先日には2023年Samsungにとって主力機種であるGalaxy Z Fold 5を購入しましたが、やはり折畳式機種の中でカスタマイズ性はピカイチという感じです。詳細「Galaxy Z Fold 5 開封レビュー。現行デザイン集大成に相応しい見事な完成度」をご参照下さい。
一方で先日にはシンガポール版のGalaxy S24 Ultraを購入しましたが、チューニング不足なのかカメラが非常に不安定で現状だと進化したと評価するのが非常に厳しい状況になっています。
詳細は「Galaxy S24 Ultra 開封レビュー。質感超高いけどチューニングは甘め」をご参照下さい。さて今回国内版Galaxy S24シリーズがいよいよ正式発表されたので2ヶ月レビューと合わせてまとめたいと思います。
国内版がいよいよ正式発表に。
ようやく国内でもGalaxy S24シリーズが正式発表されたので確認していきたいと思います。まず認証情報からも判明していましたがGalaxy S24とGalaxy S24 Ultraのみが発売で大手キャリアからはdocomoとauからの発売でSoftBankは相変わらず扱いがない状態です。
docomo | ストレージ | グレー | バイオレット | ブラック | イエロー |
Galaxy S24 | 256GB | – | ◯ | ◯ | ◯ |
512GB | – | – | – | – | |
Galaxy S24 Ultra | 256GB | ◯ | ◯ | – | – |
512GB | – | – | ◯(オンライン) | – | |
1TB | – | – | ◯(オンライン) | – |
昨年と同様に販路によってカラバリやストレージオプションが異なりdocomoから確認するとGalaxy S24は256GBのみでカラバリはイエロー/ブラック/バイオレットの3色展開です。
そしてGalaxy S24 Ultraは販路により制限があり実店舗でも販売されるのがグレーとバイオレットの2色で256GBモデルのみとなっており512GB及び1TBモデルはオンライン限定かつブラックとなっており販路は昨年とほぼ同じ流れでブラックが欲しければオンライン限定になる。
au | ストレージ | グレー | バイオレット | ブラック | イエロー |
Galaxy S24 | 256GB | – | – | ◯ | ◯ |
512GB | – | – | ◯(オンライン) | – | |
Galaxy S24 Ultra | 256GB | ◯ | – | ◯ | – |
512GB | – | – | ◯(オンライン) | – | |
1TB | – | – | ◯(オンライン) | – |
次にau版のGalaxy S24を確認していくと実店舗で取り扱いがあるのがイエロー/ブラックの2色。またオンライン限定として512GBかつブラックの取り扱いがありdocomoよりカラバリが制限されていますが512GBモデルの選択肢があるのはユーザーにとって地味に嬉しいところ。
そしてGalaxy S24 Ultraにおいて実店舗で購入できるのはグレー/ブラックの2色かつ256GBのみとなっておりブラックに関してはオンライン限定ですが512GBと1TBモデルを用意。
昨年と同じ流れですがauはdocomoと比較するとカラバリが限定されているのは評価が分かれる。そして直販版も合わせて正式発表されたのが朗報で今年はより気合いを入れてきた印象です。
直販版 | ストレージ | グレー | バイオレット | ブラック | イエロー |
Galaxy S24 | 256GB | – | ◯ | ◯ | ◯ |
512GB | – | – | ◯ | – | |
Galaxy S24 Ultra | 256GB | ◯ | ◯ | ◯ | – |
512GB | – | – | ◯ | – | |
1TB | – | – | ◯ | – |
まずGalaxy S24の256GBモデルを確認するとイエロー/バイオレット/ブラックの3色展開です。
さらに512GBも用意されている上でブラックもラインナップされているのは嬉しいところです。次にGalaxy S24 Ultraの256GBモデルはグレー/バイオレット/ブラックの3色展開に。
またブラックは512GB/1TBモデルも用意されているのでカラバリやストレージを見るとほぼdocomoがベースとなっており直販版の選択肢がめちゃくちゃ増えたのは魅力的だと思います。
さらに朗報なのはキャリアモデルも直販版も4月3日より予約開始で4月11日発売と同日であること。個人的にはキャリアロゴやキャリアアプリが嫌なので直販版が同日に発売されるのは嬉しい。
価格 | 販路 | Galaxy S24 | Galaxy S24 Ultra |
256GB | 直販版 | 12万4700円 | 18万9700円 |
docomo | 14万5970円 | 21万8460円 | |
au | 14万4800円 | 22万4800円 | |
512GB | 直販版 | 13万9000円 | 20万4100円 |
docomo | – | 23万2804円 | |
au | 15万7800円 | 23万7800円 | |
1TB | 直販版 | – | 23万3000円 |
docomo | 26万1580円 | ||
au | 25万9800円 |
合わせて直販版の価格を確認するとGalaxy S24の256GBモデルは12万4700円で512GBモデルは13万9000円とベースモデルが12万ちょいで買えるのはいいところでGalaxy S24 Ultraは256GBモデルが18万9700円から購入でき1TBモデルでも23万3000円で購入できるのはいい。
Galaxy S24 Ultraはアメリカでの現地価格で前モデル対比で値上げされたことからも20万円を超えると思っていたので直販版が19万円以内で購入することが出来るのは安いと思う。
少なくとも今回の発表を見るとSamsungはGalaxy S24でさらに力を入れてきた印象です。
Galaxy AIの強化。
次にGalaxy S24シリーズの最大の特徴なっているGalaxy AIですがPixel 8シリーズとの主な違いを確認していきたいと思いますが一つ目として電話におけるリアルタイム翻訳機能です。
自分は勘違いしていましたが文章での表示に加えて音声での自動読み上げ機能があることです。通話相手に翻訳機能を利用したことを伝えた上で文章に音声読み上げと翻訳がより身近になる。
次にレコーディング機能に関してGalaxy AIは翻訳機能まで対応しているのが大きな特徴です。ちなみにPixelの場合は要約機能は英語のみに対してGalaxyは日本語にも対応しています。
そして3つ目としてはPixel 8で見ると編集マジックですがGalaxy AIの場合は角度補正も可能。なので写真の角度を微調整したい時にAIで補正できるのはより身近な存在になる可能性。
Galaxy AIの一部機能はGoogle CloudとGemini Proを使用しているため類似している機能も多めですが改めて比較してみると地味に違う部分もあり特にGalaxy AIは翻訳関連に強いです。
一方でPixel 8シリーズの方は音声消しゴムマジックやベストテイクなど写真や動画とよりユーザーの生活に身近な印象で大きな特徴としてオフライン処理が多めであることです。
これはどちらが優れているというよりはユーザーの用途に合わせて選ぶのがいいかなと思います。ちなみに海外ではOneUI6.1の配信が開始しておりGalaxy S23シリーズはGalaxy Z Fodl 5などGalaxy AIに対応していますが国内版に関しては4月中旬以降に配信予定となっていることが判明。
2023年に発売されたフラッグシップモデルにGalaxy Tab S9シリーズと対象機種は限定的です。
ただ最新機種をわざわざ購入せずともGalaxy AIを試せるようになるのは既存ユーザーには嬉しい。
ちなみに海外サイトのインタビュー記事を確認するとGalaxy AIの対象機種の拡大によってGalaxy S24シリーズの販売に悪影響を及ぼすのでは?という質問に対してSamsungの幹部はより多くのユーザーにGalaxy AIを楽しんで貰うことを優先と認知度アップが優先との話です。
ちなみにSamsungはGalaxy S22シリーズなどより多くの既存機種への拡大を検討中との話そのためにはいくつもの超えなければいけないハードルがあるとしていますが集中的に投資との話。
以前のガラケーはフューチャーフォンと呼ばれていましたが今はスマートフォンに進化。そしてSamsungはGalaxy S24シリーズからAIフォンと呼んでおり今後AIを主軸に進化かも。
だからこそか利用用途で最適化させる必要はありますがGalaxy AIはオンライン処理をメインでより多くの既存機種に対応せつつ今後追加される新機能もGalaxy S24などにも対応させるのかも。
使いやすさを求めるユーザーにおすすめ。
韓国やアメリカなど先行発売地域では1月下旬からの販売ということもありすでにアップデートが2回は配信されており国内版はどのフォームウェアなのか不明ですがより進化している印象。
以前公開した開封記事の時に触れさせて頂きましたがカメラは正直期待外れという感じで残念だった。高照度の環境だと白飛びがしやすく低照度の環境だとフレアが発生しやすいとむしろ退化。
全く同じ画角ではありませんがアップデートで改善したのか写真のサンプルをご確認下さい。
アップデート前/アップデート後の順番になっています。空の色味がより自然になった上で外灯のフレアが抑制されていることを確認できます。
もちろん白飛びやフレアが発生しないわけではありませんが明らかに改善したのを確認できます。今までかなりマイナスだったのがアップデートで修正されたことでようやくスタートラインにたった。
今後アップデートでどんどん微調整されていく可能性があるのでカメラの進化に期待という感じ。
とりあえず今まで使ってきた中で改めて気になった部分を確認したいと思いますが一つ目としてサイズ感で自分の調子が悪い手首では2週間近く使って腱鞘炎気味になったのでユーザーを選ぶ。
本体の重さが230gオーバーなので重いことに違いはありませんがそれよりも横幅が79mmもある。なので持ちにくく重いからこそ手首に負担がかかりやすく前モデルより持ちにくくなったのは微妙。
そして2つ目としては新たに搭載された光学5倍対応の望遠レンズで短距離ズーム撮影はしやすい。光学10倍ズームってあれば便利ですがGalaxy S23 Ultra時点でも正直微妙という感じでした。
個人的に感動を受けたのは制裁前のHuaweiの機種くらいで多くの人にそもそもニーズがないかも。そのため光学10倍用センサーがなくなったのはマイナスだとは思っていませんが長距離ズーム自体は。
前モデル対比で劣化したという感じでXiaomi 14 Ultraにも正直及ばないかなと思います。少なくともズーム撮影を強化している歴代Galaxyのような感じではなくあまり期待しない方がいい。
そして3つ目としてはやはり安定性が抜群でソフトの完成度を合わせると他社にはない魅力です。特に国内で発売されているAndroidメーカーの中では圧倒的な完成度の高さという印象です。
少なくともゲームをやらない自分にとっては電池持ちもめちゃくちゃ良く発熱もほとんどしない。最近外気温が上がってきたので真夏においてどうなるのか今後検証が必要かなと思います。
ただ前モデル対比で1.9倍に拡大されたベイパーチャンバーの恩恵を真夏こそ受けやすくなるかも。毎年のように値上げされて当たり前になりつつあるスマホ市場ですが昨年頃からSamsungは値下げ傾向にあり個人的には直販版がかなり安くなったのは非常に嬉しいポイントかなと思います。
まとめ
今回はGalaxy S24シリーズが国内でも正式発表されたので簡単にまとめてみました。何より使いやすさや安定性を求めるユーザーにとって最も分かりやすいシリーズだと思います。
正直国内版の購入は考えていませんでしたがここまで直販版が安いと欲しいとなっています。
取材協力:Samsung Japan
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