Androidの内部コードからもGoogleが開発している新機能のヒントが判明することがあり、その内の一つがアプリ複製機能です。中華メーカーやSamsungなどは独自対応している一方でPixelやXperiaにAQUOSなどピュアAndroidに近いメーカーの機種ほど採用していない。
そして先日の情報からもGoogle Pixel 8シリーズは最新のβ版において待望の外部出力機能に対応していることが判明。そして今回Android AuthorityによるとGoogleはデスクトップモードをさらに強化していることが判明したと報告しているのでまとめたいと思います。
Android15でより強化される可能性。
Googleは2019年のAndroid10で初めてデスクトップモードを追加しましたが、この当時開発者がマルチディスプレイシナリオでどのようにアプリが動作するかをテストするために導入されたこともあり一般ユーザーからすれば使い勝手が悪いという感じでした。
ただAndroid13 QPR1以降Googleはよりユーザーフレンドリーになるように改良に取り組んでいます。
少なくともGoogleはデスクトップモードの準備が整うまでユーザーが新しいデスクトップモードを使用出来ないようにしてありますが今回の情報によるとAndroid 14 QPR3 β2.1においてウインドウシステムがどのように進化したか確認するこができるとしています。
少なくとも一部情報によると、PixelのUSB-Cを利用した外部出力とデスクトップモードはセットで考えている可能性があるとしており、外部出力が実装されるタイミングでデスクトップモードも開放される可能性もあります。
いつ実装されるか不明。
ただ同サイトによるとAndroidのデスクトップモードがWindowsレベルになるには多くの改善が必要とした上で以下のようにコメントしています。
たとえば、Androidにはまだ堅牢なデスクトップランチャーが付属しておらず、Windowsの管理に使用される多くのキーボードショートカットをサポートしておらず、ドラッグアンドドロップをサポートしていないアプリがたくさんあります。これらの問題の修正には時間がかかるので、残念ながら、Googleが実際にこの刷新されたデスクトップモードエクスペリエンスをいつ開始する予定なのかはわかりません。
ただSamsungのDexモードのように感じに仕上げてくる可能性もあり、今後アップデートを重ねて改善を繰り返していく流れになるのかもしれません。早ければ今年の後半に登場するPixel 9シリーズでデスクトップを開放する可能性があるとの指摘。
少なくとも外部出力が有効化できるようになったことを考えると遠い未来という感じではないのかもしれません。
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