より日常に溶け込むように。Google Pixelがおすすめの人

先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。

また先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。

詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。さて今回はPixel 7シリーズなどGoogle Pixelがおすすめしやすい人について簡単にまとめたいと思います。

メリットよりデメリットの方が重要。

最初にお断りをさせて頂くとスマホ選びで重要だと思っているのは候補の機種のメリットが魅力的に感じることができるか。そしてメリット以上に重要だと思っているのがその機種のデメリットを許容できる範囲なのかです。

デメリット系の記事を上げるとほぼ間違いなくPixelの評判を落とそうとしている系のコメントがつきますがデメリットを知ることの方が重要だと思っているからこそ公開しています。

なのでPixelシリーズに限らずどんな機種でもメリット/デメリットを合わせて調べることがお勧めです。先日にはPixelが向かない人という記事を公開したので今回は逆に向いている人について。

指紋認証で不自由したことがない人。

表裏一体に近い部分もありますが一つ目としてスマホの指紋認証と相性がいい人です。Pixel 6シリーズ以降画面内指紋センサーを搭載しており今後も継続する可能性が高いと思います。

評判が悪かったPixel 6シリーズでも自分は相性が悪いと感じたことはなくPixel 7シリーズではめちゃくちゃ快適に使えています。ただこれは個体差に個人差があるので一概には言えません。

今まで画面内指紋センサー搭載機種を使った上で相性が悪いと感じたことがない人はハズレ個体をひかない限りは問題ない可能性が高くPixelで見れば背面に物理式指紋センサーを搭載していた時に相性が悪いと感じたことはない人は大丈夫かもしれません。

ただ背面の指紋センサーやXperiaの側面指紋認証でダメだった人はやめた方がいいです。物理式で反応しにくい人は画面内センサーと相性が悪いのでおすすめしないです。

今後Pixelで超音波式指紋センサーを搭載するならより改善する可能性はありますが残念なことに指紋認証と相性が悪い人は光学式でも超音波式でも厳しいです。

Googleが今後生体認証をどう進化させていくか不明ですがPixel 7シリーズでみると優先度は明確で指紋認証です。顔認証に関してはセキュリティ上の問題からも本体のロック解除のみに限定。

また現在Pixel Watchを通してのロック解除を進化させようとしていますが結局のところセキュリティで見れば顔認証より立ち位置が低くアプリでの生体認証やパスワードの簡易入力で生体認証が必要な場合基本求められるのは指紋認証で指紋認証と相性がいい人におすすめしやすい。

向かない人と表裏一体ですがPixelは残念なことに個体差があるため今まで指紋認証で苦労したことがない人がおすすめで自分の親のように指紋が乾燥でなくなる人などは向かないです。

スマホを使う上で今や生体認証は重要な立ち位置で生体認証が不便に感じるとストレスに感じます。

何かにガッツリ使わない人。

次に2つ目としてスマホにあまり拘りはないけどオールマイティに使える機種が欲しい人です。Pixelは80%のユーザーが満足して使えるようにと80%ルールが採用されていることからもオタク向けというよりは一般ユーザー向けです。

ちなみに今回の一般ユーザーの前提ですが金額問わず年間に何台も購入する人や15万円を超えるような機種を躊躇なく購入する人は含んでいません。

今まで5万円から8万円程度のミドルレンズもしくはミッドハイレンジを使っていたけどもうちょっと欲を出したいというユーザー向けの製品という感じです。

同じPixelで見てもより万人向けなのがPixel 6aでよりオタク向けなのがPixel 7 Proという感じ。多くのユーザーはPixel 6aで事足りる仕様ですがちょっと物足りない人にはPixel 7がおすすめ。

またPixelは万人向けのコンセプトを採用しているため何か拘ったスペックを搭載している訳ではなく使いやすさを重視したシリーズになります。Pixel 6シリーズ以降はハイエンド向けのSoCとなるGoogle Tensorを搭載しているのでパフォーマンス自体はかなり高めでゲームなどもしっかり出来る。

ただ何かをガッツリやすことはにはあまり向いていません。例えば原神などのゲームをやれるだけのパフォーマンスはありますがゲームを長時間をやることを前提とした発熱対策をしている訳ではない。

Pixel 7シリーズで見ると広範囲にグラファイトシートが設置されている程度Pixel 7がちょっとだけサーマルペーストを搭載しているくらいで中華スマホのようにハードもソフトも最適化されているわけではない。

また長時間撮影も同様に不向きで長時間負荷をかけた使い方をしたいなら別途自身で対策が必要です。

またPixel 7シリーズではだいぶ電池持ちが安定したとはいえそれはあくまでもPixelの中で見ればの話であり他のフラッグシップモデルと比較すれば決して電池持ちがいい機種とはいえない。

