先日には香港版のXperia 1Ⅴを購入して開封レビューをしてみましたが、Xperiaが好きなユーザーにとっては堪らない一台になっていると思います。詳細は「Xperia 1Ⅴ 開封レビュー。ずっとこんなXperiaを待ってました」をご参照下さい。
一方で先日にはXperia 5Ⅴの香港版を購入してみましたがネットで言われている人ほど悪くない印象で、Xperiaらしさがコンパクトな筐体に上手くハマった良機種という感じです。
詳細は「Xperia 5Ⅴ 開封レビュー。シンプルで分かりやすい進化を遂げた良機種」をご参照下さい。さて今回次期Xperiaでは次世代のUnder Display Cameraを搭載するとのリークが出てきたので簡単にまとめたいと思います。
ブランド名が変更される可能性。
Xperiaに関しては海外の有名なリーカーが情報を追っている印象はなく正式発表直前の時期にようやく確度が高い情報が出てきますがそれまでの間の情報はフェイクが非常に多い。
またXperia自体中国で開発されていないのに中国発のリークが多く信憑性に欠ける感じです。今回の情報も正直信憑性は何とも言えない感じなので予めご了承下さい。まず一つ目として2024年に登場する次期Xperiaからブランド名が変更されるという噂です。
これは中国のweiboにおいて有名なリーカーが2008年から2023年までの間で最も良かったXperiaはなんだったかという投稿が起点となっておりそもそもリーク情報ではない可能性も。
この投稿は大きく2つの捉え方ができ一つ目としては単純に今までのXperiaの中でリーカーにとってどのXperiaが良かったのかという捉え方でこの場合はリークではないです。
そして2つ目としてはリーカーがこのタイミングでこのような投稿をするということは2023年でXperiaのブランドが終了して2024年から新しいブランドに変更という捉え方。
2つ目の捉え方をしている人が多く界隈で話題となっていますが個人的には一つ目だと思います。スマホメーカーでブランド名を変更することは認知度もリセットされるリスクがあります。
例えば一部情報によるとSamsungは2024年から自社SoCのブランド名をExynosからDreamに変更するとの予測がありますがSoCが変わったとしてもGalaxyが変わるわけではないのでユーザーの認知度にそこまで影響はない。
一方でフラッグシップモデルのブランド名が変更された分かりやすい例としてはGoogleで日本でも発売されていましたが以前はNexusでした。今はPixelにリブランドされましたがこれはLGとHTCへの委託体制を変更したからとの話。
国内でみるPixelはPixel 3シリーズから発売されましたがそもそもなぜ3からなのか。そして何より一般ユーザーから見ればNexusとPixelが同じメーカーだと思っていないかも。
何よりSonyが今後新たなブランドを追加するなら分かりますがXperiaを捨てるのは相当リスク。国内ではSonyという絶対的なブランドがあるのでどうにかなるかもしれませんが海外では厳しい。
個人的にはXperiaのブランドは継続されると思っていますが命名規則が変更されるか何とも。命名規則が変更されるだけでもユーザーは混乱するのでリスクがあるといえばリスクがある。
他にリブランドされるという情報がないので現時点では肯定も否定も出来ない状況にあります。ただXperiaのブランド名を捨てることになればSonyは市場でさらにシェアを落とす可能性。
デザインを刷新に?
