Xperia 1Ⅴの一部スペック判明?発熱対策とディスプレイ強化がメイン

Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。

また先日には香港版のXperia 5Ⅳを購入して開封レビューをしてみましたが発熱以外は想像以上に良く良機種に仕上がっている印象を受けます。詳細は「Xperia 5Ⅳ 開封レビュー。満足度激高。けど発熱はひどめ」をご参照下さい。

さて今回海外の投稿フォーラムであるESATOにおいてXperia 1Ⅴの一部スペックについて投稿されていることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

ストレージとSDカード。

最初に触れておくとXperiaのリーク情報はレンダリング画像以外のほとんどはフェイクが多いです。それこそ正式発表直前にならないと信憑性が高い情報が出てこないことが非常に多いです。

なので今回も情報源が不明ですが信憑性はかなり低い可能性があるのでその上でお願いします。先日にXperia 1Ⅴはカメラアプリの内部コードから8K撮影に対応している可能性があるとの予測。

この時の情報とリンクしているのか不明ですがコンパイルして判明した情報となっており一つ目としてUFS4.0に対応すること。

仮にSamsung製のストレージが採用されるのであれば現行モデルが採用しているUFS3.1対比で連続読み取り速度が2倍に連続書き込み速度が1.6倍改善。また電力効率も45%改善しており同じバッテリー容量でも多くのデータの処理が可能になります。

現状ではvivo X90 Pro+など一部機種のみが採用しているとはいえ今後搭載機種が拡大してもおかしくなくXperiaも採用しても違和感もありません。これはあくまでも本体のストレージの話でやはり気になるのはSDカードとの兼ね合い。

多くのユーザーは同じSDを容量が足らなくならない限り使い続けると思いますがSDカードが古いと書き込み速度も読み込み速度も遅くなっていきます。

SDカードが原因の不具合が発生している個体もあるのでSDカードを愛用しているユーザーは本体のストレージが強化されるタイミングでSDカードを見直すのは丁度いい機会なのかもしれません。

発熱対策の強化。

そして次に2つ目としてベイパーチャンバーを搭載していること。これは以前より言われていたことで目新しさはありませんがちょっと楽しみ。あとはベイパーチャンバーを搭載するとしてもどの程度の容量のものを搭載するのか気になるところです。

ちなみにXperia PROに関しては大量のデータ通信を長時間できるようにと放熱性能が大幅に強化されており特大のベイパーチャンバーを搭載しています。

それもあってか本体の厚みが10mmもありましたがXperia 1シリーズはそこまで分厚く出来ない。となるとXperia PROの特大には期待出来ませんがパフォーマンスの持続性の改善に期待です。

Xperia 1ⅣやXperia 5Ⅳを見てソフトでの制御に力をいれてきたのはすごくありだと思います。ただ暴れん坊のSnapdragon 8 Gen 1をグラファイトシートのみで制御するのは厳しかった。

逆に言えばハード面を強化すればもっと安定する可能性がありSnapdragon 8 Gen 2自体も電力効率の改善で発熱自体は改善されています。ベイパーチャンバーを搭載しようと負荷をかければ本体が熱くなることは変わらないと思います。

ただ多くのユーザーが不満に感じたのは熱くなるではなくカメラが強制終了になったりゲームのカクツキが発生するなどパフォーマンスの持続性の方です。

ベイパーチャンバーとグラファイトシートにSoCの改善をソフトで上手くチューニングすることが出来れば中華スマホほど安定しないとしても現行モデルよりも地味に安定する可能性はあります。

ディスプレイ輝度の改善。

そして3つ目としてディスプレイ輝度が1500nitsに改善される可能性があるとしています。Xperia 1Ⅳは前モデル対比で50%程度改善していることが明らかにされていますが詳細は不明です。

ただ海外サイトのディスプレイテストの結果を参考にすると950nits程度だとされています。つまり今回の情報通りであればさらに50%近く改善されることになるので個人的には嬉しいところ。

Xperia 1ⅣやXperia 5Ⅳでも十分に明るいディスプレイになったと実感することが出来ますが晴れた日の屋外で使う分にはまだ暗いなと思う時があります。

事前情報通りであればSonyは高輝度モードやHDRモードなどを用意するのではなくクリエイターモードで表示している時に最大輝度で表示できるようにチューニングしている。

従来クリエイターモードで表示できるのはNetflixなど限られたアプリだけでしたが2022年モデルからはGoogle Photoやカメラアプリなど対象のアプリが拡大しているため明るく表示されるアプリがどんどん拡大されています。

ただ手動調節でもほぼ最大輝度まで表示できる感じになっているので全体的に明るいことに違いはない。

今や2000nitsに対応した機種があるため1500nitsに対応してもスペック的に見劣るかもしれませんが歴代Xperiaを使っていたユーザーからすればおそらくびっくりするくらいの明るさになると思います。

