先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。
また先日にGoogle Pixel 7とPixel 7 Proを購入して開封レビューをしてみましたが思っていた以上に前モデルのデメリットがしっかり改善されておりかなりの完成度に仕上がった印象を受けます。
詳細は「Pixel 7とPixel 7 Pro 開封レビュー。発熱が想定以上に改善でめっちゃいい」をご参照下さい。さて今回現時点におけるGoogle Pixelのエコシステムについて簡単にまとめてみたいと思います。
Google Pixel Buds Pro
ラインナップが拡充されてきたところでざっくり言えばApple製品のように使えるのかと思うユーザーも多いかもしれませんが個人的にはまだまだ遠く及ばない印象です。
あくまでも現時点ではエコシステムが充実してきた感じではなくラインナップが充実しただけ。ただPixel 7やPixel 7 Proが条件良く買えることからもアクセサリーに興味がある人もいると思います。
まず完全ワイヤレスイヤホンであるPixel Buds Proについて5月に発売以降使ってきたので簡単に気になったポイントをまとめたいと思います。Pixel Budsを最初に買って感じたのは音質が普通であること。
自分はBluetoothの不具合などなかったため普通に使えていましたがただただ普通のイヤホン。
ノイキャンに対応しているわけでもなく音質も普通だったので音楽を楽しむイヤホンという印象はありませんでしたがマイク性能に関しては屋外での通話でも相手に聞き返されることが少なく使えたのでまだ良かった。
そして物足りなかった音質部分が大幅に改善されたのがPixel Buds Proという感じです。あくまでも個人的な印象ですがノイキャンはWF-1000XM4には
及びませんが交通量が多い大通りでもほとんど音が聞こえなく電車の中でもほぼ外音が聞こえない。
手持ちでみた場合Galaxy Buds 2 Proがありますがノイキャンは同程度の印象です。
また音質に関してはノイキャンに対応したことで低音がより聞こえやすくなったせいか音質自体が全体的に底上げされ音楽を楽しめるレベルにようやくなったという印象です。
オーディオに強いイメージがないGoogle製品であることを考えると十分なレベルに感じます。
一方で使っていて気になったのは外部音取り込み状態だとかなり中途半端という感じです。
正直自分の印象だと中途半端なノイキャンに対応したイヤホンという感じで外部音がそこまではっきり聞こえるわけではないのに音楽を聴くとなると外部音が地味にうるさいという感じです。
相変わらず通話時のマイク性能は優秀なのであとはチューニングで改善できる印象もあります。
個人的には最近購入したGalaxy Buds 2 Proの音質がかなり軽くて初代より退化したのではと期待はずれだったのでAndroidで使うならPixel Buds Pro一択という感じになっています。
Google Pixel Watch
次に先日より発売されたばかりのPixel Watchですが個人的にはそこまで悪くない印象です。使い始めは電池持ちがかなり悪かったですがそれ以降は電池持ちが安定してきている印象。
自分はディスプレイへの焼き付けが怖いので常時表示をオフにしておりディスプレイ輝度は自動調節。また基本ワークアウトを計測したいと思っているわけでもなく手持ちはGPSモデル。
また睡眠計測にも使っていないこともあり朝7時から夜10時頃まで電池残量が70%前後です。基本Pixel Watchに求めていることは歩数計/Suica/通知くらいと求めることが少ない。
なので余計に電池を消費する使い方をしていないからか電池持ちは十分に感じます。
ただPixel Watchで通話をしたり音楽を聴いたりメッセージの返信にマップアプリの使用などがっつり使いたい人にとってはおそらく1日持たない電池持ちで心もとないと思います。
購入以降フィルムも付けずに結構雑に扱っていますが今のところディスプレイに傷なしで思っていたよりも傷がつかないという印象。またこの極太ベゼルですが普段使っていて気になることは全くなくディスプレイの表示領域もそこまで小さいと感じることはありません。
ただPixel WatchでYouTubeのコメントなど長文を確認する時はちょっと小さいと感じます。個人的には44mm程度の大きさがあってもいいかなと思いますが初代なのでワンサイズは仕方なし。
そしてデザインに関しては使えば使うほどデザインが好きになっていくのはなんか不思議です。
またSuicaの移行も面倒かなと思っていましたがPixel Watchのアプリで一度削除。
