Pixel 7aが実質最後に?2024年以降Pixelは大変革期に突入

Google初の折畳式機種であるGoogle Pixel Foldのアメリカ版を購入してみましたが、販売地域が限定されていることもあるのかアメリカ版でも技適があり、国内版とおそらく違うのは保証とおサイフケータイだと思います。

詳細は「Pixel Fold 最速自腹開封レビュー。想定以上に完成度が高いけど粗が目立つ」をご参照下さい。またGoogle Storeにおいて8月8日より創立記念セールを開催することを明らかにしておりPixel 7シリーズが安く購入できる大チャンスです。

詳細は「Pixel 7が超激安。Pixel 8登場前最後の大型セールがまもなく開催へ」をご参照ください。さて今回リーク情報をもとに2024年以降のGoogle Pixelのラインナップについて簡単にまとめたいと思います。

Pixel 7aが実質最後

ユーザーとしてみれば2023年に登場する機種は全て2023年モデルという認識だと思います。ただコードネームをみるとGoogleにとって年度の切り替えとなっているのが10月です。

例えば今年でみると上半期に登場したPixel 7aとPixel Foldはコードネームからも鳥科が採用されており2022年10月に登場したPixel 7シリーズと同世代の扱いです。なのでPixel 7シリーズやPixel 7aにPixel FoldはGoogle Tensor G2を搭載。

そして今年の10月に登場するPixel 8シリーズのコードネームは犬科が採用されており世代が異なり分かりやすい違いの一つとしてはGoogle Tensor G3を搭載していること。

現時点で判明しているコードネームはシバ/ハスキー/アキタの3種類でシバとハスキーがPixel 8にPixel 8 Proでアキタが廉価モデルであるPixel 8aだと予測されています。

Pixel 8シリーズが今年の後半に登場するのは妥当な流れですがPixel 8aはどうなるのか。

どこまで信憑性があるのか不明ですがGoogleは今後ラインナップ構成を見直す可能性。その一つとして廉価モデルでPixel 3aシリーズが登場してから販売地域は限定されながらも毎年後継機種が登場していましたが事前情報通りであれば今後2年周期に変更される可能性。

あくまでもPixel 7aの売れ行き次第みたいですが2年連続で販売される可能性があります。これはアメリカのように値下げされたPixel 6aが併売されているとのは大きく違い単純にPixel 8aが発表されずPixel 7aが来年も継続して発売される可能性があること。

そのためGoogleは保険としてPixel 8aを開発している可能性があり状況次第では中止に。さらにアップデートサイクルを変更することからも命名規則も変更される可能性があること。

日本ではかなり好調に売れているPixel 7aですが他の発売地域ではどうなのか不明です。あくまでもリークに過ぎませんがPixel 7aが売れれば売れるほどPixel 8aは来年出ないかも。

ちなみにGoogleがaシリーズを2年周期に変更する理由の一つとして本体価格との噂も世界的なインフレに加え原材料の高騰などからも最新世代を出せば出すほど高くなる可能性。

Pixel 4aの時は$349程度だったのがPixel 7aでは$499と廉価モデルでも高価格化。これ以上高価格化してしまうと廉価モデルとしての競争力を失う可能性も考えられます。

ただ最新機種を出すペースを落とせば値上げするペースを落とせる可能性もあります。実際のところGoogleがどのように考えているのか不明ですがPixel 7aでかなり底上げ。

この先2年競争力のあるスペックが必要とPixel 7aを出したなら納得もできる感じです。

フラッグシップの見直し。

またGoogleはaシリーズとは別にフラッグシップモデルのラインナップを見直す可能性。Pixel 8aを発売するかどうかにも影響を受ける可能性がありますがPixel 9シリーズでは従来の2モデルに加え小型サイズのProモデルを追加して3モデル構成になる可能性があります。

Pixel 8シリーズのリークを確認する限り筐体サイズによるスペックの違いは仕方ないです。

ただカメラに関してはメインカメラセンサーがGN2と一緒ですが超広角センサーは異なり望遠センサーはPixel 8 ProのみとなっていますがPixel 9シリーズの上位モデルはカメラがある程度共通化され筐体サイズの違いからスペックの違いが発生する可能性。

ちなみに事前情報通りであれば新たに追加されるプロモデルは6.3インチ程度の可能性。なのでPixel 8シリーズのディスプレイをPixel 9シリーズでも踏襲するのであれば6.1インチ/6.3インチ/6.7インチの3モデル構成になる可能性があり選択肢が増えます。

価格に関する情報などはありませんがPixel 7が$599でPixel 7 Proが$899なので新たに追加されるプロモデルは$799前後の価格設定になる可能性があり価格的にも丁度いい。

