先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。
詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。またPixel 7 Proの満足度が高い理由としてPixelの周辺アクセサリーが充実してきたことでPixel自体の満足度がより高くなっている印象を受けます。
詳細は「Pixel 7 Pro 長期レビュー。これで約3万円ってめっちゃコスパいい」をご参照下さい。さて今回ElecがGoogle Pixel Foldのディスプレイについて言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。
Google Tensor G3の進化。
Pixel Foldは上半期に発表されると予測されていることからもGoogle Tensor G2を搭載。
一方で今年の後半に登場するPixel 8シリーズが搭載する可能性があるGoogle Tensor G3は想定以上に進化している可能性 直近の情報ではSamsungの4nmを採用すると予測されていました。
ただ今回の情報によるとSamsungの3nmプロセスルールを採用する可能性が出てきました。
少なくとも今年トップクラスのパフォーマンスとなるSnapdragon 8 Gen 2はTSMCの4nmを採用。また今年の11月頃に発表される可能性があるSnapdragon 8 Gen 3も事前情報と異なり4nmを継続採用する可能性。
一方でiPhone 15 Proシリーズが搭載するA17 Bionicはモバイル向け初となる3nmを採用する可能性があると予測されている中Google Tensor G3も同様に3nmを採用する可能性が出てきたので一気にトップクラスに大躍進する可能性があります。
現時点でGoogle Tensor G3のアーキテクチャは不明でメインコアを2つ搭載すると異質な構造を継続採用するのか不明ですがアーキテクチャ次第ではトップレベルのパフォーマンスになる可能性がありベンチマークでハイスコアを獲得するためのチューニングをしなくてもトップクラスのスコアを記録するかも。
Google Tensor G2は初代と同じく5nmを採用しており発熱を回避するためにクロック数はあげたとはいえ2世代連続でCortex-X1を採用しています。またCortex-X1を採用したことでミドルコアに高効率コアも最新のものを使えなかった。
おそらくですがメインコアはCortex-X3以上のものを使う可能性がありCPU関連のコアは全て刷新される可能性があり加えて5nmから3nmを採用することでパフォーマンスの向上に加え電力効率の改善と電池持ちもしっかり改善するかも。
Snapdragon 8 Gen 1などSamsungの4nmプロセスルールを採用したSoCはハズレのイメージが強いですが4nmをスキップして3nmを採用するのであればちょっと安心かも。
ただ4nmでも製造上の問題を抱えていたSamsungがより高度な技術を求められる3nmプロセスルールを採用したSoCをどれだけ安定して生産できるかにもよります。これで不良個体が多いとPixel 8シリーズは発熱に悩まされるかも。
何より今回の情報通りであればPixel 7aとPixel 8では搭載SoCだけでも明確な区別化。
また期待通りになればPixel 8は小型化してバッテリー容量が少なくなってもSoCの改善で電池持ちや発熱が改善する可能性がありパフォーマンスを求めるユーザーには嬉しい存在に進化。
今年の上半期に登場するPixel 7aにPixel TabletにPixel FoldはGoogle Tensor G2を搭載すると予測されていますが安定性を重視したチューニングとパフォーマンスが大幅に強化される可能性があるGoogle Tensor G3と上半期と下半期で違った楽しみになるかも。
最新世代のディスプレイを搭載。
そしてPixel Foldのディスプレイについて韓国からの情報としてサプライヤーはSamsungになる可能性。これは事前情報通りですが今回の情報によるとPixel Foldは最新のM13を採用する可能性。
ちなみにSamsungはGalaxy Sシリーズで毎年最新のMシリーズを採用していましたがGalaxy S22シリーズからは毎年のアップデートをやめGalaxy S22 UltraはM11を採用。
スマートフォンの進化ペースが落ちてきていることに加え世界情勢の影響からも各メーカーはコストカットに尽力している中コストが高い最新のディスプレイを採用するニーズも下がっている。
このことからもSamsung自体も自社製品で最新のディスプレイを採用しなくなりつつある。
ちなみに今年の後半に登場が予測されているGalaxy Z Fold 5とGalaxy Z Flip 5はM12を採用すると予測されておりSamsungがM13をどんなに早く採用したとしても来年に登場が予測されているGalaxy S24シリーズからだと思います。
またディスプレイの評価が高いiPhoneで見るとiPhone 14はM11でiPhone 14 ProシリーズがM12を採用しています。今回の情報によると来年登場するiPhone 16 シリーズでM14を採用するとの予測。
ちなみに今年登場するiPhone 15 ProシリーズもM12を採用するとされておりPixel FoldのみがM13を採用する流れになる可能性があります。
また認識違いだったら申し訳ないですがSamsungのMシリーズは基本GalaxyとiPhoneにしか供給されていなかったのでここにPixelが入ってきたのは大きい流れかも。この流れだと今年の後半に登場するPixel 8達もM13を採用するかもしれません。
事前情報においてPixel FoldはコストカットのためかGalaxy Z Fold 3より古いディスプレイを採用すると予測されていたのでディスプレイにあまり期待出来ない状況にありました。
ディスプレイの世代が古くなれば耐久性はもちろん消費電力も多く燃費が悪くなります。ただ今回の情報通りであれば最新のディスプレイを採用するので発色は良くディスプレイ輝度もかなり高い可能性。
そして電力効率も優れている可能性があり電池持ちもGoogle Tensor G2と合わせることである程度安定するかもしれません。
一方で気になるのはディスプレイで大幅にコストカットすることから本体価格も安いと予測されていましたが最新のディスプレイを搭載することで噂されていた価格になるのか疑問。
今回の情報だとメインディスプレイは7.6インチで表示解像度は1840×2208で120Hz表示に対応。またサブディスプレイは5.8インチで表示解像度は1080×1900でリフレッシュレートは不明です。
スペック的には十分で最新世代のディスプレイの採用で$1300前後ならコスパがめっちゃいい。
コスパがいいのでは?
今回のディスプレイの情報だけでもPixel Foldのイメージが大きく変わりました。
個人的にはめちゃくちゃ欲しい機種なのでディスプレイの世代が古かろうが電池持ちが悪かろうが欲しいと思っていましたが最新世代のディスプレイを採用しつつも価格が事前情報通りであればおすすめしやすい機種に昇格します。
折畳式機種を使ったことがある人は古い世代のディスプレイでもある程度イメージがつくかもしれませんが使ったことがない人に折畳式機種のディスプレイのイメージをするのが難しくディスプレイの質が低い折畳式機種を最初に購入するのはちょっとハードルが高いです。
あとは繰り返しになりますが価格が噂されている$1300から$1500の間に設定することが出来れば購入しやすい折畳式機種に。Googleにとって初代の折畳式機種で他社と比較すると劣る部分もありますが初代にしては思っていたよりも完成度が高くなるかもしれません。
何よりソフトが主軸のGoogleにとってハードをあまりゴリゴリに強化できない折畳式機種と相性がいいのかもしれません。
本体の内部スペースの問題からも大型カメラセンサーを搭載するのは厳しいですがハードに依存しないPixelだからこそPixel Foldでもカメラの強みが活かしやすい可能性。
事前情報でPixel FoldのメインカメラセンサーはIMX787になると予測されており1/1.7インチと決して大きいセンサーではありませんが折畳式機種の中でしっかりとした写真を撮れる可能性。
またAndroid13やAndroid14はよりPixel Foldに最適化するように尽力している可能性。
Pixel Foldは初代のためハードもソフトも完璧を求めることは出来ませんがPixel Foldを発売することでユーザーからのフィードバックを集め後継機種ではより進化するかもしれません。
まだ分からない部分もありますがPixel Foldは思っていた以上にコスパがいいかもしれません。安定したカメラに視認性に優れたディスプレイに最適化されたアプリと使いやすいかも。
また国内で見れば直販モデルが発売される最初の折畳式機種になる可能性がありライバルであるGalaxy Z Fold 4などと比較して価格的にもかなり優位性があるのかもしれません。
まとめ。
今回はPixel Foldのディスプレイに関する情報が出てきたので簡単にまとめてみました。このタイミングで出てきたことを考えると生産を開始している可能性もあり正式発表も近いかも。
まだまだグローバル市場で発売されている折畳式機種は限定的なので事前情報通りに6月に発売することができるならシェアも一気に拡大しやすいと可能性があり今後が非常に楽しみです。
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