Galaxy Z Fold 6など。折畳式機種を初購入したい人に確認してほしい4つのこと

グローバル市場では徐々にシェアを拡大している折畳式機種ですが今年に入ってから海外展開により多くのメーカーが積極的になってきたことで今後競争がどんどん激化する可能性があります。

今まではSamsungの独壇場で価格が下がることもありませんでしたが今後はどうなるか不明です。今回はGalaxy Z Fold 6など折畳式機種を購入する前に必ず確認してほしいことについて主観的にまとめたいと思います。

耐久性よりもサポートが重要。

まず一つ目として購入後のサポートで正直本体の耐久性よりもかなり重要だと思います。折畳式機種は通常のスマホと異なりヒンジを抱えていることもあり壊れる要素が多めです。

さらに折りたたんだ時の厚みを少しでも薄くするために開いた時の厚みは出来るだけ薄型化。例えば現時点で世界トップクラスとなるHONOR Magic V3は開いた時の厚みが僅か4.35mmです。

Pixel 8ProやGalaxy S24 Ultraが9mm弱の厚みであることを考えると約半分になります。つまり同じ負荷をかけた場合に折畳式機種の方が壊れる可能性が高いのは明白という感じです。

またディスプレイにおいても折りたためるようにフレキシブルディスプレイを採用しています。表面は折り曲げることができる超薄型のUTGでカバーしているとはいえ耐久性は劣ります。

よく折畳式機種のディスプレイは爪で傷がつくと言われますが通常のスマホにTPUフィルムを装着した状態で爪で負荷をかければ同様に傷がつく可能性が高いので正直ここが問題ではない。

折畳式機種の場合ディスプレイ表面の保護フィルムに見えるフィルムはディスプレイの一部です。そのためユーザー自身で勝手に貼り直した場合などは保証対象外になる可能性が高いです。

また通常のスマホにおいてもガラスフィルムやTPUフィルムは長期間使っていれば劣化します。折畳式機種の場合は折り曲げるという性質からも表面のフィルムが劣化するのが早いです。

そのためフィルムを交換するとなった時に修理扱いになるからこそサポートが重要だと思います。例えばSamsungで見るとSamsung原宿で一定条件を満たす場合に無料でフィルムの貼り替え可能。

また対応店舗は限定的ですが一部ドコモショップでも同様のサービスを受けることが出来ます。対応店舗がかなり限定されていることからもユーザーによってはそこまでの恩恵を受けないと思う。

ただ一方でサービス自体がないよりはマシという感じであるだけでも安心して使うことが可能。

また購入する際はキャリアモデルもしくはメーカーの有料補償にしっかり加入した方がいいです。厳しい言い方ですが月々の料金をケチりたくなる人は正直買わない方がいいかなと思います。

また補償プログラムに入っていたとしても状況次第では自己負担金が発生する流れになりますがこの自己負担金をケチりたいと思う人も折畳式機種は買わない方がいいかなと思います。

少なくとも折畳式機種は通常のスマホと比較すれば耐久性は劣り長く使うほどメンテが必要です。ただ正直ユーザー次第で雑に扱う人は通常のスマホでも壊すし丁寧に扱うユーザーであれば長期間使ってもメンテ不要で折畳式機種を使えるという流れになる可能性も十分にある。

正直どんなに技術が発展しても通常のスマホと比較して折畳式機種が耐久性で優れることはない。だからこそサポートをしっかり確認した上で充実したサポートを提供しているところで購入すべき。

最高の端末は最初から求めるべきではない。

次に2つ目として初めて折畳式機種を使う人は最初で最高の端末を探さない方がいいと思います。ほとんどのユーザーはスマホの買い替えが数年に1回のため後悔のない選択をしたいと思います。

ただこの考え方はすでに折畳式機種を使ったことがある人限定で初めての人は理想を最初から求めない方がいいと思っており通常のスマホのように来年に期待なんておすすめしないです。

それだけ折畳式機種は特殊だと思っており通常のスマホの相性とは別次元という感じです。最初の分かれ道として数日使ってみれば分かりますがメインディスプレイを開くかどうかです。

相性が悪い人は面倒とか様々な理由からメインディスプレイを使う頻度が下がっていきます。

少なくとも折畳式機種の最大のメリットがメインディスプレイによる視認性の良さなので普段使っている時にメインディスプレイの使用頻度が少ないのであれば相性は悪いです。

これは本体のスペックやデザインの問題ではなく単純にユーザーと折畳式機種との相性です。どんなにスペックやデザインに拘って買ってもメインディスプレイを使わないなら意味がなくそれだったら耐久性やカメラが強い通常のフラッグシップモデルを買った方が幸せだと思います。

