Xperia Tabletが復活の可能性?Sonyは周辺アクセサリーの強化が必須

先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。

使っていて不安な部分もあるとはいえXperia 5Ⅳは今までのXperiaの中でも割り切った存在で分かりやすくより選びやすくなった存在に感じます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 1週間レビュー。満足度激高だけど不満がないわけではない」をご参照下さい。

さて今回GeekBenchにおいて未発表のXperiaが新たに判明してタブレットの可能性が出てきたので簡単にまとめたいと思います。

ベンチマークが判明。

直近の認証情報からも従来の命名規則通りであればXperia 1Ⅴ/Xperia 10Ⅴ/Xperia AceⅣの3機種が発表される可能性が高いですが今回はベンチマークにおいて謎のXperiaが判明。

ベンチマークのリーク情報はフェイクの可能性が高いですが今回判明したベンチマークはGeekBenchの公式サイトでも確認することが出来るのでこの時点でフェイクの可能性は低いです。

判明したベンチマークから一部スペックを確認することができ搭載OSはAndroid13であること。またマザーボードの部分にKonaと記載されていますがこれは新種のSoCとかではなくSnapdragon865の開発時のコードネームです。

つまり今回判明した機種はAndroid13を搭載しながらSnapdragon865を搭載していることになります。

ちなみに歴代Xperiaで確認するとSnapdragon865を搭載していたのはXperia 1II/Xperia 5II/Xperia PROの3機種ですが3機種ともメジャーアップデートが2回だったのでAndroid12でメジャーアップデートが終了。

つまり歴代XperiaでSnapdragon865にAndroid13を搭載している機種は皆無ということになります。

またRAMは8GBであることを確認することができXperia 10シリーズでさえまだRAM6GBなのでこのモデルはミドルレンジやエントリーモデルとして開発されている可能性は低いことになります。

ただ型落ちのSnapdragon865を搭載しているためハイエンドモデルとして開発されていません。

従来であれば機種名やモデル番号を確認することで端末のヒントになったりますが今回のベンチマークに記載されているモデル番号は少なくとも最新のXperiaに採用されている命名規則でもないことから仮にこの機種が実在するのであればスマホかどうかも分からないです。

一方で中華メーカーでその傾向が強いですが最新のタブレットに型落ちのSoCを採用することです。そのため今回判明した機種も最新のXperiaタブレットなのではないかと話題となっています。

今回のベンチマークがフェイクではないにしろ現在開発中の最新機種という保証もなく単純に以前開発されていたプロトタイプでその後製品化されていないものかもしれないので詳細は不明ですが仮に新製品とした場合スペックで見ればスマホよりタブレットの方が可能性が高い。

Sony最後のタブレットは2015年に発売されたXperia Z4 Tabletで仮に今年復活するなら8年ぶり今でもタブレットの復活を望んでいるユーザーがいるのでタブレットなら朗報とも言えます。

コンセプトをはっきりさせて欲しい。

一方でXperia Tabletだとして今回のベンチマークで判断できるスペックからもiPad Proのように動画編集などクリエイティブに使うハイエンドクラスではなく動画や漫画の視聴などコンテンツの消費をメインとしたミドルレンジクラスになる可能性があり価格をある程度抑えてくるのかも。

現状Snapdragon 8 Gen 2が最新となりSnapdragon865は早くも3世代の型落ちとなりますが日常使う分では十分なパフォーマンスだと思います RAM8GBでSnapdragon865のため原神など高負荷がかかるゲームは厳しいかもしれませんがある程度のタイトルはそれなりに動作する可能性があります。

一方で今回の情報から全く分からないですがタブレットが復活なら期待したくなるのがスピーカーとディスプレイです。

まずディスプレイに関してサイズにもよりますが今のハイエンドXperiaのコンセプトを継承して欲しく表示解像度は4Kで有機ELディスプレイを搭載してほしいように感じます。

これでFHD+やWQHD+だとしたらよほど安くない限り他社のフラグシップのタブレットと差別化することが厳しい。そして2つ目としてスピーカーの強化で
スマホだとどうしても筐体サイズの限界から搭載できるスピーカーにも限界があります。

一方でAndroidタブレットを中心に見るとスピーカーの評価があまり高い機種が存在していない。

Xperia 5Ⅳの筐体サイズであのスピーカーを搭載することが出来たことを考えると筐体サイズが大きいタブレットはもちろん内部スペースにも余裕が出来やすいので進化させやすい。