そして2025年に登場するPixel 10シリーズでは4モデル構成になると予測されています。

現行モデルで見るとiPhone 14は無印が2モデルにプロモデルが2モデルの合計4モデル展開。GoogleもAppleのように無印とプロモデルの合計4モデル展開にしたいとの話があります。

無印は価格をある程度抑えつつプロモデルは高めにして利益をとるようにするのかも。あくまでも事前情報通りであればラインナップが増えることからもaシリーズの立ち位置が微妙。

これ以上値上げ出来ないからこそアップデートサイクルを遅らせるしかないのかも。

ちなみに現時点ではPixel Fold 2と思われるコードネームは見つかっておらず開発を開始しているのか不明で事前情報通りであれば初代の売れ行き次第とも言われています。

少なくともアメリカのGoogle Storeの在庫状況を見ると2ヶ月から3ヶ月待ちで生産に大きな問題が発生していなければGoogleの想定を大きく超えたニーズが発生している。

そうなれば2世代目の開発にも積極的になってもいいように感じますが後継機種を毎年発表するかわからないので何ともです。さらにGoogleはクラムシェル型にも興味があることを明らかにしておりPixel Flipがそこまで遠くない未来に登場する可能性。

ちなみに事前情報では開発進捗とPixel Foldの売上次第で2025年に登場する可能性。あとは価格帯を考えるとPixel Foldなどはフラッグシップの発表と揃えた方がいいと思う。

当初Pixel Foldは2022年秋にに発表予定とされていましたが残念なことに今年の5月に延期。世代は一緒なのでGoogle Tensor G2ですがすぐにPixel 8シリーズが出ることを考えるとスペック的に見劣りします。

Pixel 8シリーズの発表に合わせて後継機種の発表は考えにくく来年の5月に発表するのであればPixel 9シリーズと合わせて発表がいいのかも。あくまでも全て順調にいった場合2024年はPixel Fold 2にPixel 9シリーズの4モデル。

そして2025年は廉価モデルに折畳式機種が2モデルにフラッグシップが4モデルで合計7モデル。事前情報通りであれば来年以降ラインナップは一気に拡充されていく可能性があります。

完全な独自SoCに切り替え。

そして2025年はGoogleにとって大きな転換期になる可能性があり完全な独自SoCの採用。現状Google TensorはSamsungのExynosをベースにしたカスタマイズSoCです。

メインコアを2つ搭載するなどExynosとアーキテクチャは大きく異なりますが半独自です。ただ事前情報通りであれば2025年にTSMC製のGoogle Tensor G5を採用する可能性。

GoogleはSamsungから離れARMのアーキテクチャを採用しつつTSMCの3nmプロセスを採用。またサプライヤーもTSMCになると予測されており完全な独自SoCに切り替わる可能性。

メインコアを2つ搭載するとか異質な構造を採用しているのが影響しているのかそれともSamsungのプロセスノードを採用していることが影響しているのか発熱がひどい。

そして消費電力も多いのか電池持ちもイマイチという感じでちょっと残念な感じです。

またベンチマークが全てではありませんがQualcommと比較するとかなり見劣りします。あくまでも開発が順調にいけば早くて2025年から独自SoCに切り替わる可能性があるので今後の開発進捗によっては独自SoCへの切り替えは遅れる可能性が十分に考えられます。

ただ中途半端なパフォーマンスで発熱しやすく電池持ちも微妙となるコストが増してもしっかりしたSoCを搭載して欲しいと思うユーザーが多いのではないかなと思います。

またPixel 7aが採用しているGoogle Tensor G2は採用されているパッケージング技術の違いからもコストカットされていると言われており通常盤と比較して発熱しやすい可能性。

だとすれば廉価モデルは型落ちのSoCを搭載するくらいで丁度がいい感じもしまいます。

個人的に本体価格が高くなってもSamsung製のコンポーネントから卒業した方がいいです。ストレージとディスプレイはSamsung製でいいですが5Gモデムなど絶対に変えてほしいです。

おそらくですが現状Google Tensorの開発コストや生産コストを少しでも抑えるためにSamsung製のコンポーネントを積極的に採用することでトータルコストを抑えている可能性。

ただTSMC製に切り替わればトータルコストを下げるのが難しくなるのでSamsung離れは加速。ハードの品質面が改善されるのであれば高価格化は歓迎で今から期待しています。

まとめ。

今回はリーク情報をもとに今後のPixelについて簡単にまとめてみましたが大きな転換期。少なくとも今年までは現状維持という感じかもしれませんが来年は大きく動くかもしれません。

リークを鵜呑みにするのは危険ですが一つの見通しとして機種変更するのはありかも。

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