Google Pixel 9シリーズは第3世代のデザイン言語を採用していると言われており、大きな特徴の一つとなっているのがカメラデザインです。少なくともPixel 6シリーズからブラッシュアップしているとはいえ一目でPixelと分かるデザインとなっています。
一方でPixel 9シリーズのデザインがリークした時から「iPhone」に似ている部分が多いという印象です。今回Android AuthorityによるとPixel 9シリーズがiPhoneに似たデザインを採用した理由に言及しているのでまとめたいと思います。
怠慢ではないです。
カメラデザインこそ違えど、Google Pixel 9シリーズの大きな特徴としてはサイドフレームとバックパネルのフラット化です。その結果iPhoneがiPhone 12シリーズから採用しているデザインと似ている印象を受けてしまいます。
Googleは独自のデザインを考え出したくないので、米国のマーケットリーダーをコピーしただけです
という声も聞こえてきそうですが、GoogleとしてはiPhoneのデザインに結果的に似てしまっただけで、何よりデザインチームの怠慢から似たのではないとしています。
修理しやすいデザインを採用。
2024年6月14日にEU議会は新たな規則を採用しており、スマホに関する部分としてユーザーが特殊なツールなしでバッテリーを交換できる構造を採用する必要があるとされています。
この規則が効力を持つのは2026年8月1日からとなっており、EUでスマホを販売したいと考えるメーカーはこの規則を守る必要があります。その中でもAppleは着々と修理しやすいデザインの採用を進めています。
たとえば、過去数年間のiPhoneのデザインでは、前面または背面のいずれかから電話の内側にたどり着くことができます。これにより、修理技術者はディスプレイの修理を行う場合にのみ前面を開き、バッテリーの修理を行う場合にのみ背面を開くことができます。
さらにiPhone 16シリーズでは以下のように内部構造を見直ししています。
金属で覆われ、電圧放出接着剤を使用して電話本体に接続された新しいバッテリーを発表しました。バッテリーを取り外すには、その上の2つのタブに12Vの電気をかけるだけで、すぐに飛び出します。技術者が接着剤を溶かすためにセルに直接熱を加える必要がなくなります。
少なくともこれだけではEUの求める新たな規則の条件を満たしていることにはなりませんが、Googleも以前よりユーザーが修理しやすい内部構造を採用しており、Pixel 9シリーズではiPhoneのようにバックパネルをはずすことでバッテリーの交換が可能になっています。
さらに修理しやすい構造を採用するにあたってサイドフレームの耐久性を改善し、全体的な耐久性の改善を行っています。何より最終的にスマホメーカーがどのようなデザインを採用して、どのような内部構造を採用するのか現時点で不明です。
ただ修理しやすい内部構造を目指す上で、iPhoneのデザインは非常に分かりやすく、効率性を求めた結果iPhoneと似た特徴になってしまったのかもしれません。
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