Google Pixelの大きな特徴の一つとして毎月丁寧にセキュリティアップデートがあること。つまり常に最新のセキュリティ状態を維持することが可能で、最近タチが悪い脆弱性が見つかりやすいからこそユーザーにとっては安心して使うことが可能です。
そして今回Android AuthorityによるとGoogle Pixel Watchのアップデートを大幅に延期したことが判明したと報告しているのでまとめたいと思います。
約半年アップデートなし。
自分は完全に見逃していましたが、Googleは11月の初めにPixel Watchへのアップデートが大幅に遅れることを明らかにしたとしています。Pixel Watchのアップデート自体が不安定という感じでしたが、今回の情報によると2025年3月までアップデートが配信されないとしています。
少なくともGoogleのプロダクトとして5ヶ月近くアップデートがないのは異例な状況とも言えます。Pixel Watchのアップデートは毎月あってもセキュリティパッチの更新くらいで不具合やバグが修正されることは滅多にありません。
このことからもスマホと比較すればPixel Watchのアップデートはそこまで重要ではないのかもしれません。ちなみに今年の9月下旬から配信を開始したWearOS5ですが、一部個体で深刻な不具合が見つかったことから、Googleは静かにアップデートの配信を延期しました。
その結果が5ヶ月の配信延期という流れで、現状だと12月のFeature Dropが配信されるのかも不明です。
Googleは、このアップデートから次のアップデートまでの5か月の遅延について説明しませんでした。また、それが新しいスケジュールなのか、それとも単なる1回限りの遅延なのかも確認できませんでした。私たちが知っているのは、すべての時計の2024年11月のセキュリティパッチと2つのオリジナルのPixel時計のWear OS 5アップデートを含む11月のアップデートが、数か月間最後に見られるものになるということです。
何よりGoogleはアップデートを丁寧に開発することを優先した可能性があることになります。
今後のPixelのアップデートが変わる可能性も。
少なくともスマートウォッチはLTEモデルであれば単体で使うことも可能ですが、あくまでもスマホの補助的な存在です。このことを考えるとスマホと比較すれば、緊急性の高い脆弱性の危機に晒される可能性も低く、毎月のアップデートもそこまで重要ではないのかもしれません。
Google はアップデートの展開を遅らせることで、アップデートをより実質的なものにする時間を与えることができます。いくつかのかなりマイナーな更新の代わりに、毎回それ以上のものを取得する可能性があり、1つまたは2つは重要かもしれません。
また同サイトによるとPixel Watch用のFeature Dropを開発するには半年近くの時間を要することの裏返しとも指摘しています。なので年に2回のFeature Dropと四半期ベースでのセキュリティアップデートでもソフトが安定しているのであればユーザーの満足度が変わる可能性もあります。
またPixel WatchはPixelのエコシステムにおけるアップデートの見直しの始まりなのかもしれません。Pixelの大きなデメリットとしてソフトが不安定なことで不具合やバグが多いことです。
このことからもアップデート頻度よりもソフトの品質を優先してほしいと考えているユーザーも多いと思います。Pixel Watchと比較すればPixelは主体で使うことが多くセキュリティの脅威に晒されやすいのでセキュリティパッチの丁寧な更新は重要だと思います。
一方でアップデートサポート期間が最大7年に拡張された上で従来のようなアップデート頻度だとGoogleのコストが爆増している可能性もあります。なのでアップデートの頻度より質へと今後大きく見直しが入るのかもしれません。
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