海外サイトのバッテリーテストの結果を参考にすると電池持ちがいいと言われる機種とそうでない機種の境界線は100だと思っており100以上のスコアを獲得しているPixelはPixel 5aのみでPixel 7で見れば96でPixel 7 Proで見れば84です。

なのでガッツリゲームをしたいから発熱対策がされていてほしく電池持ちも出来るだけいい方がいい。また電池持ちが悪くても急速充電に対応していて欲しいなど何かの拘りや拘った使い方に不向き。

ただGoogleがターゲットにしている万人はゲームをがっつりやるわけではなくスマホを長時間触っているわけでもない。季節によって影響は受けますが一般的な使い方でみればPixel 6aやPixel 7シリーズで発熱に遭遇する可能性は低く電池持ちに関しても1日は十分もつ感じです。

Pixel 7で見れば90Hz表示に対応しておりTwitterやChromeを使う際のスクロールがよりなめらかに表示され防水/防塵でより安全でワイヤレス充電と地味に便利という感じです。

シンプルなカメラ。

そして3つ目としては綺麗に撮れるカメラは搭載していて欲しいけど撮り方に拘りはあまりない。

ほとんどのメーカーの機種のカメラはオート撮影で撮ることが前提ですが最上位モデルなどを中心にマニュアルライクに撮影できるプロモードが用意されていますがPixelでは機種によりますがRAW撮影くらいでマニュアル撮影は非対応。

今後どうなるか不明ですが現時点でも初代からのコンセプトであるスマホのカメラは魔法のような写真が撮れるべきだを継続している可能性がある。つまりシャッターボタンを押せば魔法のような写真が撮れることを目指しています。

日本では未発売でしたが初代Pixelの時からカメラの評価は高くPixel 2シリーズ以降はカメラ構成に変更はあれど基本同じアーキテクチャを継続してより最適化する方法を採用しています。

今はちょっと限界にもなってきたのかPixel 6シリーズでフラッグシップは変更されましたが約4年間同じメインカメラセンサーを搭載してカメラソフトの力で市場をリードしてきた感じです。

そのためカメラソフトには定評がありシャッターボタンを押せば誰でもある程度のレベルで撮れます。もちろんですが構図などを意識してホワイトバランスや照度を調節して撮影すればより綺麗に撮れるので自分好みに撮影することが出来ます。

デジカメのようなシャッタースピードやISO感度を調節してまでは撮りたくないけどちょっと拘りって撮りたい人のニーズもカバーしています。自分の中でPixelのカメラがいいと思うのが2つあって一つ目はフォーカス精度です。

基本タップしてフォーカスを合わせて撮りますがPixelはユーザーの撮りたかった部分をAIで判断して合わせているのかと思うくらいタップなしでも自分がイメージした通りに撮れることが多い。

シャッターボタンを押すだけでイメージ通りに撮れる機種って意外と少ないので撮影がシンプルです。そして2つ目としては動体の撮影でiPhoneやGalaxyの最上位で見ると動体の撮影に強くない。

画像処理に時間がかかることが影響しているのか狙ったタイミングでシャッターボタンを押してもそのタイミングより遅く撮れていることが多いか撮れていてもフォーカスが全然合っていない。

ましてポートレートモードでの撮影なんてかなり厳しいという感じですがPixelだとポートレートでも上手く撮れることが多いです。

単純にシャッターボタンを押すだけで高照度でも低照度の環境でも綺麗に撮れることが多く植物から動き回る動物まで上手く撮れることが多いので非常に使いやすい。

個人的には何も考えず最も気楽に撮れるカメラを搭載しているのがPixelでおすすめしやすいです。

まとめ。

定価自体もそこまで高くなく条件が合えばより安く購入できることからもコスパがいいと話題ですが個人的にはコスパ目的の人が購入する機種ではないと思っています。

一般のユーザーでも快適に使えることを前提としておりリアルタイム翻訳機能や文字起こし機能など日常生活でこんな機能があったら地味に便利なのにという機能をしっかり強化している機種であってユーザーの生活に溶け込むことを目的とした機種でありコスパを優先にした機種ではないことです。

現にフラッグシップモデルは一般ユーザーの予算の限界としているのか値上げをPixel 4シリーズから避けていますがaシリーズに関しては情勢に合わせて徐々に高くなっており安くすることがメインではなく一般ユーザーの予算との兼ね合いとのバランスをかなり見極めている印象です。

どんな機種であっても向いている人向いていない人はあり今回は向いている人をまとめてみました。

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