その後新しい端末とペアリングするために初期化した上でペアリングした後にGoogle Payの設定で選択すれば簡単に復活させることが出来たので機種変更のハードルも低いように感じます。
一方でちょっと不満というか微妙に感じるのはPixel WatchアプリとFitbitアプリの連携性。
基本ヘルスケアのデータはPixel Watch上でざっくりと確認することができますがより詳細を見たい場合はPixel WatchのアプリではなくFitbitのアプリで確認する感じ。
なので実質Fitbitに登録しないとヘルスケア関連のデータは確認出来ない感じです。Pixel WatchのアプリはあくまでもペアリングのためとPixel Watchの設定及び管理。
なので目的によってアプリが2つに分かれているのは正直何ともという感じです。Fitbitを今まで使ってきた人からすれば分かりやすいと思いますが自分のように使ったことがない人はちょっと面倒に感じてしまうかも。
ただいろんな評価はありますが自分の目的は十分に満たしてくれているため満足度は最高はとはいえませんが十分という感じ。
エコシステムの問題点。
少なくともPixel Buds ProにしろPixel Watchにしろ個人的には問題なく使っています。ただ正直なところPixelと合わせて使うことで何か特別なことがあるかと言えばそんなことない。
Pixel Buds ProはFastPairに対応しているためAndroid6.0以上を搭載した機種であれば簡単にペアリングすることができます。最近アップデートでイコライザー機能にも対応しましたがこれはPixel Buds Proの特徴であってPixelと合わせて使うから使える訳ではないです。
またPixel Watchに関してSmart Lockを使ってスマホ本体のロックを解除可能ですが事前情報にあったPixel専用の機能ではなくAndroidなら使える状態にあります。
なのでAndroid8.0以上を搭載したAndroid機種であればPixel Watchとのアプリをインストールすることで遜色なく使える。現時点ではPixel専用というべき機能がほとんどないためエコシステムという言葉を使うにはかなり早い段階に感じてしまいます.
目立った連携性がないとはいえPixelユーザーが気になるアクセサリーであることに違いはなくPixelが好きだからこそ合わせてアクセサリーもGoogle製品にしたいという需要があると思うのでほしいと思うユーザーも多いと思います。
ただ繰り返しになりますが現時点ではエコシステムが強化されているというよりはエコシステムを強化するためにラインナップを揃えている感じです。
2023年にはPixel Tabletが登場予定で噂されているPixel NotePadなどのためにGoogleはAndroid12Lで基礎を作りAndroid13に組み込んだ可能性がありOSの最適化。
そして今進めているのがアプリの最適化であとはエコシステムに関係する新機能の追加という流れ。Googleは最高のAndroidを提供するためにいくつかのメーカーとパートナーシップを結びAndroidの強化に努めています。
ただ直近で見ればアメリカ市場でのiPhoneの出荷台数が初めてAndroidを上回ったとされておりGoogleもパートナー企業に頼ってばかりではなく自社製品の売上を強化する倍増計画に移行しているとしています。
そのために優先度の低いプロダクトの見直しやAndroidの開発の際に使用するデバイスをPixelに切り替えるなど今後Google自身が自社製品の売上を伸ばすためにより注力しているとされています。
このことを考えるとラインナップの強化はもちろんエコシステムの強化にも期待することが出来る。とはいえエコシステムが強化されるまでにはまだまだ時間が要するかなという感じです。
まとめ
現時点ではPixelらしい使い方はあまり出来ずGoogle製品で揃えて使えているという感じですがそれでも揃えて使えるようになってきたのは嬉しいところで自分は未来に投資という面でもPixel 7 ProにPixel Buds ProにPixel Watchを購入して良かったという感じです。
またレビューのために他のAndroidと合わせて使うことができるのも便利に感じます。Androidユーザーこそある意味現時点では閉鎖的ではないGoogle製品を合わせて使うのは楽しいかもしれません。
購入は待ち時間・手数料不要のオンラインショップがおすすめ!
DoCoMoはこちらで! | auはこちらで! |
SoftBankはこちらで! | 楽天はこちらで! |
LINEMOはこちらで! | ahamoはこちらで! |