を確認していきたいと思います。

スピーカーの音質。

まず一つ目としてスピーカーでGoogleが正式発表の際に言及していなかったことからもあまり期待していませんでした。なので案の定という感じですがスピーカーはそこまで進化したという感じではありません。

とりあえず音量を50%に設定してスピーカーテストをしてみました。頂いたコメントで納得したのですがキンキンするような高音がなくなり音のバランスを良くなった。

前モデル対比で音質が改善していることに違いはないですがバランスが良くなった結果音量が小さくなったという感じで素人目で見て改めて思うのはスピーカーのチューニングが難しい。

音量や音質とのバランスをとるのも大変ですが音量を大きくすると共振がひどくなります。普段自分はXperiaを使っていることもありそもそものハードルが高いということもあります。

ただPixel 8ではまだまだ改善の余地があるという感じでこれからに期待したいところです。

画像処理にラグ。

次に2つ目としてはカメラの画像処理のスピードでざっくり言ってしまえば重いと感じる。通常の撮影やポートレートなどではそこまで感じないことが多くレビュー用のサンプルを撮影している時は開封直後の状態でもあまり気にならなかった。

ただかなり細かい部分になりますが動体を撮影した後の画像処理が地味に重く感じます。Android14にアップデート前のPixel 7 Proは不具合だったのか動体を撮影しようとする時プレビュー画面でカクついて撮りにくいことが多かったですがPixel 8では同様の現象はない。

ただ動体を撮影した後に画像を確認しようとするとだいぶもたついていることが多い印象です。一方で画像処理後の撮れた写真は流石というべきか動体でもしっかり撮れるので満足度が高い。

あと画像処理とは別の話になりますがポートレートの倍率が1.5倍/2倍に変更されたこと。個人的には従来の1倍での撮影に慣れていたこともあり1.5倍が最低倍率にされると微妙な感じ。

1倍に2倍とユーザーが任意で選択できるのと最初から1.5倍になっているのでは訳が違う。

ちなみにPixel 7シリーズはポートレートで撮影してすぐに撮影した写真を開くと画像処理の際により広角気味に修正されるという感じでしたがPixel 8で試すと画像処理の際に広角気味に処理されたとの挙動がなく最初からその画角で撮ったかのような感じになっています。

普段使う上ではプレビュー画面と画像処理後の写真で画角がちょっと違うのは問題ないです。ただレビュー用のサンプルを撮る時はちょっと不便に感じてしまうこともあります。

一部情報によるとインカメラにおけるプレビュー画面と画像処理後の写真が違いすぎる現象が発生しているみたいですがサードパーティのアプリで写真を撮影して直接投稿する場合は画像処理後の写真とプレビュー画面で差がありすぎると使いにくいと感じることもあるかも。

何より個人的に気になるのは画像処理がちょっともたつくことが気になるという感じで個人的にはPixel 5で低照度での撮影をした時の挙動に似ているかなという感じです。

良かったポイント。

とりあえずいつも通りの使い方をしていたこともあり幅広い使い方はしていませんが個人的にはカメラの画像処理とスピーカーがちょっと残念かなという印象です。

発熱は地味に改善した印象。

一方で安心した部分としては発熱と電池持ちで発熱に関してはほとんど遭遇しませんでした。少なくともカメラのサンプル撮影をしている時やLINEポコポコをしている時などは発熱に遭遇する感じではなく時期的なものもあると思いますが想定以下の頻度という感じ。

たまにKindleを読んでいるだけで発熱を感じることもありますがそこまでではないです。少なくとGoogle Tensor G3のチューニングからもゲーム向きのスマホではないと思う。

なので自分のようにゲームをやらない人間からすれば特段問題がなくPixel 7の時より控えめです。また電池持ちに関してここ1週間忙しすぎていつもより触れている時間が短いというのもある。

