Pixel 7aは最強だけど。Pixel 8を待つ必要はあるのか

先日にはPixel 7aやPixel Foldが正式発表されましたが何より嬉しいのがdocomoの取扱が復活したことに加えdocomoのバンドに最適化されたことでよりPixelが最強の状態になりました。

詳細は「docomoの取扱開始で最強へ。Pixel 7aやPixel Foldがついに正式発表」をご参照下さい。そしてGoogle Pixel 7aを購入して軽く使ってみましたが、6万円という価格でこの完成度はやはり満足度が非常に高く感じます。

詳細は「Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた」をご参照下さい。さて今回Pixel 7aが発売されたからこそGoogle Pixel 8シリーズを待つべきなのか簡単にまとめたいと思います。

今度こそしっかり差別化される。

あくまでも主観ですが機種変更するタイミングは予めて想定して機種を買い替えるのがおすすめ。最初に3年と決めたのであれば3年後には必ず買い替えるかくらいと決めておいた方がいい。

結局毎年のように最新機種が発表されるため後を気にし始めると正直キリがないです。Pixel 7aの発売以降のコメントでよく見るのがPixel 8シリーズを待つか悩んでいるとの話。

まず前提としてPixel 7aはスペックが底上げされたため中途半端な立ち位置になりましたがあくまでも同社の中では廉価モデルでありPixel 8シリーズはフラッグシップモデルです。

Pixel 7aとPixel 7では正直差別化できておらずそれぞれの立場が中途半端になりましたがPixel 7aとPixel 8シリーズではより差別化してくる可能性があり分かりやすくなるかも。

動作性に差が生まれる可能性。

あくまでもPixel 7aを数日使った上での印象とリーク情報を加味して確認していくとまず一つ目として動作性はより快適かも。Pixel 7aはハイエンド相当となるTensor G2を搭載しておりベンチマークで見れば発熱していなければ75万点前後は出るためPixel 7と比較しても遜色ありません。

ただバックグラウンドで制御されているのかベンチマークでは同等でも操作感に関してはPixel 7aの方がちょっと気になる部分があるかなという印象です。

RAM8GBに対応してPixel 6aの時のように数個のアプリを開いた状態で切り替えると再リロードが発生するわけではありませんがバックグランドの制御に違いがあるのかPixel 7シリーズと比較すると割と早い段階で再リロードになることが多いかなという印象です。

具体的な時間までは計測していますが例えばPixel 7であれば5時間後にアプリを開いても再リロードが発生しないのにPixel 7aは同じ条件でほぼ間違いなく再リロードが発生する感じ。

バックグラウンドで厳し目に制御しているのか待機状態における消費電力はかなり少ない。ただPixel 7シリーズを使っていた後にPixel 7aを使うと頻度は少ないとはいえ再リロードが発生するのは鬱陶しいかなという印象。

また自分が唯一やるゲームであるLINEぽこぽこはリフレッシュレートの問題なのか明確にガタついている感じでパズルゲーム程度でちょっと快適と言えないことを考えると原神など高負荷がかかるゲームはかなり厳しいと思います。

廉価モデルで高負荷なゲームをやるなよって話ですがライトなゲームは一般ユーザーもやると思う。やはりゲーム含めて快適にと考えるならフラッグシップであるPixel 8シリーズを待つべき。

Samsungの4nmを採用したGoogle Tensor G3の搭載でプロセスノードの小型化により処理性能と電力効率の改善に加えメインコアもCortex-X3に変更と大幅に改善かも。

あくまでもPixel 6aとPixel 6シリーズにPixel 7aとPixel 7シリーズを見てきた感じ。同じSoCを搭載していてもaシリーズの方が詳細は不明ですが異なる制御が採用される印象。

そのためゲーム含めてオールマイティにと考えるならPixel 8シリーズを待った方がいいです。

小型化する可能性。

次に2つ目としてサイズ感を優先する人はPixel 7aよりコンパクトなPixel 8を待った方がいい。Pixel 8 Proに関してはPixel 7 Proとサイズ感はほとんど一緒で大型モデルです。

一方でaシリーズや無印を選ぶ人にとって大きな理由の一つとしてそのサイズ感があると思います。フルモデルチェンジとなったPixel 6は重くてデカいという感じでしたがPixel 6aやPixel 7は絶妙なサイズ感にとまだコンパクトとは言えませんがPixel 6対比で小型化。

一方でPixel 8はPixel 7aよりもコンパクトの可能性がありリーク情報からも本体サイズを確認すると150.5×70.8×8.9mmとの予測。ちなみにPixel 7aは1520×72.9×9.0mmなのでスペックでみる限りはPixel 7aより一回り小さい可能性がある。

一方で背面はおそらくGorilla Glass Victus以上のガラス+コーティングを採用すると思われるのでPixel 7aより材質で見れば重いですが筐体サイズの差を考えれば193.5gよりは軽い可能性があります。

