Pixel Tablet 開封レビュー。ユーザーに最もより沿ったタブレット

先日にはPixel 7aやPixel Foldが正式発表されましたが何より嬉しいのがdocomoの取扱が復活したことに加えdocomoのバンドに最適化されたことでよりPixelが最強の状態になりました。

詳細は「docomoの取扱開始で最強へ。Pixel 7aやPixel Foldがついに正式発表」をご参照下さい。そしてGoogle Pixel 7aを購入して軽く使ってみましたが、6万円という価格でこの完成度はやはり満足度が非常に高く感じます。

詳細は「Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた」をご参照下さい。さて今回Google Pixel Tabletを購入したのでNest Hub Maxの代わりになるのか開封レビューをしてみたいと思います。

開封。

まず開封をしていきたいと思いますが筐体がデカいことからも化粧箱もかなり大きいです。

白を基調としてデザインに違いはありませんがPixelの化粧箱と見るとインパクトがある。

付属品を確認すると説明書はいつも通りですが意外だったのが電源アダプターです。勝手にGoogle純正の30W電源アダプターとUSB-Cケーブルが付属していると思っていました。

ただ一体型となっており実質Pixel Tablet専用の電源アダプターという感じです。

そしてPixel Tabletの特徴とも言える充電スピーカーホルダーが同梱されています。

一部情報によると$120程度で充電ホルダーのみの販売もあると予測されていますが現時点で単品の発売もなく逆に充電ホルダーが単品で販売されればPixel Tablet単品の販売もあるのかもしれませんが現時点で不明です。

そして今回本体の購入に合わせてFreeSunのガラスフィルムを購入しました。本当はお馴染みのSpigenから出ることに期待していましたが残念なことに執筆時点で発売されておらず久しぶりにガイド枠なしのものを購入。

タブレットサイズになると貼るのも一苦労となってきてTPUフィルムを貼れる人がすごい。アクセサリーについて今後何かいいものが出てきたら改めてまとめたいと思います。

デザインを確認。

次にデザインを確認すると169x258x8.1mmで重さは493gと一般的なサイズに感じます。

ちなみにiPad Pro 11インチモデルの本体サイズは178.5×247.6×5.9mmで重さは466gです。

ディスプレイのアスペクト比の違いからもPixel Tabletの方が僅かに横長ですがサイズ感的に11インチクラスのタブレットとしてみれば標準的なサイズ感に感じます。

ただiPad Proと比較すると厚みがありちょっと重いので野暮ったく感じるかもしれません。本体のデザインを確認するとヘーゼルとポーセリンの2色展開で今回はヘーゼルを選択。

表面がナノセラミックコーティングがされていることからも耐久性をより改善しつつ質感も高まっておりマット仕上げのため指紋も目立ちにくく思っていたよりも良い感じです。

本体を横向きにした状態で本体上部を確認すると指紋認証が統合された電源ボタンと音量ボタン。

タブレットなのでどの向きで使うかはユーザー次第ですが本体を横向きにした場合は指紋認証が右端の上部分にきて本体を縦向きにした場合は本体左側面に来るのが面白い。

おそらくですが充電ホルダーに本体横向きの状態でセットすることから指紋認証が本体右端に来るのでやはり右利きの人が指紋認証をしやすいように配置されていると思います。

横向きの状態で左側面にはUSB-Cとスピーカーが2つ搭載されており非常にシンプルです。

そして右側面を確認するとマイクにスピーカーを2つ搭載しているので両端に4つのスピーカー。本体背面を確認するとシングルレンズカメラにロゴと充電ホルダー用のコネクターという感じ。

フロント部分はインカメラのみとシンプルで気になるとすればベゼルの太さだと思います。

スマホで見るとベゼルがスリムであればあるほど絶対美という感じですがタブレットとなるとデザイン面ではメリットになっても実用性の面ではスリムなほど持ちにくいのでデメリット。

