例年以上に今年登場したGoogle Pixel 10シリーズは悪目立ちしている印象を受けます。その理由としてはやはりゲームパフォーマンスが低いことで、「ベンチマーク」という分かりやすい指標においてスコアが悪いことからも叩かれている印象を受けます。
今回YouTubeにおいてAI特化はSoCのパフォーマンスが低いことの言い訳にはならないとコメントを頂いたのでまとめたいと思います。
オフラインに拘る理由?
今回YouTubedで以下のようなコメントを頂きました。
AIに特化してるから!との反論がよくみられますが、ちっちゃいちっちゃいローカルLLMが動くことにそこまで意味があるか?クラウドの大規模AIモデルに投げた方がよっぽど精度が高いし、実際大部分の処理はクラウドに投げられていると思います。
おそらくGoogleが「オフライン処理」に拘っている理由の一つとしては「セキュリティ」です。Google AIは他社と比較すれば写真や動画関連のAI機能も強化しているとはいえ、最初はリアルタイム翻訳機能や文字起こし機能や要約機能などビジネス側面が強いAI機能が中心でした。
そうなるとビジネスマンにいかに使ってもらえるかが重要になりますが、セキュリティが低いと情報の漏洩に繋がる可能性があるので下手に使えないです。だからこそGoogleは最初からAIのオフライン処理に拘っているのかなと思います。
免罪符にはならない。
また以下のようにもコメントを頂きました。
“AI優先”は純粋にコンピュータとしての性能が低いことの免罪符にはならない。
結局どこの起点に考えるかの話で、おそらくコメントをくれた方は単純にベンチマークスコアを起点に評価しています。一方でベンチマークスコアでみればSnapdragonやDimenisityやAppleのAチップなど優秀すぎるSoCが多数存在しているのに、Google Pixelと同様の機能をオフラインで処理出来ないのか?って話になります。
例えばPixel 10 Proシリーズが対応した超解像ズームProはオフライン処理ですが、比較的似た機能を実装しているHonor Magic 7 Proはオンライン処理になります。なのでAI視点でみればGoogle Tensorと同様のことが出来ないSnapdragonの方が単純に性能が低いとも判断することができます。
結局のところGPUの性能が高ければAIをどんどんオフライン処理できるわけではないということで、この手の話は平行線なのかなと思っています。ただ個人的に思う部分として数年前まではフラグシップモデルにはなんでも求めるニーズが高かった。
その理由としてはミドルレンジがイマイチだったからですが、今のミドルレンジモデルはそうではない。なので単純にバランスを求めるのであればミドルレンジで十分で、フラッグシップモデルこそ自分の使い方にあった機種を選ぶべきだと思います。
それがカメラでもゲームでもAIでもなんでもいいですが、フラッグシップこそ何か特徴を持たせないとこれからの時代生き残れないのかなと思っています。
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