逆にチャンスかも?Xperia 1Ⅴの国内版は20万円超えがほぼ確定?

先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。

使っていて不安な部分もあるとはいえXperia 5Ⅳは今までのXperiaの中でも割り切った存在で分かりやすくより選びやすくなった存在に感じます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 1週間レビュー。満足度激高だけど不満がないわけではない」をご参照下さい。

さて今回Galaxy S23シリーズのキャリ版の価格からもXperia 1Ⅴは20万円を超える可能性が出てきたので簡単にまとめたいと思います。

20万円を超える可能性。

SamsungやAppleのフラッグシップモデルの価格を見るとコロナ以降の世界情勢の中でもコストカットに尽力して価格の据え置きを実現しています。少なくともアメリカで見るとインフレが発生している中スマホの価格は据え置きになっていることからも相対的に安くなっていることに。

一方で国内においては円安の影響を受けていることからもアメリカで据え置きでも値上げの傾向。2021年時点では最上位モデルでも15万円前後という感じでしたが2022年は19万円前後という感じ。

そして先日発表されたGalaxy S23 Ultraの価格を見ると今年はさらに値上げの傾向にあります。

ちなみにauで確認するとGalaxy S22 Ultraが17万8820円でGalaxy S23 Ultraは19万7650円。一方でdocomo版でみるとGalaxy S22 Ultraは18万3744円でGalaxy S23 Ultraは19万7670円。

つまりau版で見ると1万8830円の値上げでdocomo版で見ると1万3926円の値上げとなっています。auはGalaxy S22 Ultraの時に価格抑制を頑張ったのか同じ256GBで見た場合値上げ幅は大きいです。

少なくとも512GBモデルのオンライン限定は共通ですがauのみ1TBモデルを扱ったことからもdocomoより積極的にGalaxyを扱っているのでdocomoより条件良く仕入れをできている可能性。

となると為替の影響が思っていた以上に大きい可能性がありまだこの程度で収まったのは良かったかも。

2022年の最上位モデルで見るとGalaxy S22 Ultraが約18万円でも一番安かったので2023年でもGalaxy S23 Ultraの価格は最上位モデルの中で一番安い可能性。つまり今後登場する可能性があるXperia 1ⅤやAQUOS R8は20万円をついに超える可能性があるので覚悟しておく必要があります。

ちなみにAQUOS R7のdocomo版の価格は19万8000円でXperia 1Ⅳは19万872円です。

Galaxy S23 Ultraが最低でも1万3000円近く値上げされたのでXperia 1Ⅴは20万5000円前後でAQUOS R8は21万円前後になる可能性がありますます最上位モデルは購入しにくい価格に。

個人的にはこの価格帯になってくるのであれば折畳式機種を使ってみて欲しいと思っちゃいます。

あくまでもGalaxy S23 UltraとGalaxy S23の価格だけで判断しているため実際にどうなるのか不明ですが値上げは避けられないと思った方がよく国内メーカーの2機種はさらに厳しい立ち位置に。

参考になる指標があまりない。

またこの価格はあくまでも最新機種が現行モデル対比で据え置きになったらの話になります。つまり原材料の高騰などで本体価格が値上げされるのであればもっと高くなる可能性があります。

ちなみにAQUOS R7はアメリカで正規販売されていないので海外での指標がありません。そしてXperia 1Ⅳに関しては何が原因なのか不明ですがアメリカ市場では$1599と非常に高価です。

アメリカにおいてXperia 1Ⅲは$1299で販売されていましたがXperia 1Ⅳは$300の値上げです。Sonyがグローバル企業のためドルベースで開発しているため為替の影響はあまり関係ない中でなぜこれだけ値上げされたのか不明です。

一部情報によるとアメリカにおいてXperia 1Ⅴの価格はGalaxy S23 Ultra程度に値下げされるとの話。

アメリカで販売されているXperia 1Ⅳは512GBモデルなのでGalaxy S23 Ultraの512GBモデルの価格を確認すると$1379です。なのでこの噂通りであれば$220の値下げとなりますがこれでも他の市場対比でちょと高め。

結局Xperia 1ⅣもAQUOS R7もグローバル市場であまり参考になる価格がないという感じではっきりしないためGalaxy S23 Ultraのキャリア版が値上げ=Xperia 1Ⅴも値上げとは必ずしも言えない状況にあります。

