僅かに安くなる可能性も?Google Pixel 8の価格判明?

Pixel 6aの時に感じたデメリット部分がしっかり改善された上で、円安の影響の中僅か1万円程度の値上げに踏みとどまったGoogle Pixel 7aを購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた」をご参照下さい。

また早くも話題の中心は今年の後半に発表が予測されているPixel 8シリーズであり、先日の情報からもPixel 8シリーズは4色展開でそれぞれ限定色が用意されている可能性があります。詳細は「今年のGoogleは奇想天外。Pixel 8のカラバリ判明に加え廉価版SoCも」をご参照下さい。

さて今回Yogesh BrarがGoogle Pixel 8の価格について言及しているので国内の予想価格と合わせてまとめたいと思います。

一部スペックに言及。

今年の夏モデルで見ると最上位モデルは20万円前後の価格設定でミドルレンジも7万円前後の印象。Snapdragon695を2年連続採用することでコスト増加を抑えようとしても値上げは避けられず。

その中でPixel 7aは前モデル対比で1万円近く値上がりしたとはいえ6万円ちょいとまだ安い。だからこそ気になってくるのがPixel 8シリーズの価格で今回有名なリーカーがスペックに言及。

Android AuthorityがGoogle内部からの情報として最近かなりリークしているため今回のリーカーの情報は特段驚きはありません。ただ気になる部分もあるので確認していくと一つ目としてRAM8GBが継続であること。

Pixel 7aがRAM8GBに強化されたことからもPixel 8は差別化のためにRAM12GBに強化されるかと思っていましたが残念なことに同じです。Pixel 7aではかなり改善した印象ですがリロード問題が残っている感じである一方でPixel 7は最初からないのでおそらくPixel 8ではRAM8GBでもそこまで心配する必要なし。

そしてストレージを合わせて確認すると現行モデルと同じく128GB/256GBの2モデル展開に。一時期噂がありましたが今回の情報通りであれば512GBモデルと大容量モデルはなさそうな感じ。

ただ仮にあったとしても日本で発売される可能性は低いので期待は最初からしない方がいいかも。

ちなみにGoogle Tensor G3はUFS4.0に対応している可能性が高いと予測されていますが先日リークしたPixel 8 Proのプロトタイプからも128GBのストレージを搭載していることが判明。

現状SamsungはUFS4.0かつ128GBのストレージを発売していなかったので他社製を採用もしくはPixel 8シリーズの製造までに128GB版が発売されない限りPixel 8シリーズは128GBモデルが存在していることからも現行世代と同じくUFS3.1を搭載している可能性があります。

SDカードスロットを搭載していないからこそ大容量とストレージ規格は頑張ってほしいところです。

そして2つ目として超音波式指紋センサーを搭載する可能性があるとしていますが本当なら朗報。Pixel 6シリーズでPixel初として画面内指紋センサーを搭載しましたがハードの問題もあったのか。

不具合が多発してPixel 6aではまさか廉価モデルのタイミングでハードが刷新されています。Pixel 7シリーズではだいぶ落ち着いた印象もありますがまだまだ個体差に個人差が出やすい印象。

ただ今回の情報通り超音波式指紋センサーを搭載するなら多くのユーザーにとって使いやすい。現行モデルが採用している光学式は光を投射して指からの反射を認識した上で認証しています。

そのため高照度の環境や指が濡れていたりすると認証を失敗する可能性が高くなりますが超音波式だと失敗しにくくなり認証速度に認証精度も高くなる可能性があり期待できます。

現状GalaxyやAQUOSなど一部搭載機種は非常に快適でPixel 7シリーズとやはり差を感じます。顔認証に対応している可能性が高いとはいえ指紋認証も快適に使えた方がユーザビリティは高いです。

Pixel 8 Proのカメラとの違い。

そして今回の情報でカメラスペックにも言及しており改めてPixel 8 Proと差別化されていること。Pixel 6シリーズの時はPixel 6 Proのみがペリスコープを搭載している感じでしたがPixel 7シリーズでは超広角センサーも異なりPixel 7 Proのみマクロ撮影が可能という感じ。

ただPixel 8シリーズではさらに差別化される可能性がありPixel 8はIMX386と古い物を採用。IMX386はPixel 6シリーズの超広角センサーと一緒でセンサーサイズも1/2.9インチと小さめ。

一方でPixel 8 Proはリーク段階ではマクロ撮影に対応していない可能性があると予測。だとすれば同じセンサーでもいいのではと思いますが事前情報通りならIMX787を搭載との予測。

