ネット上の評判はあまり良くありませんが後出しだからこそGoogle Pixel FoldはGalaxy Z Fold 5など他の折畳式機種と比較しても違うコンセプトを採用した良機種に仕上がっている印象を受けます。
詳細は「Pixel Fold 1ヶ月レビュー。本当にネットで言われるほど悪い機種なのか?」をご参照下さい。一方で10月4日はPixel 8シリーズが正式発表と予測されている中、カメラはハードはもちろんソフトも想定以上に進化している可能性があります。
詳細は「これだけでも欲しい。Pixel 8で追加される一部新機能判明」をご参照下さい。さて今回Googleが10月4日に新製品イベントを開催することを明らかにしたので簡単にまとめたいと思います。
新製品イベントの告知。
GoogleがMade By Google イベントを東部時間の10月4日午前10時より開催することは発表。このイベントは昨年と同様にニューヨークで開催されYouTubeやGoogle Storeのサイトでライブ配信することを明らかにしています。
計算が間違っていたら申し訳ないのですがニューヨークとの時差を考慮すると日本時間の10月4日23時よりイベントが開催されることに。Google I/Oなどは朝方の4時とかだったので起きているのが辛かったですが今回のイベントは計算通りであれば23時と比較的楽でイベントをみたい日本人にとってもありがたい時間です。
またPixel 7シリーズの購入特典としてもらえたストアクレジットの期限が10月5日か10月6日。おそらくイベントの途中で新製品の予約が開始する可能性があるのでストアクレジットを使って買い替えたかったユーザーからすればギリギリ買い替えが可能という感じになるかも。
ただ正式発表から買い替えに対して悩んでいる時間がないことに違いはないので注意が必要です。また新製品の発売時期ですがGoogleは新製品を木曜日あたりに発売することが多いです。
昨年と同じ流れであれば10月12日に発売される可能性。一方で執筆時点でAndroid14の本配信が開始されていないことが気になる。Pixel 6シリーズの時はAndroidの遅れから発売自体がちょっと遅れたのでAndroid14のチューニング次第では10月19日になる可能性あり。
何より新製品イベントが開催されることが確定したのは個人的にスッキリという感じです。何も問題なければ1ヶ月ちょいで手元にあると考えると今から非常に楽しみという感じです。
ティザー画像がリーク。
このイベントにおいて事前情報通りであればPixel 8/Pixel 8 Pro/Pixel Watch 2が正式発表されると予測されておりその他Pixel Tabletの専用アクセサリーが登場する可能性。
一方で先日にGoogleは公式サイトでPixel 8 Proのティザー画像を誤って公開したことが判明。Google自身の公式サイトに掲載されていた画像なのでフェイクの可能性はないと思います。
男性が手に持っている機種はカメラ部分が非常に大きく現行モデルと異なり望遠部分が独立したデザインではなくトリプルレンズが一体化したようなデザインを採用していることを確認。
さらにLEDフラッシュの下に事前情報通りであれば赤外線温度センサーの搭載を確認できます。このことからもPixel 8 Proである可能性が高く想定以上にカメラ部分がすっきりして見えます。
一方で気になる部分としては現行モデルはカメラフレームがサイドフレームまで繋がっていますが今回のティザー画像だと途中でカメラバーがきれているように見えるのでケースをつけているかも。
ちょっと何とも言い切れませんが仮にケースをつけていないのであればカラバリはポーセリンかも。ちなみにPixel 8 Proはリコリス/ポーセリン/スカイの3色展開になると予測されています。
先日リークしたティザー動画からもスカイのカラバリは確認されており今回でポーセリンを確認。自分の目だと白というよりはクリーム色に見えますが光の反射などで変わりもっと白に近いかも。
またカメラフレーム部分は光沢があるように見えるため現行モデルと同じくポリッシュ仕上げかも。ただその他の部分は歴代モデルと異なりマット仕上げを採用しているようにも見えます。
ちなみに先日リークしたプロトタイプではマット仕上げが採用されているためより確率が高く本体側面に音量ボタンと電源ボタンを確認でき従来とボタンの配置は一緒の可能性があります。
ティザーで見ると個人的には想定上に洗練されている印象でめちゃくちゃ物欲が刺激されます。あとは色の系統が黒なのか不明ですがリコリスがどんな色味になるのか非常に楽しみです。
Pixel Watch 2なのか?
