理想のカメラにかなり近いかもXiaomi 12S Ultraが絶対欲しい4つの理由

Snapdragon 8 Gen 1を搭載機種として世界初で発売されたXiaomi 12シリーズですが先日にはグローバル市場でも発表。ただ日本での発売はなし。Xiaomiは本体の冷却/放熱機能を大幅に強化していることを明らかに。

ただ残念なことに海外サイトが公開したバッテリーテストのスコアから電池持ちはかなり厳しいことが判明。詳細は「Xiaomi 12 Proのバッテリーテストの結果判明。めちゃくちゃ悪い。」をご参照下さい。

また先日にはXiaomi製品として初となる1インチのセンサーを搭載したXiaomi 12S Ultraが正式発表され、やはり中華スマホというべきなのか現地価格が非常に安く魅力的です。

詳細は「Xiaomi 12S Ultraが正式発表。最近のハイエンドが高過ぎて超安く感じる」をご参照下さい。さて今回Xiaomi 12S Ultraが欲しくなる理由を主観的にまとめてみたいと思います。

グローバル発売は期待できず?

Xiaomi 12Sシリーズの発表イベントがグローバル市場でも告知されていたことから中国以外での地域でも発売されて欲しいところですが現時点での認証情報では中国モデルのみ。

また認証情報からも後継機種扱いとなるXiaomi 13シリーズは11月に正式発表される可能性。

中国版とグローバルモデルのタイムラグを考えるとXiaomiは最新機種となるXiaomi 13シリーズを優先するような感じもして個人的にはグローバル市場で発売されてもかなり限定的かなと推測。

日本で発売される可能性はかなり低いので欲しいとなれば現状は中国版を購入するしかない。ただ中国版だと日本語非対応など面倒な部分もありますがそれでも欲しい理由があります。

理想のカメラに近い可能性。

一つ目は1インチという大型センサーを搭載していること。記事執筆時点で1インチのセンサーを搭載している機種はAQUOS R6とAQUOS R7にXperia PRO-Iの3機種でモバイル用に最適化されたセンサーを搭載しているのはAQUOS R7くらいですが動画撮影時点で実力が未知数。

今思うとAQUOS R7のSoftBank版の発売日とXiaomi 12S Ultraの出荷開始予定日が一緒でこれはXiaomiに配慮している可能性がありAQUOS R7に関してもIMX989を搭載している可能性。

Xperia PRO-Iはデジカメ路線のカメラソフトでAQUOS R6で見るとライカ監修のカメラを搭載しているとはいえ不具合だらけで完成度は低い。なのでAQUOS R7の完成度の次第もありますがオート撮影で見た場合Xiaomiに1インチにライカという組み合わせは非常に興味があります。

Xiaomiの機種も従来はカメラソフトがイマイチな感じでしたがそのデメリットをライカが監修したことでカバーしている可能性が高くもともとのハードが強いことからも期待したくなる。

Xperia PRO-Iは超広角と望遠を搭載していますがおまけ程度でAQUOS R7は搭載していない。一方でXiaomi 12S Ultraは超広角はもちろん光学式5倍にデジタル120倍に対応した望遠レンズを搭載。

また全画角でのナイトモードに対応しておりメインカメラセンサーはAQUOS R7は非搭載の光学式手ぶれ補正にも対応とスペックがてんこ盛り。

さらにXiaomi 12シリーズからシャッタースピード含めた描写力にも拘っており先日の発表会でも鳥が羽ばたくシーンをしっかり撮影できると被写体が動体でもPixelのようにキャプチャできるのかもしれません。

個人的には走り回る子供をボケ感ありで撮影したい願望が強くXperia PRO-Iはシャッターボタンを押してから撮影開始までの僅かなタイムラグのせいでシャッターチャンスを逃すことが多々ある状況。

AQUOS R7ではフォーカス速度が2倍になったとしていますがAQUOS R6の時はダメという感じ。

またXperia PRO-Iは基本センサーの一部をクロップして使っている感じですがXiaomi 12S Ultraはフルに使っている可能性が高く大型センサーを搭載しているだけでもボケ感のある写真にボケ感のある動画も撮影可能になるので自分のニーズに合っている。

おそらくメインカメラセンサーでは最短撮影距離が長く接写が出来ないとか絞り機能がないためボケ感がシーンによっては強くですぎる時やナイトモードの撮影時間が長くて手持ちでは厳しいかも。

とか不安な部分もあり試してみないと分からない部分もありますが仮に動体でもしっかり撮影できるならXiaomi 12S Ultraは自分の求めるカメラの理想に近いかもしれません。

発熱対策の限界。

次に2つ目としてガチガチに強化した発熱対策がどの程度の実力があるのか試してみたいところ。自分が情報を追っている範囲で見れば発熱対策に力を入れているのはXiaomiとSamsungという感じ。

Samsungに関してはGalaxy S22 Ultraでベイパーチャンバーの素材から見直して強化。その結果自分の使い方だとあまり発熱を感じることはありませんが負荷をかければ熱くなります。

一方でXiaomi 12S Ultraはペイパーチャンバーより100%も放熱効果が強化された新しい冷却システムを採用しており負荷をかけた時にどの程度抑えられるのか気になります。