またゲームも最低限できるように搭載ディスプレイ次第の面もありますが120Hz表示に対応してほしい。

Xperia 5IIでは120Hz表示に対応したこともありSnapdragon888やSnapdragon 8 Gen 1を搭載している機種と比較してもベンチマークに差はあれどそれなりに快適に使える印象です。

これで60Hz表示だとSnapdragon865と型落ちのSoCであることと合わせってユーザビリティが下がる可能性があり個人的にはかなり残念に感じるかも。正直Xperiaからタブレットが復活するなら安いタブレットはやめてほしいです。

国内でもメーカーを問わなければ安いタブレットは選択肢がありますが逆にフラッグシップのAndroidタブレットはGalaxy Tab S8シリーズくらいと選択肢がほぼないのでXperiaタブレットが復活するならSonyの拘りを最大限強化して欲しいです。

これで例えSnapdragon865だとしてもディスプレイとスピーカーがしっかりしているのであれば自分は10万円以上でも必ず購入すると思います。

現状だとSonyのコンセプトはスマホよりもタブレットの方が相性が良く本体価格はあまり気にせずスマホと同様にニッチなユーザーをターゲットにしてしっかり作り込んだものを出して欲しいです。

ただ今までタブレット復活の噂は何度か出たことがあり一度も当たっていたことがないので正直過度の期待は禁物という感じです。

周辺アクセサリーを充実させてほしい。

Xperiaが好きな自分にとってスマホはとことんSonyが好きなように突き詰めて欲しいです。ただ一方でGalaxyやAppleのようにエコシステムが構築されていないのがちょっと残念に感じます。

イヤホンに関してはSony製のイヤホンと相性が良くXperia 1Ⅴもおそらく今年登場するWF-1000XM5と親和性が高いように設計されていると思うのでイヤホンは特段文句なし。

ただ逆にイヤホン以外の周辺アクセサリーの選択肢がほぼありません。

以前スマートウォッチを出していましたが最近は後継機種を出しておらずSony製品でみればwenaがありますが何せAndroidと合わせて使うことを前提に開発されたプロダクトではないためあまり相性が良くない。

というかXperiaと合わせて使うことでシャッターをwenaできれたり音楽の再生停止が出来るくらい。結局Xperiaと合わせて使うことを前提に設計されたスマートウォッチが現状ない状態です。

Wenaに関しても基幹となるおサイフリンクのアプリ自体のサービスがまもなく終了します。

おサイフリンクが終了すればプロダクトを継続する限りiPhoneありきでなくなる可能性がありAndroidでもおサイフケータイの設定含めてしやすくなると思いますがそうなると開発当初の製品コンセプトが崩壊することになるので開発者もかなりの悩みどころになっている可能性。

またSuicaに関してはGoogle PayのためiPhoneがなくてもAndroidだけで設定が可能ですがその他iDやQUICPayはiPhoneがないと設定出来ないのは不便でまた設定方法も。

おサイフリンクが古いため仕方ないかもしれませんがGoogle Payのように簡単に登録出来ない。自分はメインでJCBカードを使っていますがQUICPayを登録するための番号発行はすでに終了。

つまり手持ちのJCBカードをwena上でQUICPayで使うための登録がすでに出来ない状態です。仮にwena 4が出てくるのであればiDやQUICPayもGoogle Payで使えるようにして欲しい。

ただPixel WatchでSuicaしか対応出来なかったことを考えると何か制限があるのではないかと勘ぐっちゃいます。

何よりwena自体がAndroidでももっと使いやすいようにしてほしくその上でXperiaとペアリングすることでの独自機能がもっとあってほしいと思っちゃいます。

また多くのメーカーがどんどん力を入れている折畳式機種に手を出すのか気になるところです。Xperiaの今の状況を考えるとタブレットに折畳式機種の両方は正直厳しいと思います。

ただタブレットを出すなら折畳式機種を出さない分タブレットをしっかり作り込んでほしい。逆にタブレットを出さないなら折畳式機種をしっかり作りこんでほしいと思っています。

個人的にはXperia Ace/Xperia 10/Xperia 5/Xperia 1/Xperia Proとスマホを強化するのではなく折畳式機種やタブレットなど周辺アクセサリーをしっかり強化してほしい。

結局ミドルレンジにしか興味がない人はどんなにスマホのラインナップが強化されてもそれ以外を見ないしハイエンドにしか興味がない人はミドルレンジやエントリーに興味を持たないので。

まとめ

今回はベンチマークからXperiaタブレットが復活するのではと話題になっているのでまとめてみましたが本当にこれが製品化されれば面白い。また先日の情報からもXperia 10ⅤはDimensityを搭載している可能性があるとSoCに対するSonyの考え方が変わってきたのかも。

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