そして今回のティザー画像で気になるもう一つの部分として男性が左手につけているものです。特徴的なドーム型のデザインを採用していることからもPixel Watchだと思いますが個人的には初代とデザインが違うように見えます。
被写体となっている男性はかなり体格が良さそうに見えますがこれだけでは身長などを判断することは難しくイメージになっちゃう。ただ初代と比較してディスプレイがドーム型というよりは平べったくなった印象を受けます。
サイドフレーム部分にかけてディスプレイが湾曲していることに違いはありません。この男性がつけているスマートウォッチがPixel Watch 2ならという前提になりますがデザインのベースは踏襲しつつもかなり薄型化されているように見えこれは朗報という感じです。
また気のせいかもしれませんが本体サイズも僅かに大きくなっているように見えます。事前情報からも筐体はステンレスからアルミに変更され軽量化される可能性があること。
さらにバッテリー容量が微増していると言われている中筐体はかなり薄型化されているのかも。ちなみにリーク通りであればディスプレイサイズは現行モデルと一緒と言われており個人的に期待している大型モデルが存在しているのか現時点で確定的な情報は残念なことにない。
あとは現時点不明ですがPixel自体でPixel Watchの充電が可能になるようにして欲しいです。現行モデルはQiに対応しておらずあくまでも独自規格のみへの対応でPixelのバッテリーシェアは非対応となっており実機で試しても充電開始のUIが出る時もありますがGoogleは非対応と断言。
むしろ非対応の充電規格で無理に充電すると故障の原因になるため避けて下さいとしています。まだまだ未知数な部分が多いPixel Watch 2ですが国内で見ればGalaxy Watch 6がFelicaに対応したことで電子マネーのアドバンテージがなくなるので製品自体の魅力も重要です。
仮に今回のティザー画像で確認できるのがPixel Watch 2なら同時に正式発表の流れかも。
進化にかなり期待できる。
今までGoogleはソフトが主軸でハードが弱めだったからこそ印象がイマイチだった可能性。ただPixel 6シリーズからはGoogle Tensorの搭載含めてスペックを一気に底上げしています。
Pixel 8シリーズもスペックの進化幅が大きい可能性がありメインカメラセンサーの刷新。同じSamsung製とはいえ1/1.12インチと大型センサーを搭載することに違いはありません。
またスタッガードHDRに力を入れていると噂されており動体の撮影がより強化されることに加え今までのPixelの弱点だったフレアやゴーストに白飛びなどがしっかり改善される可能性。
またバッテリー容量が増え充電速度の改善に加えGoogle Tensor G3の搭載との予測。よくSnapdragon888程度のパフォーマンスしかないと批判されますがSamsungの5nmに採用しているアーキテクチャを見ればSnapdragon888の世代と近いので似ているのは当たり前。
ただGoogle Tensor G3のメインコアはCortex-X3になると予測されているのでアーキテクチャだけで見ればSnapdragon 8+ Gen1以上Snapdragon 8 Gen 2以下の可能性。
少なくともSnapdragon 8 Gen 2と同程度のパフォーマンスまで改善されれば十分だと思う。またミドルコアを4つ搭載するなど電力効率を重視していることから電池持ちも改善する可能性。
もちろん実際に使ってみないと分からないですが電池持ちはしっかりと改善するかもしれません。価格に関して事前情報通りであればPixel 8が$649と現行モデルより$50の値上げの可能性。
国内では10万円以下になれば御の字という感じでフラッグシップが10万円以下なら安いです。やはり次の新製品発表会のメインはPixel 8シリーズでどれだけ仕上がっているのか気になる。
まとめ。
今回はGoogleが10月4日に新製品発表会を開催することが判明したので簡単にまとめてみました。例年通りのタイムスケジュールであれば10月中旬には国内でも発売される可能性が高い。
下半期に登場する機種の中でもかなり欲しい機種なので今から非常に楽しみです。
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