Pixel 9の海外価格判明。国内でもこれだと高くなる可能性も

Googleは8月13日に新製品発表会を開催することを明らかにしており従来通りの流れであれば新製品の登場時期が近づいているということは今後リークがさらに増える可能性があります。

今回はヨーロッパにおけるGoogle Pixel 9シリーズの価格がリークしたのでまとめたいと思います。

Pixel 9の価格。

今回の情報によるとフランスの小売業者が情報源となっているみたいですが信憑性は不明です。その上で無印となるPixel 9から確認していきたいと思いますが全部で4色展開になるとの予測。

オブシディアンとポーセリンはお馴染みですがPixel Buds Pro 2のカラバリと一致する。新色のモヒートに加え先日リークした実機動画のピンクの名称はコスモの可能性があります。

ただ注意点として今回のカラバリが正式名称とは限らないですがリークした壁紙と色の系統は一致しているのでカラバリの方向性はイメージしやすくなったと思います。

少なくともフランスにおいて128GBモデルと256GBモデルとなっており128GBモデルは4色展開。ただ256GBのカラバリには言及していないため全色とも扱われるのか現時点で不明です。

そして価格を確認すると前モデル対比で100ユーロの値上げで256GBモデルは149ユーロの値上げ。現時点での為替だと約1万7000円の値上げで約15万5000円と非常に高価に感じますがヨーロッパは付加価値税が日本の消費税より圧倒的に高いので単純な換算は意味がないです。

少なくとも今回の情報で重要のは前モデル対比でベースモデルが100ユーロの値上げということ。

一方でライバル機種であるGalaxy S24のフランスにおける価格を確認するとベースモデルは999ユーロでiPhone 15は970ユーロなので今回の情報通りならギリギリPixelの方が安いです。

Pixel 9 Pro

次にPixel 9 Proを確認していきたいと思いますがカラバリはお馴染みの2色に加えてヘーゼルとローズが追加される感じでPixel 9 Proシリーズの特徴としてはマット仕上げを採用。

そのためPixel 9と同じカラバリでも色味や質感は違ってくる可能性が十分に高いと思います。

今回の情報通りであれば128GB/256GBモデルは全色の取り扱いがありますが512GBモデルは2色。大容量モデルにオブシディアン以外の選択肢があるのは個人的にはちょっと意外という感じ。

またヨーロッパ向けで512GBモデルがあることを考えるとアメリカ向けでは1TBモデルがあるかも。そして名称からもややこしいですがPixel 9 Proは新たに追加される小型のProモデルなので現行モデルは存在しておらず価格設定がどのようになるのか気になっていましたが1099ユーロ。

ちなみにPixel 8 Proのフランスにおける価格と一緒なので妥当な範囲なのかなという印象です。

先ほどと同様にライバル機種であるiPhone 15 Proの128GBが1230ユーロなので地味に安い。ただ256GGモデルになるとGalaxy S24+の方が安くiPhone 15 Proとほとんど価格差がない。

Galaxy S24シリーズには小型のProモデルがないので単純な比較は出来ませんが同じ中位モデルとしてみた場合はGalaxy S24+の方が安いのでちょっと見劣りする感じです。

Pixel 9 Pro XL

そして最上位モデルであるPixel 9 Pro XLを確認するとカラバリは全部で4色展開でPixel 9 Proと同じですが一方で事前情報と異なる部分としては128GBモデルが存在している。

一部情報によるとPixel 9 Pro XLとPixel 9 Pro Foldは256GBかつUFS4.0に対応との予測。ただ現時点でどうなっているのか不明ですがGalaxyを見る限り128GB/UFS4.0のストレージはない感じなので128GBと256GBでストレージ規格に違いがある可能性が出てきてもおかしくない。

ただ残念なことに現時点で確認する術はないので正式発表されたチェックした方がいいです。

またGoogleとしては価格を安くみせるために128GBモデルを用意したのか全色の取り扱いなし。一方で256GBになると全色取り扱いがあり512GBになるとピンクはまたないという感じです。

さらに現行モデルで見ると1TBのオプションはアメリカのみですが今回はヨーロッパでも展開に。ただ予測できた部分でしたがカラバリはオブシディアンのみでアメリカも一緒の可能性。

そして価格を確認すると現行モデル対比で100ユーロの値上げで256GBになると140ユーロの値上げ。512GBモデルになると200ユーロ近くなるのでそれなりにインパクトがある値上げだと思います。

そしてライバル機種であるGalaxy S24 UltraやiPhone 15 Pro Maxは256GBからしかない。なので256GBモデルの価格で比較すると200ユーロ近く安いのでかなり安く見える感じです。

むしろ128GBモデルを用意してあるのでPixel 9 Pro XLの方が圧倒的に安く見えると思う。GoogleはPixel 9 Pro XLにニーズを集めたいのか不明ですが他社と比較して一番お得感がある。

Pixel 9 Pro Fold

最後に折畳式機種であるPixel 9 Pro Foldを確認したいと思いますがカラバリは2色展開です。現行モデルと色味の違いは分からないですがカラバリの名称だけで見れば特段変更はないです。

またストレージオプションに違いもなく価格を確認すると現行モデルから据え置きになっています。ただ512GBモデルに関しては10ユーロと本当に僅かに値上げされているという感じです。

事前情報からもデザインが刷新され基礎スペック含めてシリーズの中で最も進化する機種ですが価格を据え置きにできた理由の一つとしては販売地域の拡大による生産コストのカットだと思う。

現行モデルはドイツ/イギリス/日本/アメリカの4カ国でしたが今回の情報通りであればフランスでも正式発表される可能性があり販売地域はそれなりに拡大する可能性があるのかなと思います。

少なくとも現行モデルは販売地域に生産台数がかなり限定されていた中であの価格はすごかった。

そして先日正式発表されたばかりのGalaxy Z Fold 6と比較すると100ユーロ安い感じです。実際の完成度にもよりますがGalaxy Z Fold 6より安いのは大きなアドバンテージの可能性。

少なくとも今回の情報はあくまでもフランスの話でありフランスといってもキャリアによって取り扱うカラバリや容量構成が異なる可能性があるので全ての販路でこの組み合わせとは考えにくい。

国内の価格は予測しにくい。

少なくとも今回の情報をみる限りiPhoneよりは安い可能性が高いですが9月にはiPhone 16が登場してくるので価格差がどのように変わってくるのかは正直その時にならないと分からないです。

一方でGalaxyと比較すると似たような価格設定でむしろモデルによってはちょっと高いです。あと気になる部分としてはやはり国内における価格でSamsungは為替を考えるとかなり安いです。

最近為替が全く安定していないので今回は1ドル=160円で計算するとGalaxy S24 Ultraはアメリカの価格を元に計算すると税込で22万円オーバーですが国内の直販版は19万円以下に。

さらに先日発表されたGalaxy Z Fold 6のアメリカにおける現地価格は$1899なので同様に計算すると税込で約33万円となってくる中で国内での価格は約25万円とかなり頑張っている。

これはSamsungがウォン建していることに加えドル対比でウォン安になっている中で価格を据え置きにしようと努力してくれているから結果同じくドル対比で安くなっている円も恩恵を受けているとの話ですグローバル企業であるSamsungは相当頑張っていることに違いはない。

逆にこの話通りであればウォン安の状況が続くと当面はコストカット優先になるのかもしれません。

何よりヨーロッパにおいてGalaxyよりPixelの方が安い=国内でも一緒との流れにならないかも。ただGoogleもPixel 9シリーズの価格をかなり頑張らないと相当厳しいのかなと思います。

何より現時点ではアメリカの価格がリークしていないのでそれ次第では見え方が変わると思います。一方で今回の情報で気になる部分としてはPixel 9 ProとPixel 9 Pro XLの価格差があまりない。

同じProモデルでも筐体サイズの違いから大型化モデルの方が価格が高いのは当たり前です。ただ100ユーロしか価格差がないことを考えると筐体サイズの違いによって発生するバッテリーやディスプレイの違いはあれど多くのスペックは基本共通化されている可能性があると思います。

個人的にPixel 9 Pro XLは値上げしやすい環境にあったからこそ値上げをしっかりしてスペックも強化することで差別化してくるかなと思っていましたがこの感じだとあまりスペックが差別化されていない可能性もありカメラセンサーなどまるまる一緒の可能性も出てきた感じです。

スペックで一番期待していたからこそ価格差を考えるとちょっと不安になってきた感じです。

まとめ

今回はヨーロッパにおけるPixel 9シリーズの価格がリークしたのでまとめてみました。ヨーロッパでは値上げ傾向が強めですが他の地域ではどうなるのか不明で国内でも同様に不明です。

ただ現行モデルから為替に合わせて相応に値上げをしてしまうと価格のアドバンテージはなくなる。何よりPixel 9シリーズの価格は重要であまり高くなると来年のPixel 10はヤバいことになる。

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