だからこそ折畳式機種を初めて購入する人ほど最初は理想を求めずとりあえず使った方がいいです。中古で型落ちが安くなったのを買うのもありだしauでみればスマホのレンタルサービスを提供。

それで使っていてメインディスプレイの使用頻度が高く使っていて楽しいなと思える人は次に買い換える時に自分の理想に合わせて選り好みをするのがいいかなと思いっています。

ディスプレイの折目。

次に気になる方が多いメインディスプレイの折目ですが正直これは店頭で触っただけでは分からず。少なくとも折畳式機種に興味がある人は折目がどんなもなのか意識してみると思います。

意識している状態ではどの機種であっても折目が気になることに違いはないと思います。一方で重要なのは日常的に使っている時に気になるかどうかでこれは使ってみないと分からずです。

自分のようなオタクであれば購入する際に本体サイズや重さやデザインなどかなり意識します。ただ普段使う時にこの機種は横幅がどうとか重さがどうとかベゼルがどうとか気にしないと思う。

単純に持ちやすいのか/重いかどうかというフィーリングに近く詳細に意識している人は少ない。またベゼルの太さも気になる人が多いですが使っている時は気にならない人が多いと思います。

少なくともスマホを使っている時はディスプレイ部分をみるのであってベゼルはみないからちょっと上手くお伝えするのが難しいですがメインディスプレイの折目もこれに近い感じです。

多くの人は折目を意識してみようとすると斜めから確認することが多いですがスマホを使う際は正面で使うことが多いと思うので正面から見て折目がどう見えるかをチェックした方がいいです。

これは実際に店頭で触ってほしいところで注意点としてはホットモックじゃないと意味ないです。コールドモックだとコストカットのためディスプレイ部分はガラスではない可能性があります。

つまり製品版と違う可能性が高いのでコールドモックは参考にならないと思った方がいいです。また現状多くのメーカーが水滴型ヒンジを採用していますが機種によって見え方が違います。

国内でみるとGalaxy Z Fold 6の折目は狭く深い感じでPixel Foldは広くて浅い感じです。また折目部分を触ってみるのもおすすめですが見た目ほど触ってみると気にならない機種もあれば明らかに凹んでいるなという機種もあるので音ゲーをやるユーザーにはマイナスの可能性も。

直近でみるとGalaxy Z Fold 6はvivo X Fold 3 ProやOnePlus Openなどと比較すると折目は目立ちやすいという感じで今後登場するPixel 9 Pro Foldがどうなるのか気になる。

アクセサリーは重要。

最後に4つ目として通常のスマホでも言えることですがお気に入りのアクセサリーがあるか。少なくとも耐久性に不安があるからこそケースや保護フィルムでしっかりカバーした方がいい。

保護フィルムに関してはメインディスプレイは無理でもサブディスプレイなら好きに選べる。そしてケースに関して非常に難しいところで機種にもよりますが閉じた時に厚みがあることに加え通常のスマホと比較して重いことからも手帳型ケースなどをつけると取り回しが悪くなります。

なので本体のデザインとアクセサリーのバランスが重要という感じでアクセサリーは少しでも選択肢が多い方がよく自分が気にいるアクセサリーを先に探すのはありかなと思います。

めちゃくちゃ主観ですが自分の中でアクセサリーを確認する順番が決まっておりケースで見ればSpigenが最初で次にPITAKA/CASETiFY/dBrandという感じで調べてることが非常に多い。

GalaxyやPixelであればほほここで決まりますが中華メーカーの機種だと選択肢がほぼなく大体アリエクでテキトーなものを購入することが多いとメーカーによって様々です。

また公式ストアにおいて純正品が充実しているかも重要でGalaxyであれば過度の心配はない。一方でPixelであればベルロイなどの選択肢もあるのでそれなりに豊富という感じになります。

折畳式機種は高価だからこそアクセサリーにも可能な限り妥協しない方がいいと思います。そのためにも選択肢は重要で初めて購入する人ほどアクセサリーは意識した方がいいです。

まとめ。

今回は折畳式機種を初めて購入したいと思っている人向けに注意点をまとめてみました。Galaxy Z Fold 6やPixel 9 Pro Foldが国内では有力な選択肢になってくると思います。

何より折畳式機種市場が活性化してきているので今後国内でも今まで出してこなかったOppoやXiaomiなどにも何かしらの動きが出てくる可能性があり非常に楽しみという感じです。

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