先日には香港版のXperia 1Ⅴを購入して開封レビューをしてみましたが、Xperiaが好きなユーザーにとっては堪らない一台になっていると思います。詳細は「Xperia 1Ⅴ 開封レビュー。ずっとこんなXperiaを待ってました」をご参照下さい。
一方で先日にはXperia 5Ⅴの香港版を購入してみましたがネットで言われている人ほど悪くない印象で、Xperiaらしさがコンパクトな筐体に上手くハマった良機種という感じです。
詳細は「Xperia 5Ⅴ 開封レビュー。シンプルで分かりやすい進化を遂げた良機種」をご参照下さい。さて今回今年の5月に正式発表される可能性があるXperia 1Ⅵの価格に関する新たな噂が出てきたので簡単にまとめたいと思います。
値上げされる可能性。
この時期にあるXperiaのリークのほとんどがフェイクの可能性があり信憑性がイマイチです。ただ興味深い噂として先日の情報からもXperia 1Ⅵでは世界初の全画角でLYTセンサーを採用。
そして今回の情報によると全画角でLYTセンサーを採用することで本体価格が値上がりする可能性。
ただ前提として自分も認識を間違っていたのですがLYTセンサー=2層トランジスタ技術を採用しているわけではないみたいで現状で確実に対応していると言えるのはXperia 1ⅤやXperia 5Ⅴが採用しているIMX888とOnePlus Openなどが採用しているLYT-T808のみです。
ちなみに海外サイトによるとLYT-T808はハード情報上ではIMX888と表示されるみたいなのでLYT-T808とIMX888は名称こそ違えど実質同じセンサーだと思われるので当たり前です。
Sonyは昨年にもっと感動を自由に表現し共有したいというコンセプトの元で開発されたLYTIAという新しいブランドを発表しており合わせてLYT900/LYT800/LYT700/LYT600/LYT500と合計5つのセンサーを発表しましたが全てのセンサーで2層トランジスタ技術が採用されているわけではなく公式発表を見る限りLYT800のみが2層トランジスタの記述がある。
ちなみにOppoの発表からもLYT-808は2層トランジスタを採用せずLYT-T808は採用とLYTが採用されていても全てのセンサーで2層トランジスタ技術を採用していないことは把握。
ただ最初に発表された5つのセンサーの時点で2層トランジスタ技術を採用していないセンサーがいると思っておらずネットの情報を鵜呑みにしていたのが完全にミスだったなと思っています。
一方で結局Sonyが発表した5つのセンサーの説明だと2層トランジスタを採用しているか明確に区別できる方法がなく混在させているのも正直ややこしいネーミングだなと思います。
ちょっと話がそれてしまいましたが事前情報と合わせてLYTセンサーを搭載するからと言って2層トランジスタ技術が採用されたセンサーとは限らない一方でLYTと新しい命名規則が採用されたセンサー=新型センサーであることに違いはないのでコストは増加する可能性。
なので値上げとなってもおかしくなく今回の情報によると10%程度値上げされる可能性がある。ただ今回の情報ではカメラセンサー部分のコストが10%程度値上げされるという意味なのか。
それともXperia 1Ⅵ自体の値段が現行モデル対比で10%値上げされるのかは不明です。とはいえ世界的なインフレなどを考慮するとスペック関係なく値上げされてもおかしくない状況。
25万円近くになる可能性。
Xperia 1Ⅲあたりだったと思いますがめちゃくちゃ本体価格が高くて$1599だったと思う。一方でXperia 1Ⅳではちょい値上げされてXperia 1Ⅴでは$1399に落ち着いている感じです。
ちなみに執筆撮影時点での為替を確認すると1ドル=約148円なので20万7071円ですがアメリカは州によって税率が異なるため税抜価格のことが多く税込で約22万8000円という感じ。
キャリアモデルが高いと言われていますがアメリカでの価格を見るとまだマシかなという印象で直販モデルに関しては20万円以下になってくるので割と良心的な価格設定なのかなと思う。
ちなみにSonyはグローバル企業ということもあり世界共通通貨であるドルベースで開発との話。そのためアメリカの価格を参考にするのが分かりやすく仮に今回の情報通り1割の値上げだと$1540前後の価格になるので執筆時点での為替で計算すると税抜で約22万8000円です。
ただ国内の税込価格で見ると25万円を超えてくる形になり折畳式機種より高い流れになる。あくまでも今回はアメリカでの価格を単純計算しているだけなので詳細は分からないですが仮に今回の情報通りであればキャリアモデルは23万円を超えてくる可能性があることになります。
