少なくとも前モデル対比でデザインは大刷新になった上に、Google Tensor G4の搭載など基礎スペックは2世代分進化した感じになったGoogle Pixel 9 Pro Foldですがアメリカでの価格は据え置きに。
さらに国内においては値上げとなっていますが為替の影響を考えるとGoogleもかなり頑張ってくれた印象を受けます。今回9To5GoogleがGoogle Pixel 9 Pro Foldの修理代に言及しているので簡単にまとめたいと思います。
コンポーネントの各種料金が判明。
少なくともGoogleはアメリカにおいてユーザー自身が修理しやすい環境を提供するためにiFixitと協力して修理用のコンポーネントや修理ガイドや修理キットなどを販売しています。
またGoogleは合わせてユーザーが修理しやすいように内部デザインも世代を重ねるごとにどんどんブラッシュアップしている感じです。そして今回Google Pixel 9 Pro Fold用のコンポーネントの各種金額が判明したとしています。
価格 | |
フレームとヒンジ | $899 |
メインディスプレイ | $1199 |
サブディスプレイ | $189 |
ベースバッテリー | $66 |
フリップバッテリー | $66 |
リアカメラセット | $249 |
インカメラ(サブディスプレイ) | $79 |
インカメラ(メインディスプレイ) | $89 |
バックパネル | $129 |
USB-C | $59 |
一部情報によると2つのインカメラは同じセンサーと言われていますが価格が僅かに違うのが気になるところです。またメインディスプレイがやはり高く iPhone 16 Pro MaxやGalaxy S24 Ultraが買えちゃう値段になります。
何より今回の価格はコンポーネントの価格で、店頭で修理を依頼する場合は手数料が発生するためさらに高くなる可能性が高いです。ちなみに初代Pixel Foldのディスプレイが壊れた時はヒンジとディスプレイを丸ごと交換する必要があることからも14万円近くかかるとの話でした。
このことを考えるとヒンジ部分とメインディスプレイが別々に修理できるようになったのはユーザーにとってありがたいのかもしれません。
折畳式機種が安くならない理由。
結局ブック型の折畳式機種の価格が安くならない理由の一つとしてはメインディスプレイのコストの高さだと思います。現状だとSamsungのUTGを採用しているメーカーが多く価格が下がりにくい状態にあります。
一方でGalaxy Z Fold Special Editionに関しては製造上のコストがより安いと言われている「UFG」を採用しています。現時点だとUTGと比較してどの程度コストが安いのか不明ですが、今後技術が成熟していけば今よりはメインディスプレイのコストが下がる可能性があります。
メーカーとしても本体価格を下げるだけであれば難しくないと思います。これは単純な話でより耐久性の低いヒンジやディスプレイを採用すればいいだけです。ただハード品質は大幅に下がる可能性があるので、故障するリスクはかなり高くなると思います。
何よりBOEあたりにフレキシブルディスプレイの製造を頑張ってもらってSamsungとの間に価格競争を発生させてほしいところです。
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