先日には売れ筋かつ廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。
また先日にGoogle Pixel 7シリーズを正式発表しましたが円安の状況でかなり価格を頑張ってくれておりPixel Watchに関しては拍子抜けしたくらい安いという感じです。
詳細は「Google新製品発表。Pixel 7が予約特典で実質0円と激安」をご参照下さい。さて今回は今後登場が噂されているPixelの新製品について簡単にまとめたいと思います。
Google Pixel 7 Ultra
下半期に発表されると噂されていた製品で記事執筆時点で実際に発表がされていない新製品の一つ目はカメラ特化型モデルであるPixel 7 Ultraです。まず最大の特徴となるカメラに関してメインカメラセンサーはPixel 7シリーズと同じくSamsungのGN1で超広角センサーに関しては不明。
そして望遠レンズに関しては情報が錯綜しており一つ目の情報ではSony製IMX787で1/1.3インチ相当。
望遠レンズと考えると相当大きく少なくともPixel 7 Proのようにペリスコープにするのは厳しい。とんでもなく本体の厚みが増すなら別の話ですがペリスコープは正直現実的ではありません。
そして2つ目の情報としてはSamsungのGN1は望遠レンズとして搭載する可能性があるとの予測。仮に2つ目の情報通りであればメインカメラセンサーはGN1ではなく他のセンサーを採用する可能性。
ただIMX787にしろGN1にしろ望遠レンズとしてみた場合デカすぎるのでペリスコープにはならないかも。そしてインカメラに関して記事執筆時点でSonyが未発表ですが13MPのIMX712を採用する可能性。
センサーサイズやスペックなどの詳細は不明ですがセンサーの型番でみる限りは比較的新しい方です。今回の情報はAndroidの内部コードから判明したことであり製品化されることは別としても実際に何かしら開発がされていると可能性は高い。
また先にカメラセンサーの詳細なリークが出た時はあくまでもGoogleがPixelに新しいカメラセンサーを試すだけのテスト機である可能性があると予測されていましたが中国の有名なリーカーが同一機種についてのリークを投稿をしています。
そこで一番興味深いのがFoxconnが製造を行うことを指摘。またプロトタイプの時点では筐体にセラミックを採用していることを指摘するなどただのカメラのテスト機ではない可能性が高いです。
少なくとも現時点での情報を考慮すればPixel 7シリーズよりSony製センサーをより多く採用。Pixel 7シリーズは現地で価格が据え置きなどコストカットが優先でのセンサー選びでGoogle Tensor G2とカメラソフトでカメラ自体を強化。
ただPixel 7 Ultraに関してはセンサーでコストカットしている感じではなくGoogleが今Pixelでやりたい全てが搭載かも。現時点で有力な情報はこれ以上ありませんが今後の動向に注目したいところです。
Pixel NotePad
そして次に2つ目の機種としてGoogle初の折畳式機種であるPixel NotePadです。2019年にGoogleが折畳式機種を開発していることを明らかにしており最初にコードネームがリークしたのはPassPortで2021年に登場との予測。
ただ実際に発表されることはなく次は2022年の第三四半期に専用のディスプレイの生産が開始するとの予測がありましたが直前になって延期。ただ延期を重ねるごとに他のPixelと合わせてコードネームが変更されていることが判明しています。
つまり開発自体は継続している可能性が高く少し前の情報だとライバル機種に対抗するには十分な魅力がないから来年の春に延期されたとしています。
一方でGoogleカメラアプリやAndroidの内部コードから判明していることもありメインディスプレイは7.6インチでSamsungのLTPO技術を採用した可変式120Hz表示に対応しておりUTGのため耐久性も現状ではいい方。
サブディスプレイに関しては5.8インチで可変式120Hz表示に対応との予測。これはXiaomi Mi Mix Foldや初代Galaxy Foldのようにベゼルが太くてディスプレイが小さいというわけではなくアスペクト比の違いからディスプレイサイズが小さいとされています。
