Pixel 6a 1週間レビュー。想定の10倍以上満足度が高い良機種

今年の後半に2世代目のGoogle Tensorを搭載して正式発表されると予測されていたGoogle Pixel NotePadが再び延期されたと予測されています。詳細は「もう嫌だ。Google Pixel NotePad。また延期されたかも」をご参照下さい。

また先日にはGoogleの売れ筋である廉価モデルの最新機種であるGoogle Pixel 6aの開封レビューをしてみたので詳細は「こんなスマホを待っていた。Google Pixel 6aは想定以上に丁度いいスマホ」をご参照下さい。

さて今回今夏のミドルレンジの中でも注目度が高いGoogle Pixel 6aを1週間使ってきたのでレビューをしたいと思います。

デメリットを確認。

約1週間Google Pixel 6aを使ってきて満足度は高いです。

もちろんデメリットに感じる部分もありますが普段ミドルレンジをあまり使わないことからもミドルレンジだから諦める部分なのかそれとも妥協するべきではないのか分からない部分もあります。

その上でデメリットに感じる部分から確認していきたいと思います。

スピーカーの音量。

まず一つ目はスピーカーの音量です。その音量に音質と評判が悪かったPixel 6のスピーカーとほぼ一緒で前モデルと比較すると音量が小さい。実際に使っていても音量は小さいなと感じることが多い。

また元々音質に期待していませんが音量を大きくすることによってその音の軽さなど音質において微妙なところが余計に強調される感じ。ステレオスピーカーを搭載している時点で評価するべきだと思いますがもうちょっと頑張って欲しかった。

音質はそこまで改善する必要がないですが音量はもっと大きくして分かりやすくして欲しかった印象です。イヤホンジャックが廃止されたことと合わせて余計に残念な印象で何より前モデルより悪化が残念です。

満足だけどおすすめできない指紋認証。

次に2つ目として改良された指紋認証ですがガラスフィルムをつけた上での評価では何ともです。個人的にはPixel 6シリーズの指紋認証が基準になるためPixel 6aの指紋認証は良くも悪くもないです。

1秒近く指を当ててあげればしっかり認証されるためガラスフィルムでもこれだけ認証できれば十分。ただこれは自分の中で期待値が低いからこそ評価が高いのであって決して快適とは言えないと思います。

超音波式を搭載しているGalaxy S22 UltraやAQUOS R7は爆速で簡単に認証ができる感じ。指紋認証自体と相性が悪い人以外の多くの人は快適に使える可能性が高いですがPixel 6aは違います。

少なくとも画面内指紋センサーが初めての人にとっては最初慣れるまでは認証がしにくいと思います。個人的な印象として超音波式より光学式の方が癖が強く光学式の方が指をしっかり長くあてる必要性。

直近で光学式を採用した機種で使ったのはPixel 6シリーズを除いてXiaomi 12S UltraくらいでPixel 6aは光学式を採用した機種の中でも認証は遅く丁寧にやってあげないといけない印象です。

なので自分の中では手が濡れているなどの状況を避ければほぼ一発で認証するため問題ないですがGoogleのポリシーでもある80%のユーザーが満足できる認証かと言えばそうではない感じがします。

想定以上に良かったこと。

次にメリット部分を確認していきたいと思いますが、その中でも実際に使ってみて想定以上に良かった部分を確認していきたいと思います。

思ったよりも発熱しない。

まず1つ目は発熱でデメリットに違いはないですが自分の中では想定以上に発熱しない印象。もちろんベンチマークなどで負荷をかけると内部温度が40度近くまで上がるので本体も熱くなります。

少なくとも前モデルと比較すると本体は熱くなりやすいためミドルレンジをメインに使ってきたユーザーからすればびっくりすることに違いはないと思います。

手元に届いた初日と2日目くらいまではよく分からないタイミングで熱くなることもありましたが3日目以降は特段変なタイミングでの発熱なし。また自分がゲームをほぼやらないこともありここ1週間使っていて発熱にほぼ遭遇することはなし。

子供の寝かしつけの際など1時間近くKindleを見ているだけでも機種によっては暖かくなる。ただPixel 6aではそれもなく自分の使い方では問題なくそれこそ外気温に左右されるくらいです。

直近で見ると東京の最高気温は連日35度近いですがこの温度で外でカメラをちょっと使うと熱くなる。むしろ使っていなくてポケットに入れているだけでも熱くなりますがこれは他の機種も一緒です。

ちなみに発熱というとiPhoneは関係なくAndroidだけの問題と捉えれている人が多いように感じますが手元にあるiPhone 12などと比較するとむしろPixel 6aの方が熱くなっていない印象です。