ちょっと持って使いたいと考えた時にはベゼルがあった方が絶対使いやすいと思います。

そして兄弟機とも言えるNest Hub Maxと改めて比較してみるとNest Hub Maxの方がベゼルも太くまだPixel Tabletの方が洗練されているようなデザインに感じます。

また背面を確認すると台座部分の大きさがかなり違うこともありPixel Tabletの方が単純にコンパクトにまとまっている印象を受け似ているようでそこまで似ていない印象です。

ディスプレイを確認。

次にディスプレイを確認するとサイズは11インチで表示解像度は2560×1080でFHD+です。またコストカットのためかAndroidタブレットでは有機ELディスプレイを採用している機種も存在している中液晶を採用。

有機ELディスプレイと比較するとバックライトが必要になるのでベゼルの太さにも繋がっている可能性もあります。また屋内で使う分には十分ですがディスプレイ輝度が標準で最大500nitsなので屋外で使うことは想定されていないと思います。

出先の室内と完全に屋外ではちょっと異なり屋外かつテザリングで使うのには向かないです。アスペクト比は16:10とiPad Proの4:3と比較すると横長でGalaxy Tab S8シリーズと同じ。

一応少年ジャンププラスでコンテンツを開いてみると本体を縦向きにすることで1ページ表示。

本体横向きの状態では見開き表示になり11インチあることを考えると十分に見やすいです。

YouTubeにおいても本体横向きの状態で部分表示。

そして全画面表示としてみましたがやはり見やすい大きさです。

ただ縦表示の場合は全画面表示にするメリットはあまりないかも。

何より動画において本体を縦向きにすること自体にそこまでメリットがないように感じます。

リフレッシュレートは60Hz表示なので他のPixelとスペック的に物足りないと思いますがゲーム以外の用途であればタブレットということもあるのでそこまで気にならないかも。

ただPixel TabletでTwitterやChromeをスクロールさせるとやはり気になります。

手持ちにあるGalaxy Tab S8 UltraではTwitterなどを全画面表示だとコンテンツが横に伸びて縦に潰れるので非常に見にくく感じてました。

ただPixel Tabletは無理に全画面を使おうとしておらずコンテンツの表示自体は小さくなりますが変に潰れるよりは見にくくないですがアプリが最適化されているかといえば決してそんなことはないです。

何かPixel Tabletで工夫してくるかと期待しましたがアプリ側の協力も必要なので厳しい。

Galaxy Tab S8シリーズよりは見やすいですがアプリの最適化が大きな課題でここが現状Twitter一つとってもiPadとの大きな差に感じてしまいます。ただGoogle純正アプリはかなり最適化が進んでいる印象で見やすくなったという印象。

基礎スペックを確認。

次に基礎スペックを確認するとTaitan M2チップの搭載もあり最低5年のセキュリティに対応。ちなみに公式ホームページを確認するとPixel 7シリーズのようなVPNサービスの記述はないです。

ただGoogle Oneで2TB以上のプランを契約している人はタダになるので気にする必要なし。RAMは8GBでROMはカラバリ関係なく128/256GBのどちらかを選択することが可能です。

Google Tensor G2自体が非対応ということもあると思いますがUFS4.0ではなくUFS3.1を採用。またGalaxy Tab S8シリーズではSDカードスロットがありますがPixel Tabletは非対応。

自分は今回スマートディスプレイとして購入しているのでストレージは128GBを選択しました。

コンテンツを消費できれば良くスマホのようにカメラで写真や動画を撮るわけではないので128GBもあれば十分で万が一足りなくなりそうだったらGoogle Oneにバックアップ。

搭載SoCはGoogle Tensor G2でとりあえずベンチマークを3回連続で回してみました。

スコアは最大88万点と自分が今まで試してきたPixelの中ではハイスコアとなっています。

なにより一回目計測終了後に触ってみたら本体が冷たいままだったのでちょっとびっくり。

ただ初期設定の際に本体は暖かくなっていたのでゲームなど負荷をかければ発熱すると思う。

またバッテリーに関しては詳細が公式ホームページでは確認できず充電ホルダー経由で最大15Wの充電が可能でPixel Tablet本体のみで充電した場合はもうちょっと速いかも。

