Pixel 7aが強すぎだけど。Pixel 8も十分に待つ価値がある機種に

先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。

また先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。

詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。さて今回直近の情報に基づいてPixel 8のデザインや基礎スペックなどをざっくりとまとめていたいと思います。

Pixel 7aが強いけど。

昨年と同じ流れであれば3月頃におそらくPixel 8シリーズのCADを元にしたレンダリング画像が公開される可能性があり5月に開催予定のGoogle I/Oにおいてチラ見せがあるかもしれません。

現時点ではあまり有力な情報はありませんがPixel 8も十分に待つ価値がある機種だと思う。

僅かに小型化される可能性。

その上でまずデザインを確認したいと思いますが本体サイズ含めて全体的なデザインは不明。

ただ歴代Pixelを見ると2年から3年周期でデザインが変更されていることに加えGoogleは2年周期でメジャーアップデートをするティックトック戦略を採用したとも言われているのでデザインはPixel 6シリーズから見れば3年なので刷新されてもおかしくない状況です。

一方でそのサイズ感に関する情報がありPixel 7より小型化する可能性があるとの予測ですがどの程度小型化するのかの情報はないです。ちなみにリークしたPixelのロードマップからGoogleはPixel 9シリーズで6.3インチのプロモデルを追加する可能性があるとの予測。

さらに現行モデルが6.3インチであることからも6.3インチ以下になる可能性が考えられますがPixel 6aやPixel 7aが採用している6.1インチ以下になるかは正直何とも言えない状況です。

一部噂では6.1インチ以下のハイエンドコンパクトモデルをGoogleが開発しているとありますがPixel 7aの本体サイズが判明していることからもPixel 8のプロトタイプの一つの可能性。

日本ではコンパクトモデルの方が人気が高いですがグローバル市場ではマイナーなニーズです。多くの市場では大型モデルのニーズが年々高まっており多くのユーザーのニーズを満たすと考えれば小型化にそこまで積極的になるとは思えない。

またハイエンドコンパクトモデルはサイズと同時に価格の安さも求められると矛盾が発生。エントリーモデルが比較的小さいのは高性能なスペックを搭載していないから。

ミドルレンジに大型モデルが多いのはニーズに加えある程度のスペックに対応する上で筐体が大きい方がコストカットしやすいというメリット。

筐体が小さければ既存の部品をそのまま使うことが難しくより小型化させるために開発のし直し。コンパクトモデル用に部品を一から見直しをする必要があるため逆にコストがかかりやすい。

またニーズも少ないため販売台数も見込めないため本体価格を高くしたいところですが高くすると余計に売れなくなるため薄利で売るしかないとメーカー泣かせとなっています。

Pixel 7がアメリカで$599と現時点でかなり安い中でこれ以上小型化して価格を維持できるのか。6.2インチと僅かな小型化であれば価格は維持できるかもしれませんがそれ以上小型化すると値上げ回避は厳しくなるのではないかと思います。

何よりPixel 7aが6.1インチであることからPixel 8は6.2インチが一つの目安でアスペクト比が変更されればもうちょっと小さくなるかも。

Zenfone 9のような小型モデルには期待するべきではないですが現行モデルよりもうちょっと小さい方がいいと思うユーザーにとってはより取り回しがしやすくなる可能性。

基礎スペックは底上げ。

次に基礎スペックを確認していきたいと思います。現時点でほぼ確実なのはAndroid14の搭載とSamsung製のGoogle Tensor G3を搭載。今年登場するハイエンドAndroidの中でSamsung製造のチップを搭載するのはGalaxy S23シリーズとPixel 8シリーズくらいかも。

何よりGoogle Tensor G3はSamsungのモバイル部門がパフォーマンスの不十分さからも採用を断ったとされているExynos2300のカスタマイズチップになると予測されています。

なので自分の記事でも何回か触れさせて頂いていますがちょっと不安しかない状況にあります。

GoogleはGoogle Tensor G2で消費電力が多く発熱の原因の一つとなっているCortex-X2は採用せず初代と同じCortex-X1を採用して発熱は回避。

さらにGPUはしっかり強化した上でCPU側のクロック数も強化したことでパフォーマンスを改善しつつも発熱を抑制した上で電池持ちも改善したとされています。

Google Tensor G3では現在採用されているメインコアを2つ搭載すると異質な構造を継続採用するのか。また最新となるCortex-X3を採用するのか不明も不明です。

ソフトである程度抑制できるとはいえSoCが暴れん坊だと完全に制御するのは厳しいと思います。

Googleはベンチマークでハイスコアを獲得するためのチューニングをしていないとしていますがそれでもパフォーマンスはある程度改善が必要なので絶妙なバランスで成り立っていると思います。

