すでにリークしているコードネームからもGoogleは2025年の下半期に4つのフラッグシップモデルを発表する可能性があるとの予測。少なくとも4つの新型PixelはPixel 9シリーズのそれぞれの後継機種になる可能性があると予測されています。
今回Android Authorityによると折畳式機種はすでにピークに達した可能性があると報告しているので簡単にまとめたいと思います。
Samsungが出荷台数を削減。
以前SamsungはGalaxy Zシリーズが同社にとって主力機種になると明言した上で、いずれ売上はGalaxy Sシリーズと合わせて半々くらいの割合になることに期待しているとの話でした。
ただ直近の情報からもSamsungはGalaxy Z Fold 7とGalaxy Z Flip 7の出荷予定台数は500万台に削減するとの予測。ちなみに第6世代のGalaxy Zシリーズの出荷目標台数は800万台を超えていることからも大幅な削減になります。
つまりGalaxy Z Fold 6やGalaxy Z Flip 6がSamsungの想定ほど売れていないと判断することができます。ちなみにGalaxy S24シリーズの出荷台数は3000万台を超えていると言われており、Galaxy S25シリーズの出荷目標台数は3800万台前後とも言われています。
このことを考えるとSamsungはGalaxy Zシリーズを主力機種扱いにするのではなく、Galaxy Sシリーズを主力機種扱いにすると判断することができます。また今回の情報によるとSamsungは出荷台数を優先させるのではなく利益率を優先させるとの話。
つまりこれ以上折畳式機種市場は伸び代がないと考えている可能性もあります。
保守的になっていいのはAppleだけ。
Samsungによると折畳式機種を購入するユーザーのほとんどは既存ユーザーであることを明らかにしています。そのため新規ユーザーを獲得することは主軸にするのではなく既存ユーザーの買い替えを促進することにフォーカスしていた可能性がある。
そうなると進化は後回しで近年のGalaxy Zシリーズを見てもマイナーアップデートの繰り返し。さらに本体価格が安くならないと新規ユーザーを獲得しにくい状況を自分たちで作ったとも言えます。
一方でPixel 9 Pro Foldでみるとデザインを大幅に刷新した上でビルド品質も大幅に改善。その上で価格を据え置きにしつつ販売地域を大幅に拡大しています。少なくともストレートタイプのスマホであれば「保守的」でもいいのかもしれません。
ただ発展途上である折畳式機種市場では「保守的」になるとSamsungのように厳しい状況になる可能性があり、何より保守的が仮に許されるのであればAppleだけだと思います。
何よりGoogleはPixel 10 Pro Fold含めて進化をとめていけない状況にあると思います。これがSamsungのように進化をとめてしまうとユーザーから見切りをつけられSamsungより厳しい状況になると思います。
折畳式機種は進化を重ねたことで以前よりは使いやすくなったとはいえ、まだ基礎スペックなど中途半端に見えてしまいます。だからこそ進化をさせた上でGoogleでみれば「Pro XL」と同程度のスペックを備えることが出来るようになってから初めて保守的になってもいいのかもしれません。
現状だといいところフラッグシップの「無印」に届くかどうかという感じです。
PR)購入は待ち時間不要のオンラインショップがおすすめ!
DoCoMoはこちらで! | auはこちらで! |
SoftBankはこちらで! | 楽天はこちらで! |
LINEMOはこちらで! | ahamoはこちらで! |