流石に1500nitsで表示できる時間を増やすと電池持ちに悪影響が出るので何かしらの制限をしてくる可能性がありますがそれでも屋内に屋外とより見やすいディスプレイに進化する可能性あり。

可変式120Hz表示に対応。

そして4つ目としてはLTPO対応としています。つまり可変式のリフレッシュレートに対応する可能性。現行モデルは対応コンテンツは全て120Hzで表示しているため120Hzか60Hzの2択という感じです。

一方で可変式に対応することでどの程度まで下がるか不明ですが表示や動作に合わせて最適化。現行モデルのようなサクサク感はなくなる可能性がありますが電力効率は改善する可能性があります。

スマホの中でもディスプレイの消費電力はかなり多いのでディスプレイの電力効率の改善は電池持ちの改善に繋がります。

ただ一方でLTPO対応のディスプレイとなれば原価コストは高くなる。またXperia 1シリーズは海外のディスプレイテストの結果を見ると基本は2Kで表示しており対応コンテンツは4Kもしくは4K相当にアップコンバードしている感じです。

可変式120Hz表示に対応している機種は増えてきていますがXperia 1シリーズのように表示解像度も可変している機種はちょっと珍しく万が一がバグがあった場合リフレッシュレートと表示解像度の両方に影響が出そうで怖い。

個人的に可変式120Hz表示はXperia 5シリーズが最初かなと思っていましたが今回の情報通りならプレミアムモデルとなるXperia 1Ⅴが最初になるかも。今回の情報をみる限りディスプレイの進化が大きな特徴でそれ以外は順当なマイナーアップデートモデルになりそうな感じがします。

事前情報では色々とありますがディスプレイサイズや表示解像度などに変更はないと思います。

ズーム倍率の強化。

そして最後にカメラですが9倍ズーム?となっているだけで詳細はよく分からないです。ただAI超解像ズームで最大9倍というのは考えにくいので可能性があるとすれば光学9倍ズームに対応。

一部情報によるとLGの新型カメラモジュールを搭載してズーム倍率が強化されるとの話があります。ただこのカメラモジュールは大型センサーに対応していないためセンサーサイズがさらに小さくなるかも。

個人的にはXperia 1Ⅲの70mm/105mmのカメラの方が使いやすくXperia 1Ⅳの光学ズームは動体を撮影している時に調節するのが難しく85mmか125mmの2択で使っていたので個人的には微妙。

まして125mmになるとお世辞にも画質が良いとは言えない感じだったので余計にそう感じてしまいます。

素人目で見れば一つのレンズで無理して光学ズームとかやるのではなくGalaxyやHuaweiのように光学3倍に対応した中距離望遠レンズと光学10倍に対応した超距離望遠レンズを搭載した方がXperiaのシングルレンズカメラを搭載するというカメラコンセプトにも合っているように感じます。

Xperia 1Ⅲ対比でXperia 1Ⅳのカメラが批判されたほど退化したとは思いませんが進化したとも思えず仮にこれ以上センサーサイズが小型化してしまうと画質劣化から逃れられないように感じます。

あとは一部情報であるIMX557を望遠レンズとして搭載するという噂ですがペリスコープは厳しくても光学5倍程度までならどうにかなるなら大型センサーを搭載して中距離に特化してほしいです。

少なくとも他社の機種のように最大50倍とか100倍とかに対応する必要は個人的に感じません。また先ほどの話と重複しますがここに8K撮影対応という感じの流れになるのかもしれません。

AppleもiPhone 14 Proシリーズで8K撮影に対応できるカメラセンサーに刷新されていますが実際には8K撮影に対応していない。8K撮影ができることに具体的なメリットを見出せない可能性あり。

Sonyも以前8Kがユーザーの生活にもっと根付いたら対応させる可能性があるとしていましたが正直今8K撮影に対応してもほぼ意味がなく4Kですらまだまだ普及していない印象です。

カメラに関しては変に世界初に拘ってほしくないこととメインカメラセンサーの刷新に期待しています。

特にメインカメラセンサーは3年連続同じでトレンドの1.0型までいかなくても1/1.3インチくらいには大型化してほしくもっとボケ感のある撮影や低照度撮影の改善に期待したいところです。

まとめ

少なくとも今回の情報通りならXperia 1Ⅳのサイズ感を維持するのは厳しいかなと思います。

もちろん出来るだけ取り回しのいいデザインがいいですがそこに拘ってカメラが進化しきれないとか発熱対策が不十分になって結果ユーザビリティが下がるというのは正直避けてほしいように感じます。

何よりそろそろデザインに関する情報はリークしてほしく継続なのか刷新なのか楽しみです。

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