少なくともGoogleは開発が進行しているAndroid16のβ版でユーザーがよりGoogle Walletにアクセスしやすいように強化しています。Googleとしても自社サービスを使ってもらうことでユーザーの囲い込みをしたいという狙いももちろんあると思います。
今回9To5GoogleによるとGoogle Wallet内のパスがアップグレードが可能になったと報告しているので簡単にまとめたいと思います。
アップグレードが可能に。
Google Walletはクレジットカード以外にも、ざっくり言ってしまえば小売店のポイントカードのようなものも対応していれば取り込むことが可能となっています。そして今回の情報によると一部ロイヤルティカードのアップグレードが可能になったことが判明したとしています。
新しい「アップグレード可能」ラベルが貼られ、完全なバーコードの下にカードが貼られ、「パスの更新、関連パス、メッセージを取得する」方法が説明されています。
「アップグレードパス」画面では、得られるメリットが説明されます。
- 報酬ポイントの変更などの自動パス更新
- オファーやクーポンなどの関連パス
- CVSヘルスからのメッセージ
右下隅にある「アップグレード」ボタンをクリックすると、CVSのウェブサイトにアクセスしてサインアップできます。
少なくともGoogleは昨年の10月にGoogle Wallet内のパスをアップグレード出来るようになったことを明らかにしています。そのため今回実装された機能でGoogle Wallet内のパスを調べ、アップグレードが出来るかどうかチェックしている可能性があります。
そしてアップグレードが可能なパスがある場合ユーザーにアップグレードを促すようになったと考えることができます。
どんどん便利になっている。
仕方ないですが国内のGoogle Walletはおサイフケータイに強く依存している印象で、ざっくり言えば「おサイフケータイ」アプリの現代版が「Google Wallet」という感じです。
また国内においてはFelicaを中心としたシステムが構築されている影響もあり、Type A/Bを中心としたサービスへの対応が遅れている印象を受けます。そのためアメリカにおける使い勝手と日本における使い勝手は現時点だと全然違う印象を受けます。
個人的には物理のカードを持ち運ぶのが面倒なのでデジタル化出来るのであればどんどんしていきたい。ただ現状だとポイントカードなどは各社アプリが必要で結局スマホの中がどんどんぐちゃぐちゃしていく感じです。
なので今後はマイナンバーカードに公的なものは出来るだけ集約できるようにした上で、Google Walletにどんどん取り込めるようになってほしいようになってほしいです。
またFelicaだと維持費も莫大と言われており、少し前に地方のあるバス会社が交通系電子マネーの取り扱いをやめたことが話題になりました。単純に考えると今後地方を中心に人口が減少していくと思うのでFelicaを維持できなくなる可能性があります。
だからこそグローバル共通規格とも言えるType A/Bを中心に普及させてほしいところです。
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