Xperia 1Ⅳや5Ⅳ。キャリア版より直販版をおすすめする5つの理由

Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。

また先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。

さて今回Xperiaにおいてキャリアモデルより直販モデルをおすすめしたくなる4つの理由についてまとめたいと思います。

単純の価格が安い。

自分はレビューなどを考えなければ間違いなくキャリアモデルではなく直販モデルを購入する。ただ残念なことにキャリアモデルと比較すると直販モデルの発売がかなり遅いので待てない。

逆にいえばこのタイムラグが改善するのであれば最初から直販モデル一択になります。まず一つ目の理由として直販モデルの方が安いこと。

Xperia 1Ⅳのdocomo版で見るとRAM12GB/ROM256GBで価格は約19万円に対して直販モデルはRAM16GB/ROM512GBで価格は約17万5000円です。発売時期が遅いということもありますがまず価格差が1万5000円。

ただ容量構成の差を考えるとそれ以上の価格差があると考えてもおかしくありません。キャリアの端末の仕入れ価格は不明ですが販促費などを含めるとどうしても高くなる。

一方で直販モデルは良くも悪くもそこまでプロモーションにお金をかけている訳ではないので安くなることが多く直販モデルはさらに機種によっては発売直後キャッシュバックキャンペーンをするのでさらにお買い得感があります。

Xperia 1Ⅳで見ればキャリアモデルが6月上旬発売で直販モデルは9月中旬発売だったので3ヶ月待つことが出来ればスペックがより強化された上で安く購入することができるようになります。

ちなみにXperia 5Ⅳの直販モデルではSnapdragon 8+ Gen 1を搭載するなど発熱対策がより強化されることはないのかとの声もありましたがSoCなど根本的なスペックが変更されることはまずないと思います。

仮にSoCが変更された場合それはキャリアモデルと直販モデルではなく別の機種になります。逆にソフト面でより最適化されている可能性がありますがそれはキャリアモデルも一緒です。

少なくとも歴代Xperiaの直販モデルを見ると物理SIMのDual SIMに容量構成が大きな違いでハード的にはほとんど共通化されています。Xperia 5シリーズの直販モデルはキャリアモデルと半年近くのタイムラグがありましたがXperia 5Ⅳで見ると3ヶ月程度まで改善されています。

今後よりタイムラグが改善されていくのか現時点で不明ですが少しでも安く買いたいなら待つべき。

不具合やバグの改善。

次に2つ目の理由として不具合やバグの対策。現状ではキャリアモデルとのタイムラグはデメリットの一つですがキャリアモデルが発売当初に抱えている不具合やバグが直販モデルが出るまでに改善されている可能性があります遅いことにメリットがないわけではないです。

また直販モデルが登場する時期にもよりますがXperia 5シリーズはタイムラグがありすぎて逆に最新のAndroidを搭載して発売されていました。Xperiaは残念なことにアップデートによる不具合やバグは多めで特にメジャーアップデートにおいて深刻な事象が発生しやすいです。

ただこれがアップデートをするのか最初から搭載しているのかで安定性は大きく変わります。

今後タイムラグが改善されていくのであればこのメリットはどんどんなくなっていきますが現時点での3ヶ月のタイムラグであればキャリアモデルにおける最初の不具合は修正されるかも。

また単純にうざいと思われるだけなキャリアアプリですが使わないアプリこそマイナスです。Googleは使わないアプリはアンインストールすることを推奨している一方でキャリアアプリはアンインストール出来ないものが多く出来ても無効化。

バックグラウンドで動作しているなら電池持ちやRAMに影響を与える可能性。また最悪の場合がキャリアアプリに発生したバグが原因で本体全体に影響を与えること。

実際どの程度の影響があったのか定かではありませんがXperia 1Ⅲのdocomo版においてmydaizに発生していた不具合が原因で本体の発熱に影響しており無効化することで発熱が改善するとの報告もありました。