何よりGoogleとしては充電ホルダー経由での充電を前提にしているのかもしれません。

またこの充電ホルダーは43.5mmのフルレンジスピーカーとしての側面もあります。なので音量を50%に設定した上でスピーカーテストをしてみました。Pixel Tablet単体のスピーカーでも音量はかなり大きめで変に音が軽くなくPixel 7 Proなどスマホでもこれくらい頑張ってくれたら嬉しい感じです。

一方で充電ホルダー込みだと低音まではっきり聞こえ専用のBluetoothスピーカーなどと比較すれば物足りないかもしれませんが充電ホルダーとして見ればかなり優秀に感じます。

正直スピーカーにあまり期待していなかったのでかなりびっくりした感じです。

その他のイヤホンジャックや防水/防塵は非対応で生体認証は指紋認証を側面に搭載です。最近のPixelのように画面内指紋センサーではないので個人差や個体差は出にくい可能性。

少なくとも自分の手と手持ちの固体では問題なく使えるので特段ストレスはありません。ちなみに指紋認証はセンサー部分に触れるだけで認証してくれるので押す必要はないです。

基礎スペックに関しては割り切っている感じでタブレットよりスマートディスプレイとして必要なスペックに対応した上でタブレットとしてもある程度快適に使えるという感じです。

個人的にゲームをタブレットでやろうと思わないのでゲームしたいなら評価が変わるかも。

スマートディスプレイとしては優秀。

そして繰り返しになりますが個人的にPixel Tabletを購入したのはタブレットとして使うためではなくNest Hub Maxが想定以上に使いにくく代わりとして欲しかった。

デザインで見ればNest Hub Maxのディスプレイ部分をはずせるようにしたのがPixel Tabletという感じですが中身はUIから全く違うので正直かなり使いにくいです。

最低限のタブはあるとはいえ基本はGoogle Assistantが前提で使いにくいことが多い。

例えばYouTubeを見るにもGoogle AssistantでYouTube上を検索させる感じでせっかくタッチスクリーンに対応しているのにUIのせいで検索性はかなり乏しい感じです。

一方でPixel Tabletは他のPixelと同じスマホ感覚で使うことが出来るのがメリット。

YouTubeを見るにせよGoogle Assistantを使うことも可能ですがスマホのようにYouTubeアプリを開いて文字入力で検索することも可能なので使い勝手が変わらずいい。

また試しきれていませんがGoogle Nest Camの映像をNest Hub Maxで表示している場合気がつくと出力が勝手に終了している場合がある。この状態になった時は再度表示できないので結果Nest Hub Maxを再起動させて対処していますが見守りカメラとしてはちょっと不十分。

ちなみにNest Hub Maxで表示出来ない場合でもPixelでGoogle Homeアプリから簡単に見ることが出来るのでNest Hub Maxに何か問題が発生しているのかもしれません。

またタップしてから反応するまでも遅くせっかちに触るとフリーズ気味になると妻が料理の際にタブレット代わりとして使えるようにと購入しましたが結局使いにくいと全く使っていない状態ですがPixel Tabletは普通のタブレットと同じように使える感じ。

ちょうど我が家においてPixel Tabletはスマートディスプレイとして欲しかったのでいい。

まとめ

今回はPixel Tabletを購入したので開封レビューをしてみましたがどのような使い方をするかでスペックに対する評価が変わってくるように感じます。Nest Hub Maxと比較して価格が3倍弱とスマートディスプレイとして見れば高く感じるかもしれません。

一方でタブレットとして見ればGoogle Tensor G2を搭載しているのでそれなりにオールマイティに使える上で専用の充電ホルダーまでついて8万円弱は安いのかもしれません。

個人的にはもっとスペックにふった上位モデルがあっても面白いように感じます。

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