とはいえ為替のことを考えると具体性がなくても値上げされる可能性が高いという結論に帰着します。

値上げ傾向が強い。

またそもそもXperia 1Ⅴ自体が値上げの回避をできるのか。不明でリーク情報を確認する限りでは値上げされる可能性が高いようにも感じてしまいます。

リークしているデザインを確認する限りデザイン自体に大きな変更はないため最低限のコストに収まっている可能性があり中国の有名なリーカーが公開したCADを参考にすれば厚み以外は一緒です。

ただ基礎スペックで見ればまずSnapdragon 8 Gen 2を搭載している可能性が高いです。

半導体不足によると値上げの状況は落ち着いてきた可能性がありますがSoC自体は世代を重ねるごとにコストが増しておりSnapdragon 8 Gen 1対比でSnapdragon 8 Gen 2はコストが増加。

Snapdragon 8 Gen 1の時点で最もモバイル向けのSoCでコストが高いと言われていましたがSnapdragon 8 Gen 2ではさらに高い可能性。

またストレージ容量に変更はなくても最新のものを採用している可能性があること。また一部情報ではベイパーチャンバーを搭載するとの予測もありハード面で発熱対策が強化されればこれだけでもコストが増加する可能性があります。

基礎スペックだけで見ても容量構成に搭載SoCに発熱対策だけで値上げの傾向がかなり強めです。一方で現時点では不明ですがカメラも刷新される可能性があり特にメインカメラセンサーは4年連続で同じとは考えにくいです。

デザインから見てカメラ部分のサイズ感やカメラバンプは現行モデルから大きな違いがないように見えるためメインカメラセンサーが1.0型とか一気に大型化するとは考えにくいですがより新しいセンサーを採用すればコストも増加します。

さらに一部情報では可変式120Hz表示に対応すると予測されており仮に搭載するとなれば同じSamsung製のディスプレイでもLTPOに対応したディスプレイが必要になるためコストが増加に。

Xperia 1シリーズはプレミアムモデルは新しいスペックに一足先に対応する可能性がありますが逆に前もって採用しているXperiaがいないためコストを下げにくく本体価格に影響がでやすい。

Xperia 5シリーズはXperia 1シリーズと共通化することで価格を抑えやすいというメリットもXperiaのリーク情報は正式発表直前のものではない限り信憑性が高い情報は少ないです。

そのため現時点言われているリークや噂は正直何とも言えません。それでもSnapdragon 8 Gen 2の搭載やカメラセンサーの刷新などはほぼ間違いないと思うのでコストが増加する可能性が高いです。

なので据え置き自体が難しく為替の影響を考慮すれば現行モデルより高いと覚悟した方がいいです。少しでも最新のXperiaを欲しいとなったらキャリアモデルを避けて直販版を待った方がいいです。

逆にチャンス?

そして20万円を超えてくるような機種は店頭で迷って買うような機種ではなく指名買いの機種です。

高いからこ高いレベルでのバランス性を求められがちですが逆にバランスを求めるのであればミッドレンジの方が今はいいかもしれません Galaxy S23シリーズやiPhone 14シリーズなどは使いやすさを主軸としたコンセプトとなっていますが使いやすさに対して価格とのバランスがあっているのか正直疑問です。

高ければなんでも優れているというわけではなく例えば数千万円するポルシェなどのスポーツカーが価格と比例して運転のしやすや乗り心地が増すわけではありません。

Xperiaは好きな人にとことん好きになってもらえるようにというコンセプトを採用していますが逆に高価格化がとまらないのであればバランスより尖りを追求したのは正解だったのかもしれません。

何か突出した特徴があった方が指名買いをしてもらいやすく差別化もしやすいかなと思います。

結局この価格帯になってくると販売台数はあまり期待できないので欲しいと思える人にしっかり買ってもらうのが重要で一度その魅力にハマったら固定客になる可能性もあります。

だからこそよりオタクを取り込むためにも直販版にもっと積極的になって欲しい感じがします。

まとめ

今回は先日発表されたGalaxy S23シリーズの価格からXperia 1Ⅴの価格は20万円を超える可能性がより高くなったのでまとめてみました。正直15万円を超えてくると20万円前後の価格なんて誤差の範囲であとはSamsungのように予約購入特典をちょっと頑張って欲しいところです。

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