先日にはXiaomi製品として初となる1インチのセンサーを搭載したXiaomi 12S Ultraが正式発表され、やはり中華スマホというべきなのか現地価格が非常に安く魅力的です。
詳細は「Xiaomi 12S Ultraが正式発表。最近のハイエンドが高過ぎて超安く感じる」をご参照下さい。また個人的にはXiaomi 12S Ultraが久しぶりに衝動買いをしたくなる機種だったのでその理由についてまとめてみました。
詳細は「理想のカメラにかなり近いかもXiaomi 12S Ultraが絶対欲しい4つの理由」をご参照下さい。さて今回同じカメラの特徴を持つAQUOS R7とXiaomi 12S Ultraの気になるポイントを徹底比較してみたいと思います。
デザイン比較。
まずデザインから確認していきたいと思います。どちらも大型モデルであることに違いはないですがAQUOS R7は前モデル対比でEdgeスタイルをやめフラットディスプレイを採用してサイドフレームもフラットにしたことでデザインがより洗練された印象。
ただ横幅が77mmに増したこともありXiaomi 12S Ultraの方がかなり持ちやすく感じます。一方でXiaomi 12S Ultraの方が重いこともあり持ちやすさと合わせるとAQUOS R7より結構重く感じますがそれでも取り回しのしやすさは優秀。
なんと表現していいのか分からないですがテクスチャーというべきなのか触った感じはガラスのツルツルという感じでマット仕上げとも違い何より光の反射でその見え方が変わるのが面白い。
Galaxy Note10やHUAWEI P30 Proの時にあったグラデーションカラーとは異なりますが珍しいデザインを採用しておりXiaomi 12S Ultraはレザー調を採用していることからも高級感がかなり高くシボ加工に近い感じでデジカメのデザインを意識しているのかなという感じです。
そして好みが大きく分かれそうなのがカメラデザインで個人的にはXiaomi 12S Ultraの方が好き。搭載しているセンサー数が違うことからもカメラに必要なスペースも違ってくるのは当たり前。
個人的にはカメラを最大の特徴に持つ機種だからこそXiaomi 12S Ultraのカメラデザインの方がカメラライクで全体的にまとまっている印象。ただスマホのデザインとして見た場合はAQUOS R7の方がいいのかもしれません。
ちなみにカメラ部分含めるとXiaomi 12S Ultraの方が厚いです。
ディスプレイを確認。
リフレッシュレートに関してAQUOS R7は黒フレームを挟むことで最大で240Hzで表示可能。とはいえどちらも可変式に対応していることもあり十分に滑らかに表示され差ははほとんど感じない。
ただディスプレイのスペックとちょっと違うかもしれませんが大きな違いとしてはディスプレイの形状。両機種とも画面内指紋センサーを搭載していることもありやはりアクセサリーとの相性は重要です。
ただAQUOS R7はフラットディスプレイを搭載しており指紋認証対応のものを購入すればガラスフィルムも選択肢に入ってくるのが魅力でXiaomi 12S Ultraはガラスフィルムは選びにくい。
Xiaomi 12S Ultraでも光学式と考えれば十分に快適ですがAQUOS R7の3D Sonicは最高です。ちゃんと相性がいいフィルムであればかなり快適で認証範囲も広くストレスを感じません。
画面内指紋センサーを搭載していることからアクセサリー選びは重要でこの辺はAQUOS R7の方がフラットディスプレイを採用していることからも汎用性が高いのではないかなとも思います。
基礎スペックを比較。
RAMに関しては一緒で基礎スペックに関して評価が分かれる部分としてはSDカードスロット対応かどうか。AQUOS R7は対応しているのでSDカードスロットが必須の人にとっては一択という感じです。
ただ今回からSIMトレイとは別になっており直接SDカードを本体に挿す感じでちょっとやりにくいかも。
そして搭載SoCに関してAQUOS R7はSnapdragon 8 Gen 1に対してXiaomi 12S Ultraは期待されているTSMCのSnapdragon 8+ Gen 1を搭載しており前評判ではSnapdragon 8 Gen 1より発熱も控えで電力効率も優れていることからも電池持ちもいい機種が増えるとの評価。
とりあえずベンチマークを3回連続で回してみました。
ただ前モデルの時は内部温度が40度を超えると挙動が不安定になる感じでしたが今回は40度を超えても前モデルほど不安定という印象は受けない。ハード面でも発熱対策を強化したとされていますが他のSnapdragon 8 Gen 1搭載機種と同様に負荷をかけるとそれなりに熱くなる感じ。