割とPixel 6もPixel 6 Proも変なタイミングで熱くなるタイミングが多く発熱もしやすい印象。

そのため同じGoogle Tensorを搭載しているPixel 6aもかなり不安でしたが自分の使い方なら問題なくこれは想定外だったので自分はかなり満足。

ただこれはユーザーの使い方によって評価が分かれるところでもあり繰り返しになりますがミドルレンジユーザーにとっては不快に感じるかも。

逆に自分のようにGoogle TensorやSnapdragon888搭載機種を経験してきているユーザーからすればPixel 6aの発熱は大したことがないという感じでメインターゲットのライトユーザーであればそこまで発熱するシーンに遭遇することはないのかなと思いまします。

ちなみにこの炎天下で4K/60fps撮影は手持ちでみた場合は5分は大丈夫でライトユーザーが4K/60fpsで長時間撮影するとは正直考えにくいので特段気にする必要はないようにも感じます。

むしろ4Kで長尺撮影したいならPixel 6 Proなどハイエンドを候補に入れた方がいいです。

思っていたよりも安定している電池持ち。

そして発熱もそうですが実際に使ってみて想定以上に良かったなと思うのが電池持ちの良さです。バッテリーセーブ状態でGoogleは最大72時間持つとアピールしていますが自分は使っていません。

開封から1週間である程度最適化も落ち着いた感じで自分の使い方だと2日弱は持つ印象です。

大体自分の使い方だと朝の6時半から夜の10時~11時くらいまで使う感じで電池残量は50%前後。この前の日曜日は日中にYouTubeを5時間くらい見ましたがそれでも電池残量が40%と問題なし。

普段移動をほぼしないことからもマップアプリなどを使わないためGPS関連が動く場合はまた評価が変わってくると思いますが自分の使い方では想定以上に電池持ちがいいという感じです。

ちなみに手持ちで判断するとPixel 6 ProやPixel 6は1日の終わりの電池残量が40%前後でXperia 1Ⅳが45%前後でXperia 5Ⅲが60%前後という感じで海外サイトの評価がかなり厳し目でかなり電池持ちに警戒していたこともありますがここまで安定していれば個人的には十分です。

もちろんPixel 5aなどは電池残量が70%程度のことが多くXperia 10Ⅳは80%前後だったので他のミドルレンジと比較すれば電池持ちは悪いです。ただGoogle Tensorを搭載したことでパフォーマンスが向上しつつもPixel 6シリーズよりも電池持ちが安定しているのは単純に嬉しいです。

特に待機状態における燃費が良く使っていない時は全然電池が減らない感じなのがいいです。なのでライトユーザーにとっては最低でも1日は充電なしで持つ電池持ちに感じます。

ただ電池持ちと関係ないですがワイヤレス充電非対応なので自分の充電環境では非常に面倒です。

総じて満足度が高い。

その他海外サイトが指摘していた通りアプリを3個から4個くらい開いておくとオフロードになる。アプリを切り替えるとリロードされるためすぐに使いたい時に読み込みが入るのは面倒かも。

とはいえマルチタスクでガンガン使おうと思っていないので自分はそこまで気にならない感じです。またリフレッシュレートが60HzなのはデメリットですがPixel 6aをメイン機種として使ってきたのでもう60Hz表示に慣れたため違和感はありません。

逆に今後Pixel 6 ProやXperia 1Ⅳなどを使った時にかなり快適に感じるかもしれません。リフレッシュレートは残念ですがGoogle Tensorを搭載したこで前モデルの時にあったカクツキやもたつきも改善。

さらにOS自体がかなり軽めの印象なのでiOSやOneUIなど同じ価格帯の機種と比較した場合Pixel 6aの方がむしろ快適に感じるかもしれません。スペック的に物足りない部分もありますがライトユーザーがターゲットであることを考えると十分。

少なくとも自分はここ1週間使ってきてかなり満足度が高く想定の10倍以上よかったです。

残念なことに購入特典は終了しておりSageに関しては約1ヶ月待ちと入手しにくい状況ですが定価で5万4000円であることを考えると多くのユーザーが満足できる仕様になっていると思います。

少なくとも今使っていて不具合やバグにも遭遇しておらず個人的にはかなり満足度が高い印象です。

購入は待ち時間・手数料不要のオンラインショップがおすすめ!

 DoCoMoはこちらで! auはこちらで!
SoftBankはこちらで! 楽天はこちらで!

LINEMOはこちらで! ahamoはこちらで!
最新情報をチェックしよう!
>Gazyekichi VLOG

Gazyekichi VLOG

記事ではなかなか伝えることが難しい機種のスピーカーや動画の手ぶれ補正などをYouTubeでよりわかりやすくご確認できます。

CTR IMG