先日には香港版のXperia 1Ⅴを購入して開封レビューをしてみましたが、Xperiaが好きなユーザーにとっては堪らない一台になっていると思います。詳細は「Xperia 1Ⅴ 開封レビュー。ずっとこんなXperiaを待ってました」をご参照下さい。
一方で先日にはXperia 5Ⅴの香港版を購入してみましたがネットで言われている人ほど悪くない印象で、Xperiaらしさがコンパクトな筐体に上手くハマった良機種という感じです。
詳細は「Xperia 5Ⅴ 開封レビュー。シンプルで分かりやすい進化を遂げた良機種」をご参照下さい。さて今回海外の投稿フォラームであるESATOにおいてXperia 1Ⅵは下半期に正式発表されると投稿されていたのでまとめたいと思います。
デザインはリークしていない。
MWC2024のタイミングで正式発表されるとの予測もあればPixelと発表時期が被ることを避けるためにSonyは例年通り5月に新型Xperiaを正式発表しないという噂もありよく分からず。
そして今回の情報は珍しいタイプの噂で新型Xperiaは今年の下半期に正式発表するとの予測。根拠としては2024年モデルのモデル番号が一つも特定されておらず正式発表まで時間があるから。
もちろん今回の情報にどれだけ信憑性があるのか不明で噂半分程度に捉えることをお勧めします。まず現時点で一つ言えることとして有名なリーカーが次期Xperiaのデザインをリークしておらずここ数年で見ると正式発表時期が5月に対してリークのデザインは2月下旬から3月という感じです。
なのでデザインがリークして遅くても3ヶ月以内に正式発表されることが多いという印象です。もちろんですがリーカーが毎年Xperiaのデザインを決まった時期にリークするとも限らず。
ただ今年もリークしてくれるとした場合現時点で一つ言えることは5月より前の正式発表はない。仮に3月や4月に正式発表するのであればデザインはすでにリークしていないとおかしいです。
また逆に3月になってもデザインがリークしないとなれば5月以降の正式発表になる可能性も。先ほどの話と重複しますが仮にGoogleとの新製品の発表時期を被らないようにしたとして早くなる可能性よりは遅くなる可能性の方が高いかなと思いますが正直何ともという感じです。
仮に今回の情報通りであれば下半期に正式発表されることになるので7月以降の発表になるかも。とはいえ下半期も世間一般的な下半期で見れば7月からですがSonyの決算で見れば10月からと時期がかなりずれるので現時点で下半期といってもいつ頃になるのか予測するのが難しいと思う。
またSonyが全ての新製品を下半期にまとめるのはどのような狙いがあるのか気になるところです。
2021年は転換期になる可能性もあった。
以前Sonyの製品サイクルはユーザーからの批判対象となっており半年でのアップデートと早め。例えばSamsungで見ればフラッグシップでも上半期にGalaxy Sシリーズで下半期にはGalaxy Zシリーズを正式発表しており以前で見ればGalaxy Noteシリーズを発表していました。
ただSonyの場合は上半期にXperia Z4を発表して下半期には後継機種であるXperia Z5を発表。あくまでもSamsungの場合は1年経つまでは型落ちになりませんがSonyの場合は半年で型落ち。
以前よりSonyはアップデートサイクルを見直す必要性があることに言及しており2019年に現行シリーズに移行してからは命名規則の変更と合わせてアップデートサイクルを見直しました。
現在で見ると上半期にプレミアムモデルであるXperia 1シリーズとミドルレンジであるXperia 10シリーズが発表されており下半期にフラッグシップであるXperia 5シリーズが発表。
ただ気になる部分として発表の順番でSamsungでみればGalaxy S24 Ultraを上半期に発表。そして下半期にGalaxy S24を正式発表しているという感じなので2つに分割する必要もない。
Sonyとしては何か狙いがあるのかもしれませんが素人目線だとよく分からないという感じ。また近年で見るとSonyは2021年に発表時期を大きく変えようとした可能性があります。
例年通りであれば9月にXperia 5シリーズが正式発表されますがこの年は上半期のイベントでXperia 1Ⅲ/Xperia 5Ⅲ/Xperia 10Ⅲの3機種が発表と今までにないパターンでした。
当初SonyはロシアなどでXperia 5Ⅲを初夏以降の発売としていたので早ければ上半期に発売。ただXperia 1Ⅲ用のSoCすら十分にないと半導体不足の影響を強く受けたのか多くの地域では11月頃に発売されておりアメリカでは翌年の2月頃と発表から発売まで最もタイムラグがひどい。
Xperia 1Ⅲですら地域によってはストレージで発売時期が3ヶ月近く差があるとか不安定に。とはいえ当時半導体不足は予測できていた部分だと思うのでなぜ上半期に無理に発表したのか。
一方で下半期となる10月下旬にXperia PROシリーズの第2弾となるXperia PRO-Iを正式発表。
日本ではXperia 5Ⅲが11月にXperia PRO-Iが12月にと順番に発売されましたがアメリカで見ると発表から2ヶ月程度で発売されたXperia PRO-Iに対してXperia 5Ⅲは発表から10ヶ月待ちと後に発表された機種から先に発売されると逆転現象が発生しています。
何よりこの流れから一つ推測できるのは上半期に一般向けとなるモデルを集中させること。そのためXperia 5シリーズを前倒しした可能性があり一方で下半期にはプロ向けとなるXperia PROシリーズと他社と同じように年に2回フラッグシップを発表しようとしたのかも。
ただ2021年以降Xperia PROシリーズから最新機種は登場しておらずXperia 5Ⅳでは従来の9月の発表に戻っているので正直何がしたかったのか不明という感じで終わっています。
また岸田体制が途中で終了したことも大きく影響した可能性がありバラバラな感じになったかも。
下半期は不利になるかも。
少なくとも現状のラインナップを見る限り上半期と下半期に分ける必要がないと思います。先ほどの話と重複しますが後から他社で言う無印が登場するため余計に寂しく感じます。
これが逆でXperia 1シリーズが後に登場するのであれば印象は大きく変わってくる可能性がある。とはいえ逆転させるのも難しく例えばXperia 5シリーズを上半期に移行させる場合は前モデルが発表されてから約半年で後継機種が登場することになり大した進化も出来ないです。
なのでXperia 5Ⅲの時のようにカメラこそ進化しましたがそれ以外の完成度が低いみたいな流れ。またXperia 1シリーズを下半期に移動するとなれば前モデルが登場してから1年半近くあく。
とはいえ無理に前倒しするよりはまだマシかもしれませんが移行期間中は注目度も下がると思う。
今回の情報にあるように下半期に集中させるとなれば移行はしやすくなる可能性が高いです。Xperia 1シリーズとXperia 10シリーズの発表を遅らせればいいだけなのでハードルは低いです。
ただ他社とのバランスを考えると難しいところで日本市場を重点地域にしているSonyにとって下半期で見ると9月には新型iPhoneで10月には新型Pixelが登場するので下半期に入ってすぐの7月頃に正式発表するのであればまだしも遅くなればなるほど今より売上が厳しくなるのかも。
結局国内市場でみるとiPhoneが圧倒的な人気でPixelも年々人気を拡大している中不利です。またAppleやGoogleと比較してSonyは販売台数がかなり少ないこともあり利益重視の価格設定。
なので他社より本体価格が高くなりがちでAppleやGoogleの方が人気があり価格も安いとなると売れなくなる可能性があるので下半期に発表するよりは上半期に発表した方がマシに感じる。
実際キャリアがどのような狙いがあるのか不明ですが昨年で見るとXperia 5Ⅴの販路は縮小。SoftBankは取扱自体をしておらずauに関してはオンラインショップ限定と寂しい感じです。
ただキャリアとしてはiPhoneやPixelのマーケティングに注力したいという流れなのかも。なので上半期に発売されるXperia 1シリーズと比較してXperia 5シリーズは肩身が狭い感じに。
また発熱対策が他社と比較して甘いXperiaが7月や8月に発売するのは不利に働く可能性も。上半期で5月に正式発表で6月に発売でも外気温が上がってきているので発熱しやすい環境に。
これで今より遅くして国内で見れば真夏にぶつかる感じになる自滅への一歩になりかねないです。今回の情報にどれだけの信憑性があるのか不明ですが年に2回も新製品を発表する必要はない。
ただ上半期ならまだしも下半期に発表の流れになると他社の兼ね合いからも微妙という感じです。
まとめ。
今回は今年のXperiaが全て下半期に発表されるとの情報が出てきたのでまとめてみました。Xperiaは途中で命名規則が変更されているためナンバリングで見ると短いですが今年は15周年。
Sony自らアピールしているくらいなのでどのようなXperiaを出してくれるのか気になるところ。
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