ただソフトであまり制御していないのかハードで発熱対策をゴリ押ししたという感じなのかスコアは高いですが内部温度は45度を記録。発熱が散々言われているXperia 1Ⅳでもベンチマークで45度までいったことがなかったのでちょっとびっくりです。
ただ当たり前ですが本体もかなり熱くなります。
パフォーマンスがそこそこで本体もそれなりに熱くなるAQUOS R7とパフォーマンスが高い分負荷をかけると本体もめちゃくちゃ熱くなるXiaomi 12S Ultraのどちらがいいかはユーザー次第。
自分はゲームをやらないためほぼ問題ないですが長時間やるとなった時にXiaomi 12S Ultraの方がかなり熱いためユーザビリティが低いかもしれませんがAQUOS R7はパフォーマンスが持続するかは不明。
次に音量を50%に設定した上でスピーカーテストをしてみました。
前モデルのことを考えるとAQUOS R7のスピーカーは頑張っているけどXiaomi 12S Ultraの方が音量も大きく音質に関しても音の輪郭がよりはっきりしている印象で全体的に優れている印象。
ただAQUOSがここまで対抗できるスピーカーを搭載したと考えるとそれだけも感激です。またAQUOS R7のみイヤホンジャックを搭載しておりユーザーの評価が分かれるところだと思います。
カメラを確認。
AQUOS R7は1インチ部分しか使っておらずデフォルトは超広角より画角で1倍撮影の時はクロップ。なので同じセンサーを使っているとはいえそれぞれの癖というべきか違いもある感じです。
写真とのサンプルを撮影してきたのでご確認下さい。
超広角で撮影。
まずXiaomi 12S Ultraで撮影。
次にAQUOS R7で撮影。
そしてXiaomi 12S Ultraで撮影。
次にAQUOS R7で撮影。倍率の違いもありますがこの2機種で比較するとXiaomi 12S Ultraの方が超広角レンズ特有の歪みがちょっと気になるかなという感じです。
1倍で撮影。
まずXiaomi 12S Ultraで撮影。
どちらの機種も1倍になると色味がかなり濃くなりますが、その中でもXiaomi 12S Ultraの方がより派手という感じです。
次にXiaomi 12S Ultraで撮影。
Xiaomi 12S Ultraで撮影した方がより明るい。またこの写真はタップしてフォーカスを合わせていないこともありXiaomi 12S Ultraの方がハードの差かよりフォーカス精度が優秀に感じます。
次にXiaomi 12S Ultraで撮影。
ただ被写体が小さい場合の最短撮影距離はどちらも長めで特段差があるような印象は受けません。
一方でシングルレンズカメラのAQUOS R7のデメリットとも言えますがXiaomi 12S Ultraはマクロ撮影にも対応しているので汎用性はかなり高い印象です。
5倍で撮影。
次にXiaomi 12S Ultraの光学式5倍で撮影。
そしてAQUOS R7のAI超解像ズームの5倍で撮影。画質の差は一目瞭然です。
次にXiaomi 12S Ultraで撮影。
そしてAQUOS R7で撮影しました。被写体が大きい場合はXiaomi 12S Ultraの方が見栄えがいいですが上記のサンプルのように被写体が小さくなるとXiaomi 12S Ultraの方がまだマシとはいえ正直微妙です。
ズーム撮影するならXiaomi 12S Ultraですが実用性があるのは3倍程度という感じです。動画に関しては光学式手ぶれ補正に対応していないAQUOS R7がかなり頑張っている印象です。
カメラ自体の使いやすさという面で今回撮影した範囲ではXiaomi 12S Ultraの方が優秀。今後被写体が動く場合でも撮り比べなどをしたいと思いますがハードの差からもAQUOS R7は及ばない。
ただ色味に関して個人的にはAQUOS R7の方が好きでライカ監修でより良さが引き立っている感じ。
まとめ。
そのため日本国内で使うことを想定するならAQUOS R7の一択だと思います。約18万円と非常に高価とはいえAQUOS R7は前モデル対比で使いやすく楽しい機種に仕上がった印象。
一方でXiaomi 12S UltraはAQUOS R7にさらにスペックの上乗せした感じですが両機種ともスペックが目立ちすぎという感じなので今後しっかり進化するのが楽しみです。
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