先日にはPixel 7aやPixel Foldが正式発表されましたが何より嬉しいのがdocomoの取扱が復活したことに加えdocomoのバンドに最適化されたことでよりPixelが最強の状態になりました。
詳細は「docomoの取扱開始で最強へ。Pixel 7aやPixel Foldがついに正式発表」をご参照下さい。そしてGoogle Pixel 7aを購入して軽く使ってみましたが、6万円という価格でこの完成度はやはり満足度が非常に高く感じます。
詳細は「Pixel 7a 開封レビュー。6万円で購入できる神機種がやってきた」をご参照下さい。さて今回先日発表されたGoogle Pixel Foldが絶対欲しい理由を超主観的に簡単にまとめたいと思います。
サブディスプレイの完成度の高さ。
2019年にGoogleは折畳式機種を開発していることを明らかにしていましたが初めてのリークは2020年の終わり頃にコードネームが判明。この頃からすごく興味を持っていましたが何回も延期を重ねようやく先日に正式発表され事前情報通りとはいえ個人的にテンションマックスです。
唯一残念だったのがPixel 7aとPixel Tabletはすぐに購入可能になったのにPixel Foldのみ6月20日に予約開始とすぐに購入出来なかったこと。今すぐにでもめちゃくちゃ購入をしたいPixel Foldですが一つ目の理由としてデザインが個人的にはかなり理想系に近いことです。
自分が折畳式機種に求めることの一つとして折り畳んだ時のサブディスプレイの使いやすさです。
折畳式機種とはいえ常にメインディスプレイで使うということはなくシーンに合わせて使い分けが出来るのが魅力でサブディスプレイも通常のスマホのように使えるかが重要になってきます。
Pixel Foldのサブディスプレイは17.4:9とスマホのベゼルのスリム化が一気に進んだ18:9よりちょっと横長で横幅自体も79.5mmもあるためちょっと持ちにくいかもしれません。
ただ今や珍しいコンパクトモデルのように縦幅が140mm程度しかないことからも割と片手操作がしやすい可能性があり折り畳んだ時の本体の厚みも12.1mmとそこまで分厚くないのがポイント。
持ちにくい可能性がある一方でサブディスプレイは変に縦長となっていないため見やすくいまだにアスペクト比16:9のコンテンツが多いことを考えるとコンテンツとの相性も悪くない。
またPixel 7シリーズにも引けを取らないスペックで120Hz表示対応と滑らかに表示される。
さらにPixel 7 ProはHDR表示で最大1000nitsでピーク輝度で最大1500nitsですがPixel FoldはHDR表示で最大1200nitsでピーク輝度で最大1550nitsとPixelで最も明るい。
もちろんGorilla Glass Victusが採用されているので耐久性の面でもそこまで心配がない。個人的に重要視しているサブディスプレイが歴代Pixelの中でもトップクラスなのが魅力。
また想定外だったのがバックパネルは光沢仕上げではなくマット仕上げに近い質感を採用。
リークしたレンダリング画像や公式プレス画像では光沢仕上げを採用しているように見えカラバリ的にも指紋が目立ちにくいポーセリンを選ぼうと思っていましたがオブシディアンが良い。
マット仕上げはPixel 4シリーズ以来と約4年ぶりで個人的にはめちゃくちゃ物欲が刺激される。自分が折畳式機種に求めることが上手く反映されていたのでこれは買うしかないです。
割と遜色ないスペック。
次に2つ目の理由としては折畳式機種として他社に遜色ないスペックを搭載していること。Pixel 7シリーズと同じくGoogle Tensor G2を搭載しておりRAMも12GBあることからマルチタスクを多用しても問題ないと思います。
そして電池持ち自体はちょっと不安ですが折畳式機種としては割と大きめの4812mAhのバッテリーを搭載しており電池持ちにちょい期待。
折畳式機種は通常のスマホのように大きなバッテリーを一つ搭載しているわけではなく両側にそれぞれ小型バッテリーを搭載するほど内部スペースにはかなりの制約があります。
現状5000mAhのバッテリーを搭載している折畳式機種がほとんどない中ではかなり大きめです。そして内部スペースの問題なのか意外とカットされやすい機能としてワイヤレス充電ですが対応。
また今後登場する折畳式機種の中では当たり前になってくる可能性も高いかもしれませんが現状Galaxy Z Fold 4やHuawei Mate X3など対応機種が限定的なIPX8に対応していること。
Googleは企業としてみれば巨大ですがスマホメーカーとして見ればかなりの弱小で資金力はあっても技術力はイマイチでPixel Foldも初代となるためそこまで期待していませんでした。
ただ想定以上にハードの完成度は高く国内版で見ればFelica対応などしっかり仕上げています。
そして個人的に最も楽しみにしているのがカメラでリークと比較すればスペックは低めです。
リーク段階ではPixel 7aと同じくIMX787を搭載すると予測されていましたがセンサーサイズが1/2.0インチと小さめで4K/60fpsに対応していることからIMX586あたりが有力です。
IMX586は数年前に発表したセンサーでハイエンドや最上位ではメインカメラには採用されない。センサー的に見ればしょぼいと思うかもしれませんがGoogleのカメラソフトがあればカバーできる。
今までXiaomi/vivo/Oppo/Galaxyとそれなりに折畳式機種のカメラを使ってきましたが正直自分好みのカメラを搭載していた機種はありませんでした。強いて言うならvivoですが結局最上位モデルにカメラと比較するとハードでかなり劣るためどうしても物足りなく感じる。
Vivoで見れば1.0型センサーを搭載してほしいと思いますが内部スペースの問題で難しい。結局他社はハードでカメラを底上げしているからこそ折畳式機種になると物足りなくなります。
一方でGoogleはPixel 7シリーズを見て分かるようにハードでゴリ押しをしていません。Pixel 8シリーズでは刷新されると予測されていますがそれでもGN2と最新のセンサーではない。
またPixel 6aまでは長年にわたってIMX363と古いセンサーを採用しながらも戦ってきた。
仮にPixel FoldがIMX586だとしてもGoogle Tensor G2とカメラソフトがあればそれなりに戦える可能性が高く他のメーカーにはない動体の撮影の強さなども継承されているかも。
Pixelのカメラを搭載した折畳式機種が欲しかった自分にとってPixel Foldはかなり魅力的。
アクセサリーが豊富。
そして3つ目としては折畳式機種のアクセサリーに控えめなメーカーが多い中割と豊富であること。もちろん通常の売れ筋のスマホと比較すれば限定的であることに違いはありません。
世界で最もPixel Foldが早く発売される可能性があるアメリカにおいてAmazon USAでは毎度お馴染みのSpigenからPixel Fold用のガラスフィルムや専用ケースも販売されています。
またPITAKもMagEZ Case 3とMagSafeに対応した専用ケースの予約もすでに開始しています。さらに自分はたまに使うdbrandにおいても専用のスキンシールや専用ケースも用意されている。
Google Storeでも純正ケースが用意されておりGoogle Storeで取扱があるBellroyからも専用のレザーケースが販売されることも明らかになっていると現時点でそれなりに豊富です。
折畳式機種でもメーカーによって求めるアクセサリーが個人的に異なり中華メーカーはサブディスプレイにEdgeディスプレイを採用していることもありTPUフィルムが有力になる。
ただ当たり前ですが国内で販売されていない機種のアクセサリーは入手することが難しく自分が好きなSpigenなどからも出ないことが多い。
そのため中華メーカーの折畳式機種を使う時はサブディスプレイのフィルムも出来るだけ傷をつけたくないので通常のスマホでいう手帳型のフリップケースが欲しくなりますがGalaxy Z Fold 4などアクセサリーが豊富な場合はサブディスプレイ用のアクセサリーも購入しやすいためフリップ型に拘りがなくスタンド付きが優秀。
Pixel Foldに関してもアクセサリーの選択肢がそれなりにあるためフリップ型じゃなくていい。
Google Storeにおける直販版が25万3000円と非常に高価ですがこの価格帯のスマホを購入するのであればアクセサリーもしっかり楽しみたい。直販版は不明ですがキャリア版は7月中旬以降とだいぶまだ先の話ですがそれまでにアクセサリーをしっかり吟味できるのもいい。
いつもであれば発売日までに入手できるアクセサリーの中から選ぶ感じですが時間もあるし。選択肢も地味にあるので他のスマホと同様にアクセサリー選びが楽しめるのは魅力です。
国内にもしっかり最適化。
そして最後に4つ目としては国内対応もしっかりしていることで個人的にはdocomoがPixel Foldを取り扱うことはないと思っていたのでn79やB21が最適化されるとは思っていなかったです。
それがdocomoからも発売でフルバンドに対応しており自分は必要ないですがミリ波にも対応。さらにFelicaにもしっかり対応しているのでおサイフケータイもしっかり対応しているのもいい。
またAndroidではマイナンバーカード機能に対応しましたがPixel Foldもおそらく対応。今まで国内で購入できる折畳式機種はGalaxy Zシリーズのみでようやく選択肢ができたこと。
さらにGalaxy Zシリーズは直販版がありませんがPixel Foldは直販版があるのも魅力です。
直販版が25万3000円であることを考えるとキャリア版はもっと高い可能性がありますが直販版は購入特典として5万円分のストアクレジットがもらえるので実質20万円程度で購入できる。
Pixel Foldで貰った5万円分でPixel 7aは下取りでも使えば実質0円で買い増しもできます。もちろんPixel WatchやPixel Buds ProやPixel Tabletの購入資金に回すのもありです。
ある意味すぐに購入できなくて良かったと思うのがPixel 7aを購入した時のストアクレジットが追加されたので今手元に10万円分のストアクレジットがあり購入特典の5万円分と合わせて実質15万円分になる。
海外でiPhoneの下取りを大幅に強化していることもあり下取りを上手く活用することで実質負担金を相当抑えて購入できるのはかなりの魅力にも感じます。
Pixel 7シリーズの時と同じくPixel 6 Proを約6万円でひきとってくれれば実質21万円分をカバーできるので5万円以下で購入できると自分はここに照準を合わせていたので高くもない。
まとめ
今回はPixel Foldが絶対欲しいと思う理由について簡単にまとめてみました。
発表直後のリアクションをみると25万円なんて誰が買うんだよとの声がかなり多かったですがハイエンドが全体でのシェアが1割程度しかない中で折畳式機種はさらに限定されます。
今年で上手くいけばシェアが2%になると予測されていますが100人に一人いればいいほうです。
前から思っていることですが散々高いと批判している人もAppleから出たとすればたとえ30万円以上だったとしても手のひらをかえして賞賛の嵐ということになりそうで逆に楽しみ。
何より今はPixel Foldの発売が楽しみでそれまでにアクセサリーをしっかり揃えます。
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