ただ他の機種でもたまに似たような状況の時もある中で電池持ちは結構改善した印象です。

これで完全にいつも通りの使い方に戻った時にまた印象が変わってくるかもしれませんが直近の使い方だと50%以下になることもあまりなくこの前は15時くらいで90%くらい残っていることも。

ざっくり使った感じとして発熱するような使い方をしない限りは電池持ちが改善したことを実感。またLINEポコポコをやっても一部機種にあったようなみるみる減るような感じではありません。

おそらくですがいつも参考にしている海外サイトでのスコアで見れば100前後くらいの間隔です。今やフラッグシップでも110超えの機種が増えてきた中で見れば電池持ちがいい感じではない。

少なくともトップクラスのXperia 5ⅤやGalaxy S23 Ultraのような抜群の安定性はないです。ただGoogleが電池持ちを意識しているのかと思うくらい地味な改善を実感することが出来ます。

少なくとも直近のPixelの中ではまだ安定しているという感じで地味な改善とのイメージ。執筆時点で海外サイトがバッテリーテストの結果を公開していないため何ともですが最近使っている感じとしてはiPhone 15やGalaxy S23と同程度という印象を受けます。

ゲームをやらない自分からすればカメラにフォーカスしつつ発熱抑制に電池持ちの改善と嬉しいチューニングという感じでやらないゲームのために電池持ちが犠牲になるよりマシです。

安定性の高いポートレート撮影。

そして2つ目としてデメリット部分と一部重複しますがポートレートはやはり安定している。Pixel Foldの時からシャドーが強めというのかシーンによっては違和感を感じることも。

ただ屋外であれば違和感を感じることも少なく動体の撮影でもしっかり描写してくれる。

以前は髪の毛の部分が雑に処理されることも地味に多かったですが地味に改善した印象。さらにPixel 7 Proの時のようにプレビュー画面でガクガクすることもないので狙ったタイミングで撮りやすくブランコに乗っている娘でもしっかり撮れることが多い。

通常撮影であれば他の機種でも撮れないこともないですがポートレートになると別の話です。Xiaomiやvivoの最上位でも厳しいという感じでもPixelなら安定して撮れるという感じです。

Xperiaの通常撮影かつバースト撮影は動体の撮影にかなり強いですがポートレートになるとやはりPixel 8シリーズでも健在で子供をしっかり撮りたい人におすすめという感じです。

また被写体に寄って撮影することも他社の無印と比較しても抜群の撮りやすさは良いところ。また無印でマクロ撮影に対応している機種は地味に選択肢がないという感じなのでマクロ撮影を使いたいと思う人にとってもおすすめできる機種かなという印象です。

通常のカメラ撮影の取り回しの良さはさすがという感じですが特徴なのはAIを活かした編集機能。消しゴムマジックの精度も上がっており以前のような違和感はさらに減っています。

また音声消しゴムマジックもノイズを消す程度であれば十分に使えるという感じで汎用性が高い。流石に子供の声がかなり多いシーンでは厳しかったですがそれでも他のシーンで使えるなら個人的には嬉しい機能という感じでAIを活かした機能は今の自分にとって楽しいです。

カメラ機能も重視つつ自分でちょっと編集したい人にとっては嬉しい機種になるかなと思います。

まとめ。

今回はPixel 8を約1週間使ってきたので短期レビューをまとめてみました。自分のようにゲームよりカメラを重視しているユーザーにとってはしっかり刺さる機種かも。

逆にゲームもそれなりにやりたいと思うユーザーは絶対選ばない方がいいと思う機種で他社のようにゲームパフォーマンスに特化している現状の中で独自路線というのは面白いです。

個人的にはこれだけ楽しめて11万円程度であれば十分に満足という感じだと思います。何よりゲームができる機種は選択肢が地味にある中Pixelの編集機能と精度に引けをとらない機種は他社でほぼないからこそ唯一無二の存在という感じで非常に魅力的です。

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