中国の有名なリーカーによるとOppo Find Nのように横長のデザインを採用しているとの予測からPixel NotePadのサブディスプレイはGalaxy Z Fold 4のように縦長ではないことになります。
カメラに関しては徐々に情報が変わっており開発延期に合わせてカメラの見直しも入っているのか不明。当初はPixel 6aなどと同じメインカメラセンサーであるIMX363でインカメラはIMX355を2つ搭載。
ただ一時期メインカメラセンサーはPixel 6シリーズと同じくSamsungのGN1を搭載との予測。そして直近の情報によるとメインカメラセンサーは先ほど出てきたSonyのIMX787を搭載との予測。
超広角はIMX386となっており望遠レンズに関してはSamsung製のカメラセンサーを搭載。事前情報と大きく異なるのは望遠レンズの搭載でトリプルレンズカメラ構成になる可能性があること。
仮に最新の情報通りでは折畳式機種の中でもメインカメラセンサーは最大クラスとなります。
また直近の情報によると専用のディスプレイは来年の1月頃に開始して3月頃の正式発表。延期される可能性はありますが現時点では2022年モデルと同じ系列のコードネームを採用しています。
Pixel 7 Ultraと同時期かは不明ですがFoxconnによって製造されるとの予測があります。Googleはまだ何もチラ見せもしていませんがエコシステムを強化していることを考えると期待したい。
Google Pixel 7a
最後に期待している人が多い廉価モデルであるPixel 7aです。先日のイベントで正式発表されないのは当たり前と言えば当たり前です。
まだ当面動きはないだろうと思うかもしれませんがPixel 6aで見るとほぼ確定的なデザインがリークしたのは2021年の10月でPixel 6シリーズが正式発表された数週間後。
そのため今年中にPixel 7aのデザインがリークしてもおかしくない。
デザインは気になるところでPixel 6aはPixel 6シリーズではなくPixel 7シリーズ寄りのカメラデザインを採用しておりPixel 7aはPixel 8シリーズのデザインのヒントになるかも。
またGoogleはサプライヤーに対してPixel 7シリーズの過去最大の台数を発注したとされている中Pixel 7aに関しても合わせて400万台分の発注をしたとされていることからもすでに開発はある程度終了している可能性があります。
基本Pixel 7aはPixel 7の廉価モデルになるためPixel 7より小型化されている可能性。ただ現時点でスペックに関する情報は全くありません。気になるのは2つあり一つは搭載SoCです。
初代Google TensorとGoogle Tensor G2でどの程度のコスト差があるのか不明ですがコストカットのために初代を搭載するのかどうか。
Pixel 7シリーズにPixel 7 UltraにPixel NotePadの全てがGoogle Tensor G2を搭載すると予測されていることからもGoogle Tensor G2をコストカットするためにPixel 7aも採用するのか不明。
そして2つ目がメインカメラセンサーで今までと同じくIMX363を搭載するのかPixel 7シリーズと同じくSamsungのGN1を搭載するのか。Pixel 7 Ultraなどと同じくIMX787を搭載するのか。
直近でみるとミドルレンジのメインカメラセンサーの大型化がちょっとずつトレンドになる中GN1などを搭載できれば強み。他のミドルレンジは大型センサーを搭載したとしても搭載SoCのパフォーマンスが不十分ですがPixel 7aの場合は最低でもGoogle Tensorだと思うので十分です。
まだスペックが明らかになるのは先だと思いますがGoogleがどうしてくるのか気になるところ。あまりにも魅力的に仕上げてしまうとPixel 7シリーズの売上を食う可能性もあります。
まとめ
一部情報によるとPixel 7aは来年の初頭に発売されるとの話もありこの情報通りであればPixel 7 UltraやPixel NotePadにPixel 7aと合わせて3月頃に発表されるのかもしれません。
ここにすでに多くを明らかにしているPixel TabletやPixel Watchの新しいバンドも合わせて発表すれば上半期にも十分な魅力的なイベントになります。まずはPixel 7シリーズが非常に楽しみですがこれから半年後も十分に楽しめそうです。
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