サポート終了のPixel 5や4aユーザーへ。最新機種に買い替え前に確認したいこと

先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。

また先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。

詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。今回は今年でアップデートが終了するPixelと最新機種に買い換える前に確認してほしいことについて簡単にまとめたいと思います。

アップデートのサポート終了。

2022年はPixel 3シリーズのアップデートにちょっとイレギュラーがあったこともあり例年より多くPixel 3/Pixel 3 XL/Pixel 3a/Pixel 3a XL/Pixel 4/Pixel 4 XLの合計6機種が終了。

そして2023年においても残念なことにアップデートのサポートが終了する機種が存在しており予定通りであればPixel 4a/Pixel 4a 5G/Pixel 5の合計3機種。Pixel 4aに関しては8月まで終了。

ちなみに日米では8月下旬に発売されましたがコロナの影響かヨーロッパでは10月の発売でした。そのためヨーロッパのユーザーからすれば丸3年はギリギリ保証されないという感じです。

そしてPixel 5に関しては10月までで終了。Pixel 4a 5Gに関しては日本では世界最速で10月中旬に発売されましたが多くの地域では10月下旬以降の発売だったこともあるのか11月までの保証です。

同時に発表されたPixel 4a 5GとPixel 5はアップデートサポート期間が違うので分かりにくいです。

ちなみにアップデート終了予定月から2ヶ月後に最後のアップデートが配信される可能性もあります。Pixel 3aシリーズは2019年5月発売で2022年5月に丸3年でしたが最後のアップデートが配信されたのは7月という感じでした。

またメジャーアップデートに関して3機種とも3回が目安です。Android 14の本配信が昨年と同じく8月頃ならPixel 4aはAndroid 14が実質最後のアップデート。

そして10月頃にセキュリティアップデートで終了の可能性もありますが現時点で何ともで今後公開されるAndroid14のパブリックβ版に含まれているかどうかでようやく判断できる感じ。

ただAndroid14への対応に関して過度の期待はしない方がいい。一方でPixel 4a 5GとPixel 5はAndroid14に対応する可能性が高く12月に配信されるセキュリティアップデートが最後になるかも。

ただ12月に配信されるFeature Dropは包括されておらずセキュリティパッチのみかもしれません。Pixel 4aが例年より発売が大幅に遅れたことからもちょっと読めないですが他の2つは例年通りかも。

アップデートが大きな特徴の一つであることを考えると今回触れた3機種のユーザーは買い替え時です。

キャリアで分割購入してタイミングが合わないユーザーもいると思いますが直販モデルを一括で購入しているユーザーは今年機種変更に向けて少しずつ買い替えを検討した方がいいと思います。

買い替えのタイミング。

そして昨年のPixel 7シリーズの販促を見ている限りPixel 4aシリーズとPixel 5ユーザーが買い替えやすい環境を提供してくる可能性あり。Pixel 7の予約特典としてストアクレジットが2万円分でPixel 7 Proが3万5000円分と正直これだけならそこまで話題にならなかったと思います。

ただ魅力的だったのが下取り金額の強化。また割と明確で約3年前のPixel 4シリーズや2021年に発売されたPixel 6シリーズを強化。そのためGoogleは発売から3年前もしくは1年前に発売されたPixelもしくはiPhoneユーザーの買い替えをより促進させたかったという感じです。

この流れが継承するのであればPixel 7aが5月に正式発表された際にPixel 4aもしくはPixel 6aのユーザーの買い替えを促進する可能性。

またPixel 8シリーズが登場する10月のタイミングでPixel 4a 5GとPixel 5の下取りを大幅に強化する可能性があります。なのでPixel 4aユーザーは最初の狙い目としては5月でPixel 4a 5GとPixel 5のユーザーは10月が狙い目という感じです。

ただ先日の動画でも触れさせて頂いていますがPixel 7aからaシリーズは2年周期に変更されるかも。となると販促を大幅に強化するのではなく2年かけてじっくり販売する流れに変わる可能性も。

なので絶対とはいいきれませんが買い替えのタイミングとして捉えておくのはありかなと思います。

最新世代の癖と注意点。

一方で2020年モデルが最新のPixelに乗り換えることで大きく変わることもあるので確認します。まず2020年モデルでGoogle Photoへの無制限アップロードサポートが終了しています。

そのためGoogle Photoで高画質とはいえ今後も無料でアップロードをしたい場合は悩ましい。これは買い替えで悩むというよりは無制限アップロードを優先して最新機種を高く買うか。

それとも無制限アップロードを諦めて下取りに出すことで最新機種をより安くの2択という感じで正直ユーザー次第でどちらが正しいとかないです。

自分は対象のPixelを通してバックアップするのはめちゃくちゃ面倒に感じてしまうのでGoogle Oneを契約してオリジナル画質でバックアップです。ただ写真をそこまで撮らない人からすればバックアップが有料になるのはちょっと嫌だと思うので手元に対象のPixelを残すのはありだと思います。

そして2つ目としてPixel 6シリーズ以降のPixelはGoogleの独自SoCであるGoogle Tensorに変わります。細かいパフォーマンスよりも気にして欲しい部分としては発熱と電池持ちです。

ちなみにPixel 4aはSnapdragon730GでPixel 4a 5GとPixel 5はSnapdragon765Gを搭載しており共通しているのはミドルレンジ向け。一方でGoogle Tensor自体のパフォーマンスはハイエンド向けに相当するのでかなり違います。

今まではSoCのパフォーマンス不足でタイトルによっては厳しい感じでしたがSoC自体のスペックが低いことで発熱もしにくく電力効率も優秀という流れでした。

ただGoogle Tensor自体は発熱しにくいSoCではないため長時間負荷をかけると発熱するので最初びっくりする可能性があります。またパフォーマンスが高い分で消費電力が増えるため結果電池持ちが悪くなる可能性があります。

もちろんユーザーの使い方によって印象が変わってきますが特に発熱はちょっと覚悟が必要です。

ちなみにこの時代のPixelは搭載しているバッテリー容量が小さいこともあり海外サイトのバッテリーテストの結果を確認するとPixel 4aが76でPixel 5が95です。

一方でPixel 6aは94でPixel 7は96とかなり頑張っていてくれているので使い方次第では電池持ちは同程度です。逆にあまり使わない人にとって最新のPixelの方が待機状態における消費電力が多い印象を受けるので電池持ちが悪化すると感じるかもしれません。

ただPixel 4aユーザーからすればある程度大丈夫かも。

そして3つ目としては生体認証でPixel 7シリーズは顔認証に対応しているので心配はほとんどなし。ただPixel 6シリーズ以降だと基本画面内指紋センサーを搭載。

従来のように背面に指紋センサーが搭載されているのではなくディスプレイの下に搭載されています。そのため単純に認証はしにくくディスプレイにスクリーンプロテクターを貼る場合に今度はアクセサリーとの相性が出やすいです。

Googleは世代を重ねるごとに改善してPixel 7シリーズでもほぼ不満がない状態に改善。ただ自分の指紋と自分の手持ちの個体での話でありほとんど不具合を聞かない超音波式を採用している機種と比較するとまだまだ個体差に個人差が出やすいです。

実際に使ってみないと分からないですが従来の背面に搭載されている指紋認証でも認証がいまいちに感じていた人は画面内指紋センサーでは上手く反応しない可能性が非常に高いかもしれません。

Pixel 8シリーズでは超音波式を採用するとの話もありますが既存機種は光学式です。個人差があるため難しいところですが生体認証はしにくくなるかもとイメージした方がいい。

そして最後にカメラですがPixel 6aとPixel 7aはそこまで大きな違いはないかもしれません。ただPixel 6シリーズとPixel 7シリーズでは大型センサーを搭載しているのが大きな違い。

Pixel 2からPixel 5aにPixel 6aが採用しているIMX363は1/2.55インチに対してPixel 6やPixel 7が搭載しているGN1は1/1.3インチとかなり大型化しています。

センサーサイズの大型化のメリットとしてはより多くの光を取り込めるようになるためノイズが少なく明るい写真が撮影可能。特にPixelが得意としているナイトモードや天体写真モードでその恩恵を受けやすいです。

また従来のPixelのポートレートモードはデュアルピクセル技術にデュアルレンズカメラの搭載などで上手く補っていましたがそもそもセンサーが小さいため基本はデジタル処理によるボケ感です。

ただセンサーが大型化することで光学ボケに期待できるのでより自然なボケ感で撮影ができます。またセンサーサイズが大型化に加え高画素化したことで2倍ズームでの動画撮影の画質が改善。

写真撮影でもズーム撮影自体が改善しています。一方でデメリットになることもあり一般的に一つ目として最短撮影距離が長くなる。そのため何か接写したい時に被写体にあまり寄れない。

ただPixel 6シリーズやPixel 7シリーズはレーザーオートフォーカスを搭載したことで最短撮影距離が特に長くなりがちなポートレートモードでも従来通りの距離感で撮影できます。

なので心配は必要ないですが2つ目としてボケてほしくない時もボケてしまうのがデメリットです。料理などをある程度の近距離で撮影した場合フォーカス以外の部分がボケてしまう感じです。

絞り機能がないため調節が難しく一般ユーザーほどちょっと撮影がしにくいカメラに感じるかも。

まとめ

2020年モデルはGoogle Tensorの開発の遅れから急遽ラインナップが変更されたとの話がありPixel 5がフラッグシップモデルとはいえ最新機種全てがミドルレンジモデルとちょっと異質でした。

そのため2020年モデルのユーザーからすれば最新機種に乗り換えることで大幅なスペックアップになりますがハイエンドモデル特有の癖がちょっと出てくるという感じです。

Googleはセール時とそうではない時のメリハリがすごいので上手くセールを利用して買換えがいい。

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