Pixel 7aがメインカメラセンサーとして採用しており64MPで1/1.7インチと大きさが違う。

またGoogleは広角と超広角で同時に撮影して画像処理を行う技術にも力を入れておりその一つとして顔フォーカスがありPixel 7 Proでは望遠レンズが必要ない5倍以下のズーム撮影時の画質を改善するために使用するなど広角と超広角がどんどん重要になっています。

Pixel 8シリーズではメインカメラセンサーこそSamsungのGN2と同じになる可能性。ただPixel 8 Proは超広角の強化にペリスコープの搭載と今まで以上に差別化される可能性。

メインカメラセンサーが1/1.12インチと無印でこのサイズは十分に驚異的とも言えます。ただカメラに少しでも拘りたい人は今まで以上にPixel 8 Proを選ぶ流れになると思います。

ちなみにインカメラは同じだと予測されているのでソフト含めて差別化しない可能性があります。

また事前情報通りであればレーザーオートフォーカスもPixel 8 Proのみが刷新される可能性。Pixel 7の時点でもかなり満足度が高いフォーカス性能ですがより差別化される可能性がある。

ある程度カメラに拘る人ほどPixel 7aではなくPixel 8シリーズを選ぶ流れになると思います。その中でカメラだけで見るとPixel 8は残念なことにちょっと中途半端に感じてしまうかも。

同氏が言及しているスペックはこんな感じですが注意点として同氏の情報は外れることが多い。ただリーカーとして有名であることに違いはないのである程度の信憑性はあると思います。

価格が判明?

そして今回同氏が合わせてPixel 8の価格に言及しており128GBモデルは$649で256GBモデルが$699になる可能性があると予測しています。ちなみにPixel 7の128GBモデルの価格は$599で256GBモデルが$699となっていることからも128GBモデルのみ値上げされることに。

他の市場と比較してもアメリカのPixel 7の128GBモデルの価格は安いことからも値上げ回避がかなり厳しかったのかもしれませんが逆に256GBが値上げにならいのも面白いと思います。

あとは為替の影響でどうなるかだと思いますがPixel 7aは税込で1ドル=125円という感じでPixel 7は税込で1ドル=137円とPixel 7aの方が為替を考えるとかなり頑張ってくれています。

ちなみにPixel 7aと同じくらい頑張ってくれればPixel 8の価格は約8万1000円と現行モデルより僅かに値上がりますがPixel 7と同程度なら約8万8000円と地味に高くなります。

正直Googleがいつの為替を基に本体価格を決定するのか何ともなので詳細は不明です。

ただここ2年で見ると世代を重ねるごとに1万円ずつ高くなっているので単純に考えればPixel 8は9万4000円前後でPixel 8 Proは13万4000円前後でイメージしておくのがいいと思う。

正直高くなることは世界情勢を考えれば避けられないという感じです。ただ値上げされても他社のフラッグシップモデルより安いことに違いはないので強みはしっかりある。

さらにPixel 7aの魅力を引き立てるために価格差はもっと必要に感じるので値上げの可能性。そろそろ円安がとまって欲しいなと思っていましたが直近でみれば140円前後と円安方向に。

このまま以前のように150円台にいってほしくないですがアメリカの動き次第なので何ともです。この感じでいくとPixel 9シリーズあたりで最低価格が10万円前後になってくるのかもしれません。

ただGoogleはかなり日本市場を意識している可能性がありCounterpoint Researchのレポートによると2023年第1四半期において前年対比でPixelの出荷台数は67%増加しています。

さらにGoogleの主要地域を見ると日本は前年対比で大幅に成長して34%のシェアを獲得。つまり第1四半期においてPixelが最も売れた地域が日本ということになり今まで以上に重要。

スマートフォン全体で見れば出荷台数が減少している中Pixelはかなりの成長を見せている。そして日本では一気に売れておりPixel 7シリーズとPixel 6aの存在がかなり大きかった。

Googleは今後も日本市場に力を入れてくれるならPixel 8シリーズの価格は頑張るかも。

まとめ。

今回は有名なリーカーがPixel 8の一部スペックと価格に言及していたのでまとめてみました。値上げ回避は不可能だとしても今回の情報通りの価格で収まれば御の字に感じます。

ハイエンドコンパクトモデルとして注目度が高くどんな仕上がりになるのか非常に楽しみ。

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