Googleはプレミアムモデルを拡充するためにPixel 9シリーズでは小型のProモデルであるPixel 9 Proを追加した上で、折畳式機種の命名規則を変更してPixel 9 Proシリーズに統合したからラインナップでみると一気に強化された印象を受けます。
今回GSM ArenaがPixel 9シリーズにおける敗者としてGoogle Pixel 9を指摘しているので簡単にまとめたいと思います。
厳し目の指摘。
少なくともアメリカ市場においての予約状況から反響が高かったように感じるのは「Pixel 9 Pro」と「Pixel 9 Pro Fold」という印象。特にPixel 9 Pro Foldは生産台数をかなり限定させていたのか想定以上の注目を集めたことから発売して2ヶ月近く在庫がかなり不安定という状況になっていました。
そして予約段階だとあまり注目を集めていなかった印象を受けるPixel 9 Pro XLですがプレミアム部門でPixel初のトップ10入りをはたすなど、人気がないように見せてPixel 9シリーズの中で最も売れていたことが判明しています。
一方で前モデル対比で一気に存在感がなくなったのがPixel 9という感じで同サイトは今回以下のように指摘しています。
サムスンがバニラギャラクシーSを何年も無視してきたように、バニラピクセル9は今年無視されているように感じます。Pixel 9はPixel 9 Proと同じサイズですが、ハードウェアは劣っています。確かに、価格は安いですが、掘り出し物にするには十分ではありません。Pixel 9aが登場すると、9は時代遅れになると思います。
少なくともブラックフライデーの時は価格が安かったことも影響したか国内では常に在庫なしの状態となっていました。そのため今回の評価はあくまでも「定価」で判断した場合という感じです。
ただPixel 9 Proが追加されたことで「無印」は結果的に何の特徴もないように見えてしまうのは仕方ないのかもしれません。
折畳式機種はまだまだこれから。
ちなみに同サイトはPixel 9 Pro Foldに対しては以下のように評価しています。
それは単に曲線の後ろにあります。これは高価な技術であり、市場に出回っている他の折りたたみ式の機能セットには匹敵できません。前任者よりもはるかに優れた折りたたみ式であるという主張をすることができますが、それは達成することは難しくありません。オリジナルのPixel Foldは、あらゆる部分が第一世代の製品でした。
初代の完成度が引くかったからこそPixel 9 Pro Foldは大幅に進化したようにも見えるが他社と比較するとそこまでではないと指摘。またPixel 9 Pro Fold単体でみた場合に充電速度に電池持ちやカメラなど他のPixel 9シリーズと比較しても物足りないことが多いと指摘。
何よりPixel 9 Pro FoldではGoogleにとっての折畳式機種の基礎がようやく出来上がった感じでこれからが本番になるのかもしれません。また発展途上である折畳式機種の方が無印よりは今後に期待できるのかもしれません。
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