そして次に2025年の話になるとしていますがSonyは次世代のUnder Display Cameraを開発中との話。SonyはXperia 1を発表した際にトレンドとなっていたパンチホールデザインを含めたノッチデザインはコンテンツの邪魔になるということからもで採用しないことを明言。
またコンテンツを最大限活かすために対応コンテンツを少ないとはいえアスペクト比21:9を採用。少なくとも現状のコンセプトを継続した上でベゼルレス化をするならUnder Display Cameraを採用していくという流れですが一時期採用機種が増えたとはいえ現時点でもかなり限定的。
国内で発売されている最新機種でみればGalaxy Z Fold 5のメインディスプレイという感じです。ただSamsungとしても理想としているインカメラの画質を実現出来ていないことに加え製造上のコストからも売れ筋であるGalaxy Sシリーズにすら搭載出来ない状況にあります。
もちろん発展途上の技術のため2年後にどうなっているのか不明ですがXperiaのディスプレイはSamsung製を採用しているのでSamsungの技術力ありきでインカメラセンサーだけでは無理。
ちなみに一部情報によると2025年に登場するSamsungの新しいディスプレイ技術で大幅にUnder Display Cameraが改善すると言われていますがSonyが積極的に採用するのか。
新しい技術を積極的に採用してくれるのはユーザーとしては嬉しい反面コストが増加する可能性。となるとその時の為替次第の面もありますが現行モデルよりさらに本体価格が高くなる可能性。
またベゼルをよりスリム化させたとしてもデザイン上のメリット以外にあまりメリットがない。Xperiaの場合は上下にスピーカーを搭載しているためベゼル部分は最低限必要という感じ。
なのでフルステージステレオスピーカーを継続する限りベゼルレスにあまりメリットがないです。ちなみにAppleは2026年に登場するiPhoneでUnder Display Cameraを搭載する可能性。
iPhoneの場合は赤外線センサーなどFace IDに必要な各種センサーも埋め込む必要がある。またAppleの求めるハードルが相当高いことからも難しいと言われていますが開発を進めている。
以前のノッチデザインと比較すれば現行モデルはスリムになりましたがAndroidと同じパンチホールデザインを採用していることに違いはないのでAppleとしてスリム化させたいのかも。
何よりSonyがXperiaで採用できるのか不明ですが大きな転換期になる可能性があります。
サポート期間の拡張は期待できず。
また次期Xperiaに関係してくるか微妙なところですがSonyがAOSPに近い素のAndroidを採用する理由としてはコストカットの側面が強いとされており今後も継続する可能性があること。
さらに独自カスタマイズを最低限にすることでアップデートの際の調整工程が減ります。そのため他のメーカーより工数を減らすことができるのでアップデートの配信時期を早くできる。
Sonyが純正アルバムアプリやキーボードアプリを廃止したのもこの一環の可能性がある。2023年のAndroid14に関してXperia 1ⅤとXperia 10Ⅴは昨年対比でかなり前倒しに。
そのため2024年も問題なければアップデートの迅速な対応について積極的になる可能性もある。一方でアップデートサポート期間の拡張に関してはコストの問題に直結するので難しいところ。
Sonyがどこの市場を基準にアップデートサポート期間を決定しているのか定かではない。ただフラッグシップモデルのメジャーアップデートが2年でセキュリティが最大3年であることから日本市場に合わせている可能性がありキャリアのプログラム利用を想定しているように感じます。
ちなみに最近auが明らかにしたデータとして分割支払いを選択する84%近くのユーザーはプログラムを利用するとしています。そして分割支払いを選択する人は全体の9割とされており少なくとも国内市場のほとんどのユーザーがキャリアのプログラム利用していることに。
なので直販版を購入する人やキャリアで一括購入する人に分割支払いを利用したとしてもプログラムを利用しない人は圧倒的少数派で多くのユーザーは2年以上使わないのかもしれません。
ちなみにキャリアも全ての機種でプログラムの利用が出来なかったと思うのでローエンドを購入するユーザー層が逆に2年以上使う感じでXperiaで見るとXperia Aceを購入する層が2年以上でXperia 10シリーズ以上のモデルを購入する人は2年が一つの目安になるのかも。
だからこそSonyは余計なコストをかけたくなくてサポート期間の拡張に消極的なのかもです。2024年はどうなるか不明ですがせめてメジャーアップデートを3回にして最大3年にしてほしい。
ただプレミアムモデルであるXperia 1が上半期に発売されレギュラーであるXperia 5が下半期と発売時期のずれから同じく3回にすると対応バージョンが異なりネックになるのかも。
まとめ。
今回は次期Xperiaに関する新たなリーク情報が出てきたのでまとめてみました。おそらく次期Xperiaで確度の高いリーク情報が出てくるとすれば3月頃にデザインという感じ。
ただこれも例年と同じく5月頃に正式発表されるのであればという感じで何とも言えないです。2024年はデザインや命名規則が刷新されることがあるのか今から非常に楽しみです。
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