ここ2年のSnapdragon888やSnapdragon 8 Gen 1は発熱しやすいSoCをということもありSamsungやXiaomiなどはソフトでの制御は放熱強化では限界があるため冷却も強化。

Snapdragon 8 Gen 1と比較するとSnapdragon 8+ Gen 1はそもそも発熱が控えめとの話。そこに強化した冷却システムでどの程度抑制できるのか。

仮にしっかり抑制ができているなら今後またハズレSoCの時が来ても対処する方法があることになり逆に対処出来ないとなると結局SoCに命運を任せるしかない状況になるので期待を込めてXiaomiの技術が楽しみです。

ちなみにiPhoneは発熱しないと言われますがAndroidが発熱問題を抱えている4nmを採用したAチップが存在していないので比較にならない。

逆に5nmを採用していたSnapdragon865あたりでAndroidはそこまで発熱がひどいと言われておらずむしろその当時のiPhone 12はひどかった。なので今後iPhoneに5nm以下のプロセスルールが採用されたAチップが搭載された時にどうなるか。

また日本の夏は湿度が高いだけでも嫌なのに近年最高気温もどんどん高くなっておりスマホにとっても厳しい環境。

外気温が高い屋外で負荷がかかることをすればどの機種であっても発熱するのは仕方ないですがせめてKindleやTwitterなどライトな作業では出来るだけ発熱はしてほしくないところで発熱していると消費電力が多いので結果電池持ちも悪化する。

自分は屋外であまりスマホを使うことはありませんが暑い環境でも最低限は動いて欲しい感じ。

機種によっては冷房が効いている室内で漫画を読んでいるだけでも発熱がひどくなるパターンもなのでどんな環境でも常に安定して動くようにとは思いませんがある程度は安定して欲しいところ。

Xiaomiの発熱対策が日本の夏でどの程度通用するのか含めて試してみたいところです。

デザインがかっこいい。

そして3つ目としては好みの部分もあると思いますが個人的には単純にかっこいいと感じる。前モデルの時は光沢感のある質感で指紋も目立ちやすく個人的にサブディスプレイは要らなかった。

なのでカメラ部分も洗練されているのか無駄が多いという感じなのか何とも言えない感じ。ただXiaomi 12S Ultraは開き直っては背面の3分の2近くがカメラと分かりやすい。

しかも面白いと思うのはカメラリングの中心が1インチのメインカメラセンサーに見えますが1インチのセンサーは左端です。自分はその理由を把握していないですが内部スペースの問題か。

それとも超広角撮影に切り替えた際の視点のずれを出来るだけなくすために配慮したのか。iPhoneに関しては超広角センサーが内側に搭載されていますがそれはこのような理由からです。

カメラリングは23Kの純度90%以上の金を採用していますがこれで本体価格が高かったら文句も言いたくなりますが比較的安いので問題なし。またライカのデジカメを意識したのかレザーを基調となっているのがかっこいい。

カメラでいうシボ加工に近い質感に見えます。シボ加工を採用したスマホって自分が把握している限りではXperia PROくらいでほぼなし。むしろカメラに特化したXperia PRO-Iがなぜシボ加工じゃくフロスト仕上げだったのか気になる。

Xiaomi 12S Ultraが実際にどうかは把握していませんがXperia PROのシボ加工は簡単いいえば表面が荒いのでティッシュなどで汚れを落とそうとするとティッシュが逆に引っかかる。

レザー基調の機種を今まで使ったことがないので何ともですが汚れは目立ちにくいとはいえメンテナンスの部分はちょっと気になる。あと重さが想定以上に軽く225gなのは嬉しい。

おそらくGalaxy S22 Ultraが今の手首の状態でギリギリ使えるので多分問題なく使える。最近の中華スマホの最上位モデルってめちゃくちゃ重いのがあるのでXiaomi 12S Ultraもかなり覚悟していましたが230g以内だったのは嬉しい。

もちろん不満がないわけではなくEdgeスタイルを採用していることは自分の中でかなりのマイナスと気になる部分もあります。ただ同じ1インチを採用した機種の中では個人的にはかなり好印象なデザインを採用している。

とにかく安い。

そして最後に価格がかなり安く感じること。今年の国内の夏モデルは18万円オーバーと高いです。

Xperia 1Ⅳに関してはXperiaが好きということもあり迷わず購入することができますが20万円近くになってくるとこれ欲しいと衝動買いがかなり難しい金額になってきます。

ただXiaomi 12S Ultraは自分が欲しい12GB/256GBの構成で6499元と約13万2300円。この価格は税抜なので税込で約14万5000円と国内モデルばかりを見ていたせいか安く感じます。

15万円以下でこの金額なら文句なしでむしろAQUOS R7にこの価格帯を求めていた感じです。元に対しても円安がゆっくり進んでいるため今後どうなるのか不明ですがドルと比較すればマシ。

やはり大手の開発力はすごくXiaomiは端末の利益を可能な限り削っているからこそできる価格。他のメーカーはハイエンドで利益をとる方向なのでこの価格帯はなかな難しいようにも感じます。

何より本来15万円でも十分に高いのですが最近のスマホが高いので感覚が麻痺しています。

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