先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。
使っていて不安な部分もあるとはいえXperia 5Ⅳは今までのXperiaの中でも割り切った存在で分かりやすくより選びやすくなった存在に感じます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 1週間レビュー。満足度激高だけど不満がないわけではない」をご参照下さい。
さて今回中国の有名なリーカーがXperia 1Ⅴの宣伝ポスターについて言及しているので簡単にまとめたいと思います。
フライングでまさかの掲載。
すでに有名なリーカーがCADを基に作成したレンダリング画像を公開しているのでデザインの全体像を確認することができますが今回中国の有名なリーカーがXperia 1Ⅴの宣伝ポスターが街中で確認することができることに言及。
ちょっと調べてみると掲示されている場所は香港で単純にXperia 1Ⅴ専用の宣伝用ポスターであることを確認することができます。
今回のポスターから確認できる一つ目として正式名称で一部界隈では命名規則が変更になると話題になっていましたがXperia 1Ⅳの後継機種は順当にXperia 1Ⅴになることが確定です。
少なくともXperia 1Ⅴだけ命名規則が継続とは考えにくいので今後登場する可能性が高い新型Xperiaでも命名規則が継続されている可能性が高くXperia 10ⅤやXperia AceⅣかも。
次に2つ目としてXperia 1Ⅴのデザインで自分の目だとブラック/ホワイト/グリーンの3色展開に。このポスターからグリーンではなく濃いパープルに見えるとの声もありますが自分の目だとグリーンにしか見えないですが気のせいでしょうか。
仮にグリーンだとすればXperia 1で復活したパープルが5世代目で廃止に。統計データからもパープルは最初こそ懐かしさからも人気があったのかもしれませんが近年はあまり人気がなくて廃止になったのかもしれません。
Xperia 1シリーズでグリーンが採用されるのはXperia 1Ⅲ以来で国内では直販限定でしたがXperia 5シリーズでは定番色になりつつあったのでXperia 5Ⅴではカラバリが変更になるかも。
またグリーンとブラックは電源ボタンがブラックですがホワイトはシルバーとちょっと違います。さらに側面には音量ボタンを確認することができサイドフレームはXperia PRO-Iのようなスリットが入っていることを確認できます。
少なくともバックパネルはマット仕上げを採用で個人的にはグリーンがめっちゃ気になりますが実機で見るとブラックが結局一番いいのかも。
またカメラ部分は事前情報通り垂直型のトリプルレンズカメラでLEDフラッシュの位置が変更。さらにTOFセンサーの存在を確認できないのも事前情報通りで気になるのはLEDフラッシュの横。
単純にマイクなのかXperia 5ⅢやPixel 7のようにレーザーオートフォーカスなのかTOFセンサーが廃止となると劣化したと批判されそうですがXperia 5ⅣではAIを駆使することでTOFセンサーなしでもリアルタイムトラッキングに対応しています。
逆に言えばTOFセンサーの必要性が下がっておりXperia 1Ⅴでもリアルタイムトラッキング機能は対応している可能性。なのでTOFセンサーの廃止=スペックダウンとは言い切れない。
また上手くお伝えするのが難しいですがXperia 1Ⅳまではトリプルレンズまとめて一枚のガラスでカバーされていましたがXperia 1Ⅴではレンズそれぞれが独立したデザインでGalaxy Z Fold 4のようなデザインです。
LEDフラッシュやカールツァイスレンズのロゴが入っている部分はガラスではなくアルミに見えます。そしてポスターだけで判断するのは難しいですが仮に事前情報通りXperia 1Ⅳと縦横が一緒ならカメラ部分上に僅かに長くなっているようにも見えます。
音量ボタンの半分くらいのところまでカメラ部分があるのはXperia 1Ⅳと同じで物理ボタンの位置が一緒なら上に伸びているかも。とはいってもかなり大きくなったという印象はない。
本体の厚みが0.3mmました上でカメラバンプはあまり変わらないように見えることからも内部でカメラのためのスペースは多くなっているかも。少なくともデザインに大きな違いはありませんがちょっと雰囲気が違うので非常に楽しみです。
カメラに関する噂。
また今回のポスターにおいて直訳で次世代ダブル低ノイズセンサーを搭載とアピールしています。ただ残念なことに現時点ではどのような意味なのか不明 一部情報によるとXiaomi 13 Ultraが搭載しているIMX858のようなカメラセンサー同士の連携性をアピールしているのかもしれません。
昨年にSonyが発表した次世代カメラセンサーブランドであるLYTIAの一つとされているIMX858。従来複数のカメラを搭載している機種でズーム撮影する際に焦点距離の異なるセンサーに切り替える必要があります。
シームレスにズーム倍率を切り替えられるようにバックグラウンドで事前にカメラをアクティブにしていましたが結果消費電力が増加するというデメリットがあります。
ただ新開発のマルチカメラ連携システムによりメインカメラでの撮影時に他のカメラを低フレームレートで動作させることで消費電力を抑えつつもシームレスなズーム撮影を可能に。
また色味の統一などにメリットもあると言われていますがXperia 1Ⅴではこのシステムを採用するのか不明で次世代ダブル低ノイズセンサーと合わせて考えると超広角と望遠は同じセンサーの可能性があります。
一方で中国のリーカーはXperia 1ⅤのカメラはSonyの新たなカメラセンサーの実験機になる可能性があるしておりweiboのある投稿を共有しています。
ちょっと自分にはよく分からないですが新しいデュアルアナログレイヤーに対応したセンサーとしてIMX786/IMX802/IMX903の3つでこれらセンサーは既存のIMX989や先ほどのIMX858を超える可能性。
このうちの一つのセンサーが採用される可能性もあり一部情報によるとIMX903はiPhone用かも。となるとXperiaが採用するとなればIMX786もしくはIMX802でIMX802が採用との予測。
ちなみにリークでみる限りでIMX802は108MPの1/1.3インチだと言われており噂通りであればまさかの1億画素に対応することになりますが逆に高画素過ぎて信憑性がないようにも感じます。
IMX802はSony初の1億画素を超えるセンサーとなっていますがXperiaに搭載するのか疑問。
その他Xperia 1Ⅴのセンサーサイズは1/1.3インチ+1/1.7インチ+1/2.6インチになるとの予測もあり信憑性がありカメラセンサーに関する噂が正しいかどうかは今回のポスターから判断するのは厳しいです。
ただ少なくともSonyが公開したティザー動画からもメインカメラは刷新される可能性があり超広角と望遠に関しては刷新されるのか判断出来ない状況にあります。
またティザー動画からNext ONE Comingと表記されていることから次の1シリーズが発表されると解釈していましたが次の1.0型センサーを搭載した機種が登場するとの解釈もある。
ポスターからも1.0型センサーを搭載していようには見えませんがこの解釈だとそもそもXperia 1Ⅴのことを指しているとも言えないのでXperia 1Ⅴとは別に1.0型センサーを搭載した新型Xperiaが発表されるとも考えることができますが実際のところは発表を待つしかないです。
値上げ回避は厳しい。
事前情報通りであればSnapdragon 8 Gen 2にUFS4.0に対応したストレージの採用に可変式120Hz表示に巨大なペイバーチャンバーの搭載にカメラセンサーの刷新と値上げの回避は正直厳しいのではないかなと思います。
仮にドルベースで価格を据え置きに出来たとしても円安の影響でどちらにせよ値上げされる可能性が高いのでやはり20万円は覚悟した方がいいです。そもそもSonyはモバイル部門を継続している理由として通信技術の開発継続のためです。
つまりモバイル部門で培った通信技術を自社製品で幅広く活用するためと言われています。なのでモバイル部門は言ってしまえば売上を拡大することよりも継続することに意味がある。
ただ2018年以前は大赤字だったので岸田体制に移行してから徹底的なコストカットを実施。結果2020年度通期で約6年ぶりの黒字となり継続が前提の事業としてみればようやく健全に。
また売上が徐々に拡大したいところだと思いますが正直Sonyの規模感だと難しいと思います。そこで本当に自分達がいいなと思うものを開発して好きな人に買って貰えればいいと方向転換。
なので中華メーカーのような薄利多売の考えはなく少ない販売台数でしっかり利益を確保する。結果売価も他社と比較すれば高いですが販売台数より利益が優先なので当たり前だと思います。
また近年は原材料や輸送費に人件費の高騰など世界的なインフレが発生している状況の中ドル高となっていることからもアメリカ以外の市場は為替でもさらに高くなりやすいです。
Sonyは日本企業だから円安は関係ないのではとの声も聞きますがグローバル企業である以上ドルベースで製品開発をしているので為替の影響は受けると思います。
先日の決算発表からもSonyグループとしてみれば過去最高だったみたいでしたが日本市場だけをターゲットにしていたらこんなに売上を確保できないのは明白で日本においてPlayStation 5の在庫供給を後回しにとSonyのスタンスはなんとく見えます。
少なくとも日本企業だから日本市場を優先するとは限らない。
今年の夏モデルの最上位でみればGalaxy S23 Ultraの256GBがギリギリ20万円以下とはいえXperia 1ⅤやAQUOS R8など規模の経済が使えない企業は生産コストも高いので価格も高い可能性。
また下半期にはGalaxy Z Fold 5やiPhone 15 Proなどが登場すると思いますがキャリアモデルを中心に20万円超えは当たり前になると思います。
あくまでも噂に過ぎませんがiPhone 15 Ultraは40万円前後になるとの予測もあれば次期iPad Proは有機ELの搭載で最低でも20万円近くになる可能性があり今後ハイエンドを中心にもっと高くなる可能性がある。
その中でXperia 1Ⅴの20万円は特別じゃない価格設定になるのかもしれません。
まとめ
今回は香港でXperia 1Ⅴの宣伝ポスターがリークしたので簡単にまとめてみました。あくまでも今回のポスターで確認できるのはデザインだけでカメラの詳細などは不明です。
ただカメラセンサーが刷新される可能性が高くどんなに仕上がりになるのか非常に楽しみです。一般ユーザーを迎合することなく今まで通りSonyの拘りを突き詰めてほしいと思います。
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