Xperia 5Ⅳは放熱対策を強化。ただパフォーマンスは急速に低下

Xperia 1Ⅳが国内で6月3日より発売されて早速購入したので先行レビューで試しきれなかった部分をレビューしてみました。詳細は「Xperia 1Ⅳ開封レビュー。結局発熱はちょっと不安が残る感じに」をご参照下さい。

また先日にSonyはXperia 5Ⅳを正式発表しており望遠レンズの変更はサプライズでしたがXperia 5Ⅲのデメリットをしっかり潰すなどいい感じの進化を遂げています。

詳細は「これは超待望の神機種が正式発表。Xperia 5Ⅳがめちゃくちゃ欲しい」をご参照下さい。さて今回ePriceがXperia 5Ⅳの発熱対策について言及していることが判明したので簡単にまとめたいと思います。

放熱対策をより強化。

先日にSonyがグローバル市場でXperia 5Ⅳを正式発表しましたが台湾市場でも正式発表。今回の情報によるとXperia 5Ⅳの発熱対策としてグラファイトシートのカバー領域を拡大しているとしています。

上記の画像からも前モデル対比で正面部分は37%を拡大しており背面は11%拡大していることを確認。またソフトで状況に応じて60%程度まで制御することがあるとしています。

ただ他のメーカーの機種は冷却対策を強化している中Xperia 5Ⅳではあくまでも放熱対策を強化しています。これで肝心のパフォーマンスがどうなのか。

発熱とパフォーマンス。

パフォーマンスに関してはGSM Arenaのレビューで確認することができ、他社の機種と比較してXperia 5Ⅳは十分な冷却システムが搭載されておらず熱放散も不十分なため急激にパフォーマンスが低下すると評価しています。

同サイトによるとパフォーマンステストを1時間実行したところ最初の5分でパフォーマンスが60%まで低下して最終的に58%で終了したとしています。ちなみにGPUに関しては最初の8分で50%まで低下して最終的に49%で終了したとしています。

またリフレッシュレートに関しても負荷をかけると60Hzに低下することもあったとしています。ただ一方でカメラに関しては長時間撮影に耐えたとしています。

やはり冷却システムが不十分であることからパフォーマンスの持続性は不十分でここが他の機種との大きな差でありSnapdragon 8 Gen 1を搭載したからという問題ではないように感じます。

欲も悪くもXperia 1Ⅳと似たような挙動なのかもしれません。

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