とはいえ180g以下になるとはあまり期待出来ない。

ただ小型する可能性は高いのでサイズ感を優先する人はPixel 8を待つのがありです。XiaomiのCEOが収益性の問題からハイエンドコンパクトモデルを出さないことを明らかにしており他のメーカーも消極的です。

その中でGoogleはユーザーのニーズを汲み取るためなのかPixel 8 Proとの差別化のためか不明ですがハイエンドコンパクトモデルの選択肢を用意してくれるのはありがたいところです。

一方で気になる部分としては筐体サイズが小さくなれば排熱が苦手になるので発熱が心配。Pixel 7aを数日使った感じとして負荷をかけるとそれなりに熱くなりPixel 6a以上かも。

ただPixel 6aと比較するとベンチマークスコアは高いけど内部温度も高い状態なのでグラファイトシートなど放熱性を強化してパフォーマンスの持続性が強化された印象です。

放熱性が強化されたので本体は熱くなりやすいのは当たり前でPixel 8ではどう対処するのか。より広範囲にグラファイトシートでカバーしてパフォーマンスの持続性を改善されるのか。

そもそもGoogle Tensor G3に切り替えることでSoC自体が発熱しやすくなっているか不明。ただ発熱がしやすい可能性があり消費電力も増えれば電池持ちにも影響する可能性があります。

筐体サイズが小さくなれば搭載できるバッテリー容量も減る可能性があるので電池持ちとのバランスをGoogleがどうまとめてくるのか安定性の部分はPixel 7aの方が優れているかも。

カメラの進化と癖。

そして3つ目としてメインカメラセンサーはしっかり差別化される可能性があります。Pixel 7aでは64MPのIMX787を搭載したことで前モデル対比でセンサーが大型化しています。

またピクセルビニングを採用したことで解像感やズーム性能の改善も僅かに見られます。ただセンサーが大型化したとはいえ1/1.7インチ程度なので最短撮影距離やボケ感など撮影する際の癖があるわけではなく単純にPixel 6aと同じ使いやすさを維持しつつも改善。

一方でPixel 8シリーズはスタッガードHDRに対応するためメインカメラセンサーは刷新との予測があり直近の情報では1/1.12インチと現行モデルの1/1.31インチと比較してもかなり大型化しています。

Pixel 7やPixel 6はセンサーが大型化したことも影響しているのか従来と同じく最短撮影距離など同じ感じで撮影は出来ますが画像処理の際に広角に処理されます。

なので実際に撮影した時よりも撮影された写真を地味にひいた状態で撮れていることが多い。基本ポートレート撮影の時だけとはいえ狙った画角で撮れないというのはちょっと不便です。

Pixel 8シリーズではさらに大型のGN2を採用すると予測されておりもっと癖が強くなります。

1インチに近いセンサーを搭載すればポートレートを使わずともボケ感はかなり強化される。

もちろんセンサーサイズが大きくなればなるほど取り込める光量も大きくなるためノイズが少なく低照度の環境における撮影もより強化されますがPixel 7シリーズで抱えている大型センサー特有の癖はさらに悪化する可能性がある。

ただレーザーオートフォーカス搭載でも最短撮影距離は長くなり被写体に寄れなくなりズームに頼るしかない可能性もあります。Pixel 8 Proはおそらくマクロ撮影に対応するため逃げ道がありますがPixel 8はないかも。

もしくは最短撮影距離に違いはなくても現行モデルのように画像処理の際に広角になるかも。

今までPixelのカメラはソフトが最強でハードは最弱という感じでしたがPixel 6シリーズから大幅に底上げされておりPixel 8シリーズではまさに鬼に金棒という感じになりです。

ただ大型センサー特有の癖が強くなる可能性があるのでユーザーによっては使いにくいかも。間違いなく綺麗に撮れると思いますが専門知識というよりはカメラの癖を把握する必要がある。

Pixelの特徴と言えばカメラでありより強いカメラが欲しい人はPixel 8までまつべき。一方で最低限でも十分だと思う人はPixel 7aでも十分なカメラを搭載しているように思います。

まとめ

その他リーク通りであればPixel 8はRAM12GBに超音波式指紋センサーの搭載など基礎スペックがしっかり底上げされる可能性がありますが一方で値上がりする可能性もあります。

正直Pixel 7aの値上げはPixel 8シリーズを値上げしやすい環境を作ったように見える。おそらくPixel 8の直販版は10万円を超えることはないと思いますが9万円前後になるかも。

なのでスペックの差ももちろんつくと思いますが価格の差もしっかりつく可能性があります。

ただPixel 7aの直販版は6万3000円と前モデル対比では1万円近くの値上げになっていますが為替でみると120円くらいなのでGoogleは相当価格を頑張ってくれていると思います。

なのでPixel 8シリーズも日本が優先市場であることを考えると頑張ってくれる可能性あり。何よりGoogleの技術力を堪能したいのであればPixel 8シリーズまで待つのがおすすめ。

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