Pixel 7シリーズがめちゃくちゃ発熱しにくいわけでもなく電池持ちがかなりいい訳でもない。ただ多くのユーザーのニーズ内に上手くはまっているからこそ評価が高いんだと思います。

これでGoogle Tensor G3でパフォーマンスが高くなってもバランスが崩れてしまうとPixel 8シリーズの評価はPixel 6シリーズの時のように厳しめになるかもしれません。

なのでしっかりと仕上げて欲しいところです。一方で基礎スペックは全体的に底上げされるかも。一部情報によるとPixel 8のRAMは12GBになるとの予測。ストレージに関しては128GBからで256GBは固いと思います。

また2024年のロードマップを見るとAppleを強く意識しているようなラインナップとなっておりストレージに関しても強く意識してくる可能性があります。

Pixel 6やPixel 7は価格の安さが特徴の一つで下手に値上げすることが出来ない。となると512GBモデルなど大容量モデルを数量限定で販売して利益を確保するかもしれません。

また自社サービスであるGoogle Oneのユーザー獲得が優先だと思うのでSDカードスロットは非対応。現時点では何ともですがPixel 7aが90Hzのリフレッシュレートに対応する可能性があります。

この情報が正しいと仮定した場合廉価モデルとフラッグシップが同じリフレッシュレートに対応だとちょっと微妙に感じてしまうので120Hz表示にもしかしたら対応するかもしれません。

ただPixel 7 ProのようにLTPOによる可変式対応のディスプレイだとコストが高くなるので可変式非対応の120Hz表示に対応するかなと思っています。一方でバッテリー容量などは不明です。

ただ本体が僅かとはいえ小型化するのであればバッテリーの小型化は回避して欲しいところです。

Google Tensor G3でどれだけ電力効率を改善できるか不明ですがバッテリー容量はしっかりと確保してもらってPixel 7よりも電池持ちを改善するくらいの勢いが欲しいところです。

現時点でPixel 7aの基礎スペックはほとんどのユーザーのニーズを満たせるレベルになると予測されているのでPixel 8の存在感を強めるにはスペックの底上げは必須にも感じます。

カメラで差別化する可能性。

そして最後にカメラですがおそらくPixel 7aと一番差別化してくる部分だと思います。

Pixel 7aが搭載すると予測されているIMX787は現行モデルが搭載しているIMX363と比較すればセンサーサイズがかなり大型化しており1/1.7インチでも大幅なステップアップに感じます。

一方でPixel 8はスタッガードHDRに対応する可能性があると予測されておりこの情報通りならPixel 7シリーズが搭載しているSamsungのGN1がハード的に非対応なので刷新される可能性。

GoogleはおそらくですがSamsung製のディスプレイや5Gモデムやカメラセンサーをより積極的に採用することでトータルでコストカットしている可能性あり。

となるとメインカメラセンサーが刷新されたとしてもSamsung製のカメラセンサーを採用する可能性。

おそらく超高画素のHPセンサーを搭載する可能性は低い。となるとGNシリーズが有力になりますが最新のGN5は1/1.5インチとGN1の1/1.3インチと比較すると小型化しており採用する可能性は低いです。

スタッガードHDRに対応しつつSamsung製でGN1より大型センサーの条件を満たしているのがGN2です情報源はGN2が候補の一つであることに言及。GN2は画素数で見れば50MPと現行モデルと一緒。

ただセンサーサイズが1/1.1インチとさらに大型化するので画質自体はしっかり底上げされる可能性。スタッガードHDRに対応すれば大型センサーを搭載しつつも動体の撮影により強くなる可能性。

またPixelのカメラの弱点としてフレアやゴーストがありますがHDRの強化で改善される可能性。

もう少しすればAndroidの内部コードからより具体的な情報がリークすると思いますが個人的にはGN2を搭載してセンサーサイズの大型化に期待しています。

Googleは価格の据え置きを意地でもしてくる可能性がありGoogleが今後ハードウェア部門に従来の2倍の投資をすることを明らかに。なので今はPixelのシェアを拡大するフェーズのためしっかり売れる価格に設定すると思います。

Pixel 7aがコスパ最強という流れを変えることは出来ないかもしれませんPixel 8でも直近の情報をみる限りカメラは大幅に進化しそうなのでカメラに拘りたい人はPixel 8を選ぶべき。

まとめ

今回は現時点での情報を元にPixel 8の情報を簡単にまとめてみました。

今後数ヶ月以内にデザインは判明すると思うのであとはAndroid14のパブリックβ版の配信が4月頃に開始すればより具体的な情報がリークすると思うのでイメージしやすくなるかも。

今年は上半期にPixel 7aとPixel Foldで話題を集め下半期にPixel 8と話題を欠かさないかもしれません。

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