これはXperiaに限らず使わないアプリはインストールしないことが前提でキャリアアプリはその真逆という感じです。直販モデルであればキャリアアプリなんかないためプリインストールされているアプリは限定的。

またプリインストールされているアプリもユーザーごとでカスタマイズすればいいだけです。

キャリアからすればキャリアのサービスを使って欲しいことからもキャリアアプリを必須にしたい気持ちはありますがせめてユーザーに取捨選択できるようにして欲しいです。

個人的にはiPhoneでドコモメールを設定した時にdocomoアプリが大量にインストールされるけどアンインストールも出来るのでAndroidもこれと同じ感じにして欲しいところです。

本体のスペックであれば要らない機能は使わなければいいだけですが要らないアプリは正直何悪さをするか分からないので要らないと放置するのはあまり良くないです。

一部スペックが制限。

3つ目としては一部スペックが制限されていること。先日コメントで教えて頂きましたがXperia 1ⅣやXperia 5Ⅳのdocomo版で無効化されている撮影持続モードですが楽天とSoftBank版に関しては無効化されておらずもちろん直販モデルも無効化されていません。

そもそもグローバルモデルが対応している機能をキャリアによって制限していたり制限していなかったりすること自体が訳が分からない。

特に2021年モデルや2022年モデルは発熱によってカメラアプリが強制終了になりがちで撮影持続モードは別途アクセサリーが必要とはいえ回避方法としては優秀。

ちなみに撮影持続モードなしで4K/120fps撮影だと8分前後で強制終了になりますが撮影持続モードだと30分までは試してみましたが問題なし。以前からHUAWEIのツインアプリが潰されていたなどXperiaに限った話ではありません。

ただキャリアの独自カスタマイズする際に本来ある機能を潰すのは避けて欲しいところです。キャリアによって対応が異なるのは仕方ないところでほぼカスタマイズなしで価格も安い。

楽天版がユーザーからの評判がいいのは分かるところでキャリアも統一して欲しいところです。少なくとも直販モデルであればキャリアモデルのように機能が潰されることは基本ないです。

購入方法が簡単。

そして4つ目としては単純に直販モデルの方が買いやすいです。ここはユーザー次第の面ですがXperiaの直販モデルは一部家電量販店やAmazonにSony Storeで購入することが出来ます。

実機を触ってからと考えると直販モデルは展示されている店舗が限定されているのでマイナス。ただ自分のように欲しいものは実機を見ずとも買うユーザーからすれば関係ないです。

基本スマホというよりは家電製品を買うのと同じで買うサイトのアカウントさえ登録してあればカートに入れて決済するだけと非常に簡単。docomoで見た場合基本自分は予約してから購入。

ただログインするにしろdアカウントで認証する必要があり購入手続きに関してはパソコンで出来ずアカウントに紐付けされているSIMカードが入った端末でしか出来ません。

自分は以前auでも購入したことがありますがdocomoほど面倒という感じではなくこれだけでも購入する際のハードルが違う。

またキャリアの分割購入は36回まで手数料無料。

また残価クレジットも実質年率1%の手数料がかかるとはいえ端末を返却することで実質負担金を下げることも可能でもちろんこれらが面倒な人は一括で購入することができます。

また補償サービスに関してもSony Storeにおいて製品の購入のタイミングのみでしか加入できないですがXperiaケアプランが用意されており年会費は5500円でより安く修理を受けられたり負担金は機種によって変わりますが年に2回までは交換対応が可能です。

キャリアのように何か不具合があった場合に家の近くの店で気軽に相談するのは難しい。けど手厚い補償サービスに加え購入のしやすさが直販モデルのメリットだと思います。

まとめ

留守番電話サービスなどキャリアのサービスを使っている人ほど離れにくい部分はあります。ただ自分のようにキャリアのサービスを使っていない人からすれば特段問題ないです。

現時点でミドルレンジの直販モデルはない中今後Sonyは直販モデルにどう力を入れていくのか。今年の新型Xperiaの直販モデルはいつ頃登場するのか含めて非常に楽しみです。

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