Pixel 8の詳細なディスプレイスペック判明。無印最強クラスの輝度に対応

Google Pixel 7aを購入して軽く使ってみましたが、6万円という価格でこの完成度はやはり満足度が非常に高く感じます。詳細は「Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた」をご参照下さい。

ただ一方で上位モデルであるPixel 7とはスペック上で差別化できておらず、ユーザーにとって非常に分かりにくいので分かりやすいラインナップがGoogleの今後の課題に感じます。

詳細は「Pixel 7aは本当にコスパ最強?価格崩壊中Pixel 7と比較レビュー」をご参照下さい。さて今回海外サイトがGoogle Pixel 8シリーズのディスプレイに言及しているので簡単にまとめたいと思います。

Pixel 8のディスプレイ。

先日にはPixel 8シリーズのカメラセンサーの詳細をリークした海外サイトがGoogleの内部情報からとして今回はディスプレイスペックについてリークしておりまずPixel 8から確認するとディスプレイサイズは現行モデルから小型化しており6.17インチであることに言及。

ディスプレイサイズの差ほどレンダリング画像を見ると小型化しているようには感じません。

現行モデルと同じ2400×1080の表示解像度を採用しているためディスプレイが小型化した分画素密度が高くなっていますが肉眼で識別できるほどの差がある感じではありません。

今回の情報で注目すべき点として一つ目はリフレッシュレートで120Hz表示に対応すること。

だいぶ前から120Hz表示に対応するとの噂に加えPixel 7aが90Hz表示に対応したことで差別化のために120Hz表示に対応するのではないかと推測出来ましたが今回より確定的に。

また同サイトによるとPixel 7は30/60/90Hzの3段階でコンテンツに合わせて表示。一方でPixel 8は10/30/60/120Hzの4段階で表示されるようになりより最適化されます。

最大が120Hz表示になるため動作時の消費電力は増加する可能性がありますが最低が10Hzになることで待機状態や静止画を表示している時の消費電力は減少する可能性があります。

何より滑らかに表示されるようになり消費電力も全体的で見れば減少するのかもしれません。これだけだと何とも言えませんがディスプレイの進化で電池持ちの改善に期待したいところ。

そして2つ目としてはディスプレイ輝度で現在HDR表示で1000nitsに対してPixel 8は1400nitsと大幅改善。Pixel 7のピーク輝度である1400nits以上なので大幅改善です。

ちなみにピーク輝度はディスプレイの一部のみを計測した場合の明るさなのでディスプレイ全体における明るさではない。ユーザーの実用的な範囲で見れば高輝度モードかHDR表示のディスプレイ輝度になります。

ちなみにiPhone 14 ProはHDR表示かつピーク輝度で最大1600nitsで高輝度モードかつピーク輝度なら最大2000nitsとしています。ただ繰り返しになりますがこれはピーク輝度なのでディスプレイ全体で見ればそこまで明るくない。

今回の情報通りであればPixel 8はHDR表示で1400nitsなので同じ条件であればiPhone 14 Proより明るくなる可能性があるくらいです。一方で今回の情報でPixel 8のピーク輝度は不明ですがこの感じだと2000nits程度まで明るくなる可能性があります。

そして3つ目としてディスプレイのサプライヤーに新たにBOEが追加される可能性があること。以前よりG10というコードネームを採用した未発表のPixelの存在が明らかになっていました。

このG10はBOEのディスプレイを採用するためのテスト機だったのではないかとの噂でしたが今回の情報によるとこの噂は正しかったのではないかとしておりPixel 8ではSamsung製とBOE製のディスプレイを採用した2種類が存在するとしています。

おそらく原価コストが高いSamsung製からBOE製への切り替えを考えてまずはPixel 8から試している可能性。少なくとも今回の情報通りであれば無印としては申し分ないスペックを搭載することになります。

Pixel 8 Proのディスプレイ。

次にPixel 8 Proのディスプレイについて確認したいと思いますがディスプレイサイズは本当に僅かですが小型化しておりこれはEdgeディスプレイをやめフラットディスプレイへの変更。

また気になる部分として表示解像度が僅かに下がっており画素密度が僅かですが下がっています。Pixel 8は維持したのにPixel 8 Proはなぜ維持しなかったのか気になるところです。

またPixel 8はサプライヤーとしてBOEが追加されると予測されている一方でPixel 8 Proは今回の情報で特段言及がないことからもSamsung製を維持して採用する可能性があります。

そして大きな変更点として一つ目はリフレッシュレートで従来と同じく可変式120Hz表示です。ただ同サイトによるとPixel 7 Proは30/60/120Hzの3段階に対してPixel 8 Proは5/10/30Hzと最低リフレッシュレートはより下がっており待機状態における消費電力が減少。

さらに60Hzから120Hzは段階ではなく表示するコンテンツに合わせて最適化される感じ。

正直自分は今までPixel 7 Proのリフレッシュレートは可変式という認識でしたが今回の情報によると段階式から60Hz表示以上は完全に可変式に変更される可能性があることに。

電池持ちがあまり良くないPixel 7 Proですがディスプレイの電力効率は大幅に改善かも。

そして2つ目としてはPixel 8と同様にディスプレイ輝度が改善されておりHDR表示で1600nitsに対応との予測。現行モデルは1000nitsであることからもPixel 8以上にディスプレイ輝度が改善する可能性。

Pixel 8 Proの1600nitsはフラッグシップの中でもトップクラスになる可能性があります。何よりここまで強化されるとなると直射日光下における写真や動画撮影でも見やすくなるかも。

スペックでみればそこまで変わるという感じではありませんがディスプレイ輝度の改善とフラットディスプレイの採用でユーザビリティはスペック以上に改善を実感できるかも。

今回の情報では指紋認証などには言及していませんがフラットディスプレイを採用することでスクリーンプロテクターとの相性はより改善するのでガラスフィルムも選択肢に入ります。

あとはこれで超音波式指紋センサーを採用すればガラスフィルムでかなり快適になるかも。Pixel 8 Proが可変式に対応することでSamsung製のLTPO技術を採用したディスプレイを採用することになりますが原価コストがどの程度上がるのか気になるところだと思います。

これ以上の小型化は厳しいかも。

今回の情報でディスプレイが判明して先日にはカメラの詳細が判明したことに加えGoogle Tensor G3の詳細が判明したことからも重要なスペックのほとんどは判明したことに。

Android14を標準搭載でPixel 8シリーズ専用の機能がどの程度搭載されるのか。またTitan M2チップが継続なのか不明ですがアップデートの配信は他社より早いもののアップデートサポート期間は標準という感じになってきたのでPixel 8シリーズで拡張なのか。

せめてGalaxyと同じくメジャーアップデートは4回に対応してもらいセキュリティは最大で6年とかに対応すれば差別化できそうですがサポート期間が伸びた部分コストも増加する可能性があるので価格にどの程度跳ね返ってくるのか非常に気になるところです。

またRAMは一部情報では12GBに共通して対応する可能性がある中ストレージはどうなるのか。

Google Tensor G3のスペック上ではUFS4.0に対応することが可能になるとされていますがUFS4.0対応のSamsung製ストレージを採用すればもちろんコストが高くなる可能性があります。

あとは先日EU議会においてガジェット製品のバッテリーについて新たな規制が採決された。

ざっくり言えばポータブルバッテリーを採用しろと言っているのでメリットとしては以前のガラケーのように裏蓋をはずしてユーザー自身が簡単にバッテリーを交換できるように。

一方でデメリット部分であれば換装式になるためバッテリー表面をプラスチックなどでカバーに。そのためカバーする分同じバッテリーサイズであればバッテリー容量は減る可能性。

逆にバッテリー容量を増やすにはバッテリーサイズが大きくなるため筐体サイズが大型化。さらにサードパーティ製が今より豊富になる可能性がある一方で品質が安定しない可能性。

そのため爆発などの事故を避けると考えるとなると急速充電などは避けるメーカーが増えるかも。

また同じバッテリーを長期間サポートしろとの話もあるのでメーカーは最新のバッテリーを採用する可能性が低くなりバッテリー技術の進歩も遅れる可能性があります。

ガラケー時代には電池持ちも悪く換装式でしたが今のスマホは当時と状況が違います。

車の方では全固体電池が出てきましたがスマホ用としてはグラフェノンバッテリーすら実用化されていない状態で全固体電池の採用などはまだまだ先の話となる可能性があり現状ではコストのことを考えると実装はあまり現実的に感じません。

2027年以降からEUでスマホを発売する場合はこの規則を守らなければいけないのでメーカーがどうするのか。ただスマホの小型化はあまり期待出来ないのが現状というところだと思います。

まとめ

今回は海外サイトがPixel 8シリーズのディスプレイのスペックに言及しているのでまとめてみましたが思っていたより進化している一方で本体価格は高くなる可能性があります。

Pixel 8は10万円前後でPixel 8 Proは15万円前後になれば十分に魅力的だと思います。

自分はストアクレジットでPixel 8を購入できそうなのでPixel 8 Proは下取りを利用して少しでも安く購入できることを狙っており価格含めて今から非常に楽しみです。

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