2つの世界初を搭載した最強カメラ。Oppo Find X7 Ultraが超欲しい理由

今年はグローバル展開に本気なのか中国版と合わせてグローバル版も合わせて発表されたOppo Find N3を購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「今年一番ヤバい奴がきた。Oppo Find N3 開封レビュー。サイズ感が最高」をご参照下さい。

一方で先日にはOppo Find N3の短期レビューをしつつアメリカを中心として発売されたOnePlus Openを購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「OnePlus Open 開封レビュー。Oppo Find N3が良すぎでつい購入」をご参照ください。

さて今回Oppoが中国においてOppo Find X7 Ultraを正式発表した上でめちゃくちゃ欲しいと思う理由について主観的にまとめたいと思います。

Snapdragon 8 Gen 3を試してみたい。

まず一つ目の理由として今年のフラッグシップモデルの命運を占うSnapdragon 8 Gen 3を搭載。2022年の時はvivo X90 Pro+がSnapdragon 8 Gen 2を搭載していたためいち早く試せた。

ただvivo X100シリーズはDimendity9300を搭載しておりvivo X100 Pro+は発表されず。そのため個人的にはOppo Find X7 Ultraが初のSnapdragon 8 Gen 3搭載機種になるかも。

Xiaomi 14シリーズのベンチマークスコアなどを見ていると内部温度も非常に高温になり一部個体はテスト途中で強制終了になったとの話もあり発熱が危惧されている印象を受けます。

ただ直近のXiaomiを見ていると放熱重視の発熱対策という感じで負荷をかけると内部温度は50度近くまで上がることも多いですがパフォーマンスの持続性はそれなりに優秀という感じ。

なのでXiaomi 14シリーズの結果だけでは判断できずとりあえず自分でもまずは試してみたい。Oppo Find X7はコストカットのためかDimendity9300なのでそこまで興味がないですがOppo Find X7 UltraはSnapdragon 8 Gen 3を搭載と今年の最上位にふさわしい感じ。

またOppo Find X7 Ultraのチューニングは今年の下半期に登場するOppo Find N4の仕上がりにも影響してくる可能性があるのでとりあえず試してみたいという気持ちが強いです。

今までOppoのフラッグシップモデルを使ったことがないのでSoC関係なく試したいのもある。ただ一方で気になる部分としては発熱もそうですがバッテリー容量が5000mAhであることです。

2023年で見れば5000mAhもあれば十分でしたがvivo X100 Proなど5000mAh以上のバッテリーを搭載している機種が増えてきている中で電池持ちがどの程度安定しているのか。

2023年はGalaxy S23 UltraやXperia 5Ⅴが抜群に電池持ちが安定している印象でしたが実質2024年モデルであるvivo X100 ProはGalaxy S23 Ultra以上の電池持ちを実現。

どんどんフラッグシップモデルの電池持ちが良くなっている中でどこまで安定しているのか試したい気持ちが強くSnapdragon 8 Gen 3搭載機種を何機種か使えば全体像も見えるかも。

今までOppo製品は折畳式機種しか使ったことがないのでフラッグシップの安定性を試したいところ。

LYT-900の実力を試してみたい。

次に2つ目の理由としてはやはり最大の特徴でもるカメラでLYT-900の実力を知りたいところ。2022年から2023年はメインカメラセンサーにIMX989を採用する機種が一気に増えた印象。

国内では1インチの大型センサーを搭載しているのはAQUOS Rシリーズの最上位くらいであまりピンとこない感じですが中華メーカーを中心に今や1インチセンサーは当たり前の感じ。

一方で2023年にXperia 1Ⅴが世界初の2層トランジスタ技術を採用したIMX888を搭載した。従来フォトダイオードが光量を取り込みトランジスタが画像処理するという流れでした。

ただより多くの光量を取り込めるようにフォトダイオードを拡大するとトランジスタが小さくなる。一方で画像処理を向上させようとトランジスタを拡大するとフォトダイオードが小型化する。

このジレンマを改善するためにSonyはフォトダイオードとトランジスタを別々の2層に分離。その結果どちらも拡大することに成功してより明るくノイズが少なく撮影できるようになった。

さらにセンサー自体が大きくなるわけではないのでカメラスペースを節約しつつ描写力を改善。

すでにOppoはOppo Find N3でLYT-T808を採用するなどSonyの新しいセンサーの採用に積極的。LYTセンサーは1インチのような大型センサーでなくても1インチ相当の描写力があるメリット。

一方でOppo Find X7 Ultraのメインカメラセンサーは1インチのLYT-900を世界初で搭載。ざっくり言ってしまえばIMX989の2層トランジスタ版という感じでまさに鬼に金棒です。

今後Xiaomi 14 Ultraやvivo X100 Pro+も搭載すると予測されているので試しておきたい。

スペックで考えれば1インチ以上の描写力がある上でSnapdragon 8 Gen 3で画像処理が底上げ。カメラが強いスマホが好きな自分にとって世界初の搭載機種だからこそ試さないわけにいかない。

そしてOppo Find X7 Ultraにはもう一つの世界初がありそれがデュアルペリスコープを搭載。iPhone 15 Pro Maxではペリスコープに近いテトラプリズム機構をようやく採用したばかり。

多くのAndroidの最上位はペリスコープを搭載している中2つ搭載したのはいい意味でおかしい。

一つはIMX890でセンサーサイズが1/1.56インチと望遠にしてはかなり大きめで光学2.7倍に対応。そしてもう一つがIMX858は1/2.51インチで光学6倍のズーム撮影に対応している感じです。

光学6倍の方が特別という感じはありませんが光学2.7倍の方は望遠としてはかなり強めです。

また今回の正式発表をみる限りOppoはポートレート撮影にもかなり力を入れている印象です。Oppo Find N3は2023年に買った機種の中で個人的に最も良かった機種だと思っていますが唯一残念な部分としてはポートレートで被写体に寄りにくくフォーカス精度も甘めという感じ。

ただフラッグシップとなるOppo Find X7 Ultraではどの程度撮れるのか試してみたい。自分はポートレート撮影をかなり重要視しており現時点でvivo X100 Proが最高に感じる。

この中でOppo Find X7 Ultraがどこまでのポートレート撮影をできるのか非常に楽しみです。またPVを見ている限り動体の撮影にもかなり力を入れているようなので非常に楽しみです。

明るく見やすいディスプレイ。

そして3つ目としてディスプレイ輝度が他の機種と比較しても大幅に底上げされていること。ディスプレイスペックで見れば6.8インチに表示解像度は2Kと十分なスペックに感じます。

逆に言えば各社の最上位モデルと比較すれば特別なスペックでもなく言ってしまえば普通です。ただ年々ディスプレイ輝度が底上げされていることも影響しているのか表示解像度よりもディスプレイ輝度の方が単純にみやすさに直結しており屋内でも印象が大きく変わる。

ちなみに海外サイトのディスプレイテストを参考にするとOppo Find N3のピーク輝度は2800nitsに対して自動調節では1300nits程度しか出ていないことが判明しています。

ピーク輝度と比較すると半分以下という感じで物足りないですが屋内でも他の機種より明るいです。結局重要なのはピーク輝度ではなく平均値の方でどの程度の明るさが出ているかが重要です。

Oppo Find N3ですら明るく感じたことからもOppo Find X7 Ultraではさらに見やすい可能性。ちなみにディスプレイを以前より大々的にアピールしていたこともありピーク輝度で4500nitsです。

現時点でHDR表示や高輝度モードでどの程度明るくなのか不明ですがかなり明るいかも。ちなみに直近で使っているvivo X100 Proは最大輝度で3000nitsで自動調節で1400nits程度。

十分に見やすいですがOppo Find N3と比較すると暗いなと感じることが地味に多いです。ディスプレイの色味なども関係してくる可能性がありますがスペックだと意外に分からない部分。

個人的にはiPhone 15 Pro MaxやGalaxy S23 UltaやOppo Find N3は明るいと感じる。一方でPixel 8シリーズは暗いと感じることもないですが明るいと感じることもない印象です。

Oppo Find N3のディスプレイが見やすかったからこそOppo Find X7 Ultraを試してみたい。

スピーカー性能が気になる。

そして最後に4つ目としてスピーカーで一応デュアルステレオスピーカーを搭載している。またフラッグシップなら当たり前とも言えますがDolby Atmosにもしっかり対応しています。

少なくともデュアルフロントスピーカーではないのでXperiaのようなバランスはないはず。自分のお気にいりであるXperiaのスピーカーのようにはならないと思いますがその他で見ると割とマシな可能性もありOppo Find N3は折畳式機種の中で見ればかなり安定している方です。

トリプルステレオスピーカーで音量も大きい割には音のバランスも比較的安定している印象Xperiaを除くとGalaxyはフラッグシップでも折畳式機種でも安定している印象を受けますが中華メーカーでみると音量でごまかしている感じで自分が好きなvivoで見るとスカスカです。

その中でOppo Find N3が比較的に安定しているように感じるからこそ非常に楽しみに感じます。もちろん当たり前ですが実際に使ってみないと不明な部分も地味にあるという感じです。

先ほどの話とも重複しますがカメラやスピーカーは見掛け倒しの可能性も十分にありえます。ただ本体価格が前モデル対比で据え置きになっていることもあり決して高くないのも良い。

今年初めて購入する機種としては非常に魅力的で何よりカメラが楽しみという感じです。

まとめ。

今回は正式発表されたばかりのOppo Find X7 Ultraが欲しい理由についてまとめてみました。現時点での情報だと残念なことにOppo Find X7 Ultraは中国市場限定との話です。

日本での発売を期待する前にまずはグローバル市場でも発売してほしいところですが何とも。とはいえ中国版でもHuaweiのように癖が強すぎるわけではないので非常に楽しみです。

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