とはいえアメリカで値上げの傾向にあり昨年発売されたiPhone 15 Pro Maxは最低が128GBから256GBに底上げされたこともありますが$1299に実質値上げされている感じです。
また先日正式発表されたGalaxy S24 Ultraに関しても$1299としれっと値上げされた感じです。最上位は特に価格の据え置きが厳しい状況になってきているのか値上げ傾向にあります。
なのでXperia 1Ⅵで値上げされたとしても一社だけ値上げしているわけではないので違和感なし。ちなみに執筆時点で国内においてGalaxy S24 Ultraは正式発表されていませんが$100値上げされたことを考えると最低でも1万5000円近くは値上げされておかしくないです。
なのでついに20万円を超えてくる形になり一方でAQUOSやXperiaは22万円を超えても妥当な流れ。とはいえ今回の情報にあるように10%の値上げとなるとかなりインパクトがあると思います。
アメリカで$1500を超えてくるようになるとOnePlus Openが$1699でPixel FoldやGalaxy Z Fold 5が$1799なので折畳式機種のブック型とほぼ価格差がないという感じになる。
また国内で見ても25万円近くの価格設定になるとGalaxy Z Fold 5が25万円でPixel Foldが27万円であることを考えるとほぼ価格差がないとユーザーの印象はあまり良くないように感じる。
世界情勢を考えると例え同じスペックであってもインフレなどの影響で高くなる可能性がある。その中でスペックを強化するという流れになればより値上げされてもおかしくない状況でSonyは生産台数が少ないからこそ規模の経済を活かしにくいので余計に厳しい感じです。
値上げ要因しかない。
また仮に今回の情報通りであれば全画角でLYTセンサーを採用することはカメラが刷新に。これだけでも値上げ要因になりますが一方でSnapdragon 8 Gen 3を搭載している可能性。
各社Snapdragon 8 Gen 3のコストが高いからこそシリーズを通して採用するのではなく最上位モデルのみ採用という流れで販売地域にもよりますがGalaxy S24とGalaxy S24+はExynos2400を採用してコストカットしてvivo X100やOppo Find X7はDimensity9300を搭載。
一方でGalaxy S24 UltraやOppo Find X7 Ultraは発売地域関係なくSnapdragon 8 Gen 3を搭載しておりコストカットが非常にしにくい状況だと思います。
Sonyに関しては発売地域でSoCを変えることもなくシリーズでSoCを変えることもなくフラッグシップは基本Snapdragonを採用しているのでコストカットは非常にしにくいです。
Snapdragon 8 Gen 2対比でSnapdragon 8 Gen 3のコストは僅かに高いと言われている。そのためSoCを変えるだけでもコストが増加するのでこれだけでも値上げされてもおかしくない。
その他目立った進化がないとしてもカメラとSoCだけでも値上げされる要因が強めです。ただ個人的には価格抑制を意識しすぎて価格もスペックも中途半端になることは避けてほしい。
Sonyのコンセプトは好きな人にとことん好きになってもらえるようにと価格よりコンセプトが優先の人が多いと思うのでコンセプトに忠実にじゃない方がよほどダメージが大きいです。
何より今年のXperiaは全体的に高価格化すると思っていた方が分かりやすいかもです。Xperia 1シリーズよりもXperia 5シリーズやXperia 10シリーズなど価格も割と重視されるシリーズの方が厳し目の評価になりで特に国内のキャリアモデルの価格が怖い。
また一部噂でXperia PROシリーズが復活するとされていますがXperia Proは22万円以上でXperia PRO-Iはギリギリ20万円以内であったことを考えると仮に後継機種が出たとしても20万円を超えることはほぼ間違いないという感じで今まで以上に価格もPROになるかも。
価格が高くなるのは仕方ないですがあとはユーザーを少しでも納得させる方法の一つとしてアップデートサポート期間でせめてメジャーが3回にセキュリティ4年くらいには伸ばしてほしい。
セキュリティアップデートが5年に伸びるだけでもかなり印象が変わるので期待したいところです。
まとめ。
今回は次期Xperiaの価格に関する情報が出てきたので簡単にまとめてみました。個人的にはやはり高価格化してもSonyがやりたいことをしっかりやってほしいところです。
結局価格は変動性がある部分なので例え定価が高くてもいいのでSonyらしさを追求してほしい。
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