先日にはシンガポール版のGalaxy Z Flip 5を購入したので開封レビューをしてみました。詳細は「Galaxy Z Flip 5 開封レビュー。世界で最も売れる折畳式機種」をご参照下さい。
さらに今年Samsungにとって主力機種であるGalaxy Z Fold 5を購入しましたが、やはり折畳式機種の中でカスタマイズ性はピカイチという感じです。詳細「Galaxy Z Fold 5 開封レビュー。現行デザイン集大成に相応しい見事な完成度」をご参照下さい。
さて今回は2024年に登場するGalaxy Z Fold 6ではデザインが大刷新になる可能性が出てきたので簡単にまとめたいと思います。
市場シェアが急速に減少。
個人的には折畳式機種が大好きなので絶対チェックをはずせないのがSamsungのGalaxy Zです。ただフリップ型に興味がないことからもブック型となるとGalaxy Z Foldシリーズの一択に。
一方で現行モデルであるGalaxy Z Fold 5で見るとソフトは流石の完成度という感じですがハードは気に入らない部分があり例えばサブディスプレイのアスペクト比が23:9と縦長過ぎ。
コンテンツが見にくいことに加え文字入力はかなりしにくくどんなにソフトが優れていてもハードのデメリットをカバーするのは限界があり自分の好みに合わないという感じです。
また今までグローバル市場ではGalaxy Zシリーズ以外のまともな選択肢がないという感じでした。ただOppoやGoogleにHonorなどがグローバル展開してきたことからも流れが変わってきたこと。
DSCCによると2023年第3四半期における折畳式機種市場の売上は絶好調であることに言及。
まず2023年第2四半期と比較した場合に215%の成長で前年同期比で16%としっかりと成長。ちなみに今まで四半期別で最高の出荷台数が610万台だったのに対して今年は700万台を過去最高。
合わせて第3四半期におけるメーカー別のシェアを確認するとSamsungが1位でシェアは72%です。そして2位に9%でHuaweiで3位に8%のHonorと中華メーカーが勢いをみせている感じです。
第3四半期はGalaxy Z Fold 5とGalaxy Z Flip 5が発売されておりSamsungは勢いをつけやすいですが2022年第3四半期においてシェアが86%であったことを考えるとシェア減少。
逆に言うと今後70%以上のシェアを獲得するのが難しくなってきている可能性があります。そしてDSCCが2023年第4四半期の市場データを推計しており出荷台数は第3四半期対比で35%の減少と厳し目になる一方で前年同期比で47%の成長と確実に成長する可能性があります。
少なくとも推計だけで見ればGalaxy Zシリーズによる出荷台数の牽引はこれ以上厳しい。ただより多くのメーカーが展開することで四半期問わず全体的に売れるという感じに見える。
一方で2023年第4四半期のメーカー別シェアでみると推計ですがSamsungは42%まで減少。ちなみに前年同期で82%のシェアを獲得していたことを考えると1年でシェアが約半減に。
そして2位はHuaweiで21%で3位はHonorで19%と中華勢に大きく押される可能性があること。Honorは2024年第1四半期にHonor Magic V2をグローバル展開することを明らかに。
また現時点Huawei Mate X5がグローバル展開されるか不明ですが従来通りであれば期待できる。現時点でこのシェアはほぼ中国市場のみでのシェアなのでグローバル展開が加わるとSamsungは2024年の最初から厳しい可能性がある。
ちなみに第3四半期の機種別でみるとGalaxy Z Flip 5が46%と圧倒的ですが第4四半期になると20%ちょいと大幅に減少。そのためHuawei Mate X5にHonor Magic V2でどんぐりの背比べという感じになる。
Samsungが勝手に自滅しただけなのか他社が頑張った結果なのかSamsungの独壇場はほぼ終了。
何より薄型化が最優先。
流石にSamsungもテコ入れをしないとやばいと思っているのかデザインが刷新される可能性。あくまでも現時点であるリークを情報が元になりますが一つ目としては薄型化に注力。
Galaxy Z Fold 4対比でGalaxy Z Fold 5では薄型化されたとはいえ薄いとは言えず折り畳んだ時の隙間がほとんどなり折り畳んだと時の厚みが一般的になった感じです。
折り畳んだ時の厚みだけで見れば後発であるPixel Foldよりあるのでまだまだ劣ります。一方でPixel Foldですら中華勢と比較すると劣りHonor Magic V2で見れば僅か10mmです。
たかが3mmと感じるかもしれませんが実際に比較して見ると印象が違い持った感じも違います。
今回の情報によるとSamsungはHuaweiの機種を見た時に衝撃を受けたとされています。Samsungがどの世代の機種を見て衝撃を受けたのか不明ですが薄型化をより意識するように。
そのため犠牲になるのがS-Penの内蔵でGalaxy Z Fold 6でも見送られたとの話。Galaxy S23 UltraなどS-Penを内蔵している機種を見ると本体の厚みはほとんど変わらず。
S-Pen自体を薄型化/小型化すれば内蔵したとしても本体ごと薄型化できるのかもしれない。ただS-Penを薄型化させるとなるとユーザーの使い勝手にも大きく影響を及ぼす可能性があるので逆に言えばS-Penを内蔵させようとなった時に本体の厚みが9mm前後が限界なのかも。
何より内部スペースに限りがある折畳式機種を薄型化させようとなった時に邪魔になる。またS-Penの需要ってどの程度あるのか不明ですがそこまで高くないのであれば内蔵は不必要。
少なくとも今回の情報通りであればS-Penの内蔵より薄型化の方が優先度が高いことに。
アスペクト比が変更に。
そして2つ目としてSamsungは様々なアスペクト比を採用したプロトタイプを開発していた。これはGalaxy Z Fold 5が正式発表される前から開発されていたことが判明しています。
ちなみにプロトタイプのパターンを見ると現行モデルのサブディスプレイが23:9に対して21:9/20:9/19:9のパターンで試されていた感じでモックの写真もリークしています。
そして今回の情報によるとSamsungは現行モデルと異なるアスペクト比を採用していたディスプレイの採用を最終確定させたとの話。今までは試験的に採用していたみたいですが最終確定したと言われておりディスプレイのアスペクト比が今後変更される可能性大。
ちなみに今回の情報ではどちらのディスプレイかとは言及していませんがメインディスプレイかサブディスプレイのどちらかを変更するのであれば必然的にもう片方も変わると思います。
Believe it or not, Samsung explored other aspect ratios for the Galaxy Z Fold 5 like these prototypes in 19.5:9, 21:9, 22:9, and 23:9#SamsungUnpacked pic.twitter.com/0uhmiPoS9D
— Ray Wong (@raywongy) July 27, 2023
つまりデザイン全体の形状が変更される可能性があり6世代目でようやく刷新という感じです。ちなみにGalaxy Z Flip 6もメインディスプレイのアスペクト比が変更されるのに合わせて大型化したばかりのサブディスプレイも変更される可能性が非常に高いとの予測。
少なくともデザイン上で見ればGalaxy Z Flip 6よりGalaxy Z Fold 6の方がインパクトあり。今回の情報ではアスペクト比の詳細には言及していませんが刷新されるなら期待したいところ。
少なくとも現行モデル以上に縦長にすることを考えにくいので使いやすくなると思います。自分のようにサブディスプレイが嫌で嫌悪していたユーザーからすれば朗報という感じだと思う。
一部スペックを推測。
また正式発表まではだいぶ先の話とはいえデザイン以外のリークを確認していくとSoCはSnapdragon 8 Gen 3を搭載する可能性。Snapdragon 8 Gen 3のコストが高いことからも昨年以上に採用機種が限定される可能性が高いと予測されており最上位モデルが中心になる。
リークに過ぎませんがOppo Find X7はDimensity9300でOppo Find X7 ProはSnapdragon 8 Gen 3を搭載など同じシリーズでも立ち位置によって搭載SoCが異なる。中華メーカーでは割と普通ですがこの流れが加速すると言われておりGalaxy S24シリーズはGalaxy S24とGalaxy S24+にExynos2400搭載モデルが存在しているとの予測。
一方で最上位であるGalaxy S24 UltraはSnapdragon 8 Gen 3搭載モデルのみの存在。
実際にGalaxy S24シリーズが正式発表されるまでは分からないですがプレミアムモデルであるGalaxy Z Fold 6でExynos2400を採用するとは考えにくく可能性があるとしてもGalaxy Z Flip 6のみがExynos2400搭載モデルが存在する可能性があるかもという感じ。
あとはGalaxy S23シリーズと同じくSnapdragon 8 Gen 3 For Galaxyがあるかどうか。そしてストレージは不明ですがRAMに関しては現行モデルから変わらない可能性があります。
一部情報によるとRAMは2024年にコストが増加すると予測されておりメーカーも躊躇。コストが増加する理由としてAIをオフラインで処理するには大容量のRAMが必要という流れ。
そのためAIの進化に合わせて今後RAMのニーズが高くなる結果高くなる可能性があるとの話。
ただGalaxy S24シリーズではAI関連機能が強化されると予測されていますが現時点だとキラーコンテンツがないことに加えコスト増加を避けるために現状維持との選択。
この流れでみるとGalaxy ZシリーズでもRAMの容量は同じ可能性が高いのではないかなと思う。また今まで以上に本体が幅広になるのであればバッテリー容量を増やせる可能性が高いこと。
そしてカメラに関してはハードの変更は全くない可能性があると予測されています。個人的にGalaxy Z Fold 5で不満に感じている部分としてはサブディスプレイとカメラ。
Galaxy Z Fold 6ではサブディスプレイが改善されるのであれば非常に興味深い存在に。
まとめ。
今回は現時点で判明しているGalaxy Z Fold 6のリーク情報をまとめてみました。Galaxy S24 Ultraは大きな進化を期待できない一方でGalaxy Z Fold 6は期待できる。国内でみると折畳式機種の選択肢が少ないからこそGalaxy Z Fold 6に期待したくなります。
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