Pixel 8 ProにFold。今年のPixelが楽しみ過ぎる理由

先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。

また先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。

詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。さて今回2023年におけるGoogle Pixelがめちゃくちゃ楽しみなのでその理由について簡単にまとめたいと思います。

待望の折畳式機種が登場。

まず一つ目の理由として個人的に超待望していた折畳式機種であるPixel Foldの登場です。直近の情報では4月もしくは5月に開催されるGoogle I/Oで正式発表されると予測されています。

仮に4月に正式発表されるという流れならGoogleは例年と異なり新製品イベントを上半期に開催。今まではGoogle I/Oで合わせて発表する流れでしたが別途イベントを開催するならそれだけ本気。

すでにほぼ確定的なデザインがリークしておりOppo Find N2を二回り近く大きくしたサイズ感に。メインディスプレイは7.6インチとされておりSamsungのUTGに可変式120Hz表示に対応との予測。

また水滴型のヒンジを搭載している可能性が高いことからもディスプレイの折り目も目立たない。スペック的に申し分ないですがOppo Find N2を使って気になるのが横長の形状がどう出るか。

横長のディスプレイの方が動画や漫画などが見やすいかなと思っていましたがそれ以上にアプリの最適化が重要に感じます。

縦長に近いGalaxy Z Fold 4やvivo X Fold+の方がアプリが安定して見やすいことが多く後はアプリの最適化でスマホの拡大表示になっている部分が
改善されれば汎用性は高いです。

ただOppo Find N2の場合はアプリごとにアスペクト比を調節してあげる必要があり単に全部のアプリを全画面表示にすればいいというわけでもないです。

Googleがわざわざ折畳式機種を出してくるくらいなのでGoogle純正以外のアプリがしっかりと最適化されているのかが気になります。これでアプリの最適化が不十分だと国内で見ればGalaxy Zシリーズの方が単純に使いやすいことになると思います。

懸念点ももちろんありますが一方で自分が楽しみにしている最大の理由はPixelのカメラを搭載している折畳式機種が欲しい。折畳式機種は世代を重ねるごとにカメラが進化しているとはいえプレミアムモデルであることを考えるとカメラは物足りない。

内部スペースの問題からも仕方なくハードに依存しているメーカーの機種ほど物足りなく感じます。一方でGoogleの場合はそもそもソフトに依存しているのではハードが弱いとしてもしっかり仕上げてくる可能性。

事前情報ではIMX787と64MPの1/1.7インチのセンサーを搭載すると予測されており超広角に望遠と合わせてトリプルレンズカメラ構成に折畳式機種の中でハードが強い方ではありませんがGoogle Tensor G2と合わせた安定感がある。

折畳式機種が好きな自分にとってカメラが強い機種が欲しかったのでようやく待望という感じです。価格は25万円前後と予測されておりおそらくB21やn79非対応ですが自分は迷わず買います。

今年のメイン機種候補の一つなので正式発表が今から非常に楽しみという感じです。

Googleの方向性が見える可能性。

次に2つ目の理由としてマイナーアップデートモデルでもいいのでPixel Watch 2の登場に期待。おそらくですが2世代目は下半期に正式発表されると思うのでまだまだ先になると思います。

ただ1世代で終わるということはないと思っておりまず電池持ちの改善に期待したいところです。自分の使い方だと1日使っても60%近く電池残量がありますが通知はかなり限定的にしています。

自分が確認したい通知と睡眠計測機能を使うと1日持たないという感じなので改善してほしいところ。そして2つ目に期待しているのがPixelを通して充電できるようにすることです。

現行モデルはQi充電に対応しておらずあくまでも本体に付属している専用アダプターのみが対応。せめてPixel 7シリーズやPixel 8シリーズのリバースワイヤレス充電にしっかり対応して欲しい。

電池持ちが安定しているなら大丈夫ですが万が一に備えてPixelでも充電できるようにして欲しい。パソコンならまだしもスマートウォッチ用の充電ケーブルを持ち運ぶ人はかなり限定的かと。

そして3つ目に期待していることとしてより大型ディスプレイを搭載したモデルの登場に期待。少なくともGoogleにとって現行モデルは手探りの状態だと思うので2世代目をみることでGoogleがやりたいことがより明確化すると思います。

Googleは40mmモデルのみの展開が理想と考えているのかそれともApple Watchのように2モデル展開にするのか。それともProやUltraモデルを追加するのか不明ですがサイズ違いのモデルが新たに追加してほしい。

価格の安さも重要ですが個人的にはそこよりもコストをかけてGoogleがやりたいことをやって欲しい。もし大型モデルが追加されるのであれば自分は迷わず今年も購入すると思います。

フラッグシップモデルがフルモデルチェンジに?

3つ目の理由としてはPixel 8 Proがフルモデルチェンジになる可能性があること。

一部情報によるとGoogleは2年周期でメジャーアップデートを繰り返すティックトック戦略に切り替えたとされているのでPixel 8シリーズはフルモデルチェンジのタイミングになる可能性。

現時点でデザインに関する情報はありませんがメインカメラセンサーに関しては刷新される可能性。また事前情報通りであればメインカメラセンサーにSamsungのGN2を搭載する可能性があります。

コストカットのためにSony製ではなくSamsung製を採用する可能性がありGN2は順当という感じ。

そうなるとGN2は1/1.12インチと現行モデルの1/1.31インチより一気に大型化する可能性。現状で1.0型センサーはIMX989くらいしかなくSony製であることを考えるとコストは高い可能性。

他社が1.0型センサーをどんどん搭載している中コストカットをしつつも大型センサーを搭載すると考えるとSamsungのGN2はバランスがいいように感じます。

もともとハードに依存した感じではなくソフト主体ですがソフトが強いからこそハードもしっかり底上げされるとなると鬼の金棒です。

Pixel 4シリーズまでは現状のアーキテクチャを最適化するという開発を繰り返していましたがカメラ部門の責任者がやめてからはGoogleはどんどん新しいことに挑戦する流れに変わっています。

為替の影響からも価格が据え置きになるかは不明ですが現地価格は据え置きになると思います。

もちろん価格も重要ですがPixel 7シリーズでマーケティングを大幅に強化したことを考えると価格は多少値上がりになったとしてもGoogleがやりたいことをしっかりやって欲しいように感じます。

何より個人的にはPixel 8 Proとカメラセンサーの大型センサーの搭載が楽しみという感じです。あとは国内で見ればB21とn79に対応してdocomoユーザーが買いやすいようにして欲しいです。

Pixel 7aの登場。

そして4つ目の理由としてPixel 7aです。今年発売されるミドルレンジの中で最もおすすめしやすい機種になる可能性があります。現行モデルでも電池持ちはぼちぼちで発熱も地味に抑制されている。

そして安定感のあるカメラを搭載などしっかり仕上がっているように感じますがPixel 7aは現行モデルのデメリットだったワイヤレス充電や高リフレッシュレートに対応する可能性がありスペックがしっかり底上げされる可能性。

そしてカメラセンサーも刷新されると予測されておりメインは64MPのIMX787で超広角は13MPのIMX712と廉価モデルでありながらもSony製を採用する可能性。

メインカメラセンサーは1/1.7インチと決して大きくないですが現行のIMX363と比較するとかなり大型化するのでよりノイズが少なくとも得意なナイトモードや天体写真モードが強化されるかも。

デザインはすでにリークしており現行モデルとほとんど同じ大きさで大きくも小さくもない感じ。デザインはPixel 7シリーズよりのデザインになっておりカメラ部分の印象が大きく変わるかも。

また価格に関して直近の情報では$449と現行モデルから据え置きになると予測されており国内では為替の影響次第ですが5万4000円が一つの目安になると思います。

おそらくですが為替の影響でも6万円以下に収まる可能性がありGoogle Tensor G2が割引なしでこの価格で購入できるのは強い。おそらくですが一番のライバル機種になるのがPixel 7でかなり魅力的な仕上がりになると思います。

自分はあまり廉価モデルが好きではありませんがしっかりと底上げされたPixelのミドルレンジがどの程度の実力になるのか。また電池持ちや発熱などミドルレンジユーザーが求めるニーズをどの程度満たすことができるのか試してみたいです。

事前情報では4月もしくは5月に正式発表とPixel Foldと同時に発表されると予測されており上半期注目すべき機種の一つに感じます。

5月に正式発表され5月中に発売されれば上半期にもっともおすすめしやすい機種になる可能性があり少なくともPixel 7aの完成度が今年登場するスマホのベンチマークになる可能性もあります。

オーディオの強化。

そして最後に楽しみな理由として新型のイヤホンの登場に期待。現時点でリーク情報はありませんがGoogleは2020年頃からオーディオ関連のスタートアップ企業を買収しておりオーディオの強化。

その一つとしてPixel Buds Proの存在で今後オーディオ関連がより強化される可能性があります。イヤホン自体の進化も楽しみですが個人的にはPixel自体のスピーカーの進化も楽しみの一つです。

現行モデルを見るとPixel 7は優秀とはいえずPixel 7 Proは音量は頑張っていますが左右のスピーカーのバランスが優れているという感じではなく音質も比較的軽めという感じです。

Pixel Buds Proで空間オーディオに対応などイヤホン関連を優先的に強化している印象ですがある程度落ち着いたら本体のスピーカーの強化にも期待したいところです。

初代Pixel Budsなどを見ているとGoogleが毎年イヤホンを定期的にアップデートをするとは思えないためPixel Buds Proの新型が今年登場するかは不明ですがオーディオ関連を頑張って欲しい。

まとめ。

今回は今年のPixelが非常に楽しみなのでまとめてみました とりあえず今年発表される新製品は全部欲しいという感じであとはNest Wi-Fi Proも発売されたら絶対購入したいという感じです。

端末の価格だけで見れば今年は上半期の方が出費が増えそうで今からちょっとドキドキしています。

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