Galaxy Zに暗雲。下半期の折畳式機種市場はかなり熱い展開に

先日の情報からも7月下旬にSamsungは韓国で新製品イベントを開催することを明らかにしており、同社にとって主力製品であるGalaxy Z Fold 5やGalaxy Z Flip 5が発表される可能性があります。

詳細は「Samsungの次期新製品のカラバリ判明?Z Flip 5はまさかの8色展開」をご参照下さい。一方で今年の上半期に購入した機種の中でもGalaxy S23 Ultraは圧倒的な完成度の高さに加え驚異的な安定性を誇り面白みはないですがおすすめしやすい機種に感じます。

詳細は「Pixel 7aが強い。2023年上半期。本当に買って良かった機種4選」をご参照下さい。さて今回今年の下半期は折畳式機種市場にとってかなり熱い展開になりそうなので簡単にまとめたいと思います。

Honor Magic V2

個人的に折畳式機種はかなり好きで現状手持ちにブック型だけでも5台近くあります。そんな自分にとって今年の下半期はさらに楽しみで一つは先日予約が開始したPixel Foldで国内で発売されることに加えドイツ/イギリス/アメリカとグローバル展開されます。

そして個人的に気になる2つ目の機種として7月に正式発表される可能性があるHonor Magic V2です。

もともとはHuaweiのサブブランドだったHonorですがHuaweiがWualcommと取引をするための条件の一つとしてHonorの売却だったと言われておりHonorはサブブランドではなく完全に独立。

サブブランドの時は廉価モデルが中心という感じでしたが今やハイエンドから折畳式機種まで幅広く展開しており2022年1月に同社初となるHonor Magic Vを発表しており2022年11月にマイナーアップデートモデルとなるHonor Magic Vsが発表され4月からはグローバル展開。

そして今回の情報によるとHonor Magic Vの後継機種となるHonor Magic V2を7月に正式発表する可能性があるとの予測。Honor Magic VsはSoCの強化と薄型化軽量化がメインでしたがHonor Magic V2はナンバリングが変更されることからもメジャーアップデート。

今回の情報によるとRAMは最大16GBでROMは最大で512GBモデルが用意されている可能性。

またどのような狙いがあるのか不明ですが現行モデルと同じくSnapdragon 8+ Gen 1を搭載したモデルと最新となるSnapdragon 8 Gen 2を搭載した2つのモデルが登場する可能性。

またメインカメラセンサーの詳細は不明ですが画素数は2倍となる108MPになる可能性。その他バッテリー容量は5000mAhと現行モデルと同じですが50Wのワイヤレス充電に対応。

メインディスプレイも現行モデルは90Hzですが高リフレッシュレートかつLTPO対応のディスプレイを搭載する可能性があるとしているので可変式120Hz表示に対応する可能性。

まだまだ詳細は不明ですが現行モデルの不満点の一つであるワイヤレス充電に対応する可能性がありあとは他社と同様にIPX8に対応するのかも気になるところ。何より今回の情報通りに7月に正式発表されれば年内にグローバルモデルも発表される可能性。

Honor Magic Vsは2022年11月下旬に中国で発表され2023年2月下旬のMWCでグローバル発表されておりマレーシアなどで4月から発売された感じなので年内ギリギリの発売があるかもしれません。

個人的にはハード以上にソフトの作り込みがかなり甘い印象で2世代目でどう進化するのか。貴重なグローバル市場で発売される可能性がある機種なので今から非常に楽しみです。

OnePlus V Fold

次に3つ目の機種として8月に正式発表される可能性があるOnePlus V Foldです。OppoはOppo Find Nシリーズを毎年12月に発表していましたが今年は8月頃の発表予定。

一方でOnePlus初の折畳式機種であるOnePlus V Foldを8月に正式発表と予測されています。違うブランドですがOppoが中国限定での展開をしてOnePlusがグローバル中心の展開。

この流れからもOppo Find N3が中国版でOnePlus V Foldがグローバル版とスペックやデザインはほとんど共通化されているとの噂。Oppo Find N2のコンパクトなサイズ感が好きな人にとっては残念ですが事前情報においてメインディスプレイは8インチ前後。

そしてサブディスプレイは6.5インチ前後になると予測されておりOnePlus V Foldのほぼ確定的なデザインから見ても従来とディスプレイサイズやアスペクト比は大きく変更。

横長の形状かつコンパクトなサイズ感は他社との差別化に繋がっていましたが今回で均一化に。デザインをざっくりと確認すると本体サイズなどは不明ですが水滴型ヒンジを採用の可能性。

そして指紋認証が統合された電源ボタンに音量ボタンで背面にはサークル型のデザインを採用したトリプルレンズカメラを搭載しており望遠はペリスコープになる可能性があります。

ちなみにメインカメラセンサーは50MPのIMX890を採用と予測されており1/1.56インチなので折畳式機種の中ではまずまずの大きさのセンサーを採用。また背面はレザー基調がベースなのか不明ですがガラスを採用したより高級感を感じるカラバリも用意されている可能性があるとの話。

また一時期存在しないと噂されていましたがSnapdragon 8+ Gen 2を搭載する可能性。Honor Magic V2もそうですがSnapdragon 8+ Gen 2の発表タイミングを意識しているかも。

詳細は不明ですがSnapdragon 8 Gen 2 For Galaxyと同程度のパフォーマンスを誇るかも。そしてメインディスプレイは2Kの表示解像度に可変式120Hz表示に対応する可能性があります。

バッテリー容量は4800mAhで有線の場合は最大で80W程度になる可能性があるとの予測。その他ワイヤレス充電に対応すると予測されておりあとはIPX8に対応する可能性があること。

少なくともOnePlusは第3四半期に折畳式機種を発表することをすでに明らかにしており従来と同じ流れであれば8月にニューヨークで発表される可能性。

また今回の情報ではインドに中国にアメリカで発売されるとしておりアメリカで発売されるブック型の折畳式機種はGalaxy Z FoldシリーズにPixel Foldに次いで3機種目になる可能性があります。

Oppo Find N3とどう差別化するのか不明ですがグローバル展開はかなり魅力的です。個人的にはPixel Foldに次いでめちゃくちゃ気になっている折畳式機種という感じです。

Xiaomi Mix Fold 3

そして3つ目として第3四半期に発表される可能性があると予測されているXiaomi Mix Fold 3です。スペックの詳細は不明ですがデザインは現行モデル対比でさらに薄型化する可能性。

現行モデルの時点でかなり薄い感じでしたがHuawei Mate X3に迫るサイズ感になるのかも。その他Snapdragon 8 Gen 2を搭載して現行モデルのデメリットだったワイヤレス充電に対応。

カメラも大幅に強化される可能性があると予測されており望遠はペリスコープにアップデートされる可能性。価格や詳細なデザインは不明ですがやはりXiaomiの折畳式機種は気になるところです。

さらに一部情報によるとクラムシェル型であるXiaomi Mix Flipも合わせて発表かも。何よりXiaomiの課題としてはグローバル展開に消極的で今後どうなるかだと思います。

5G非対応かつGMS非対応のHuaweiが折畳式機種市場でシェア2位を獲得している理由の一つは単純にグローバル展開していることで中国市場では競合が多すぎるのでかなり厳し目。

一方でグローバル市場でみると今年ことは増えそうですがGalaxy Zシリーズのみと単純。

逆に言えばGalaxy Zシリーズより魅力的な製品を作ればシェアを伸ばすことが出来ますが中国市場だけでみればHonro/Huawei/vivo/Oppoなど競争相手がかなり多く難しいです。

Xiaomi 13 Ultraの反応がいいことからも折畳式機種もぜひ展開してほしいところ。何より今年はグローバル展開される折畳式機種が一気に増える可能性がありGalaxy Zシリーズが徐々に崩れる可能性があります。

Galaxy Z Flip 5はサブディスプレイの大型化もあり刷新に近い印象は受けますがGalaxy Z Fold 5は超マイナーアップデートという感じです。カメラセンサーに変更はなくヒンジの改善に伴い薄型化軽量化にSoCの強化で電池持ちの改善。

完成度という面で見ればソフト含めてトップクラスになると思いますが進化が乏しく価格帯を考えるとユーザーも簡単に乗り換えられる感じではないので動きは悪い可能性がある。

Pixel Foldのグローバル展開は確定しているので今年中にXiaomiなど他社がしっかりと動けば市場を刺激できる可能性がありGalaxy Zシリーズの活性化にもつながる可能性。

まとめ。

今回は折畳式機種において今年の下半期がさらに熱くなりそうなのでまとめてみました。超保守的になったSamsungに対してGoogleやHonorにOnePlusがどの程度勝負できるか。

個人的にOnePlus Foldは予算次第では絶対ほしいと思っておりGalaxy Z Fold 5よりかなりほしいと思っており何よりグローバルモデルの選択肢が増えるのは嬉しい。

逆に今後グローバル展開できないメーカーの機種は淘汰